ちゃんと知ってる?「結婚祝い」について

結婚祝いはその名の通り、”結婚する2人を祝して贈る品”を指します。人生の中でも特に華やかなライフイベントである結婚は、主役である2人にとって新たな生活のスタート地点とも言えます。夢の結婚生活を始める2人に「いつまでもお幸せに!」と気持ちを込めて贈るのが”結婚祝い”なのです。
結婚祝いの渡し方・贈り方の基本ルール
■渡し方は吉日の午前中に手渡しがベスト♪
昔から六曜という考え方を基に慶事や弔事を行ってきた日本では、結婚祝いの贈り物も”吉日の午前中に渡す”のが良いとされてきました。
できれば直接相手へ手渡しできるのがベストですが、なかなかお互いの都合が付かない場合は宅配便で送りましょう。その際は結婚式よりも前に届くよう配慮が必要です。最近では六曜に対する考え方も人それぞれなので、お互いに直接会える日があるなら是非手渡ししてお祝いすれば喜びも大きいはず♪
■お祝い金を贈る場合は現金書留を利用して
結婚祝いとして現金を包む場合、遠方に住んでいると直接手渡すことが難しいですよね。そんな時には郵便局の現金書留を利用しましょう。現金を包んだご祝儀袋ごと書留用封筒に入れて送れば、しっかり本人確認の元相手へ届けてくれます。普通郵便やメール便に現金を入れることは禁止されているので注意してくださいね。
結婚式への参加の有無で「結婚祝い」の内容と贈るタイミングが変わる
結婚祝いと一言で言っても、ただ単にギフトを贈ればいいという訳ではありません。一般的には、結婚式や披露宴に参加するかしないかによって結婚祝いの内容が変わってきます。ここでは、結婚式に出席する場合と欠席する場合のケース別に詳しく説明していきます。ご自身がどのケースに当てはまるのか確認しながら、しっかりと結婚祝いの内容について確認していきましょう。
■結婚式に出席する場合には「ご祝儀」として結婚祝いを
新郎新婦から結婚式や披露宴の招待を頂き、その式に出席する場合のケースがこちら。この場合には、式当日に会場受付をする際にご祝儀として現金を包み結婚祝いとするのが一般的です。
結婚祝いのギフトを贈りたいときは?
ただし、思い入れのある友人で、ご祝儀とは別に個別で何かギフトを贈りたいという方もいることでしょう。
もちろんご祝儀とは別に結婚祝いのギフトを贈っても全く問題ないのですが、その際には、式当日にはプレゼントを渡すことはマナー違反になるので注意しましょう。当日は新郎新婦さん側もドタバタと忙しく、プレゼントを渡しても邪魔になるだけです。式が終わってからプレゼントを郵送したり、直接伺って手渡しがいいでしょう。
■結婚式に出席しない場合には結婚祝いの「ギフト」を
結婚式に参加しない場合の代表的なケースがこちら。
・結婚式に招待されたけどやむを得ず欠席する場合
・結婚式に招待されなかった場合
・結婚式や披露宴自体行われない場合
このような場合には、現金(ご祝儀)を現金書留で贈るか、結婚祝いのギフトを贈るかを選択することが可能です。
結婚式を欠席する場合の結婚祝いを贈るタイミング
結婚式・披露宴に招待されたけれども、欠席する場合には結婚式までに結婚祝いを贈ることが一般的です。ほとんどのケースでは式の1か月~2か月前までに手配するのがマナーとされています。
結婚式に招待されなかった場合の結婚祝いを贈るタイミング
親族だけの結婚式が行われるために、式に招待されないこともあるでしょう。その場合には、結婚式が終了してから1か月以内に結婚祝いを手配するようにしましょう。
結婚式をしない場合の結婚祝いを贈るタイミング
入籍を行うだけで結婚式を行わずにカジュアルに食事会を行うだけのカップルや、結婚式の予定自体が未定のカップルもいることでしょう。そんな時には、結婚報告を受けてから1か月以内に結婚祝いを手配しましょう。
【関係性別】結婚祝いの相場について
結婚祝いの予算設定ですが、「思った以上に難しいかった!」という体験談が良く聞こえてくる箇所でもあります。なぜならば、贈る相手によって金額が変わってくるのはもちろん、どれだけ相手の方と距離が近いか、どのくらい思い入れがあるかによって、金額に差が出てくるから。
【一般的な相場一覧】
・親族…30,000円~100,000円
・友人…10,000円~20,000円
・仕事関係の方…30,000円
こちらはあくまでも一般的な相場で、この金額をベースにそれぞれの関係性をみながら金額を決定する必要があります。親族でも兄弟・いとこでは金額が変わりますし、仕事関係の方であれば、上司や部下でまた金額が変わってくるということがポイントです。
それぞれのケース別に詳しく予算を紹介している下記の記事を是非とも参考にしてみてください。
定番中の定番♡喜ばれる結婚祝いの傾向
「なんとしても結婚祝いを成功させたい!」と思ったら、喜ばれる結婚祝い品の傾向をさっそくリサーチ!相手の好みや趣味を思い出しながら、どんなギフトが最適か考えてみましょう。サプライズ感を演出するため、さりげなく欲しい物や好みを聞き出すのも◎
こちらでは、結婚祝いの人気ランキングで必ず顔を出すような、定番中のアイテムをカテゴリー別にご紹介します。
■キッチン用品やインテリア雑貨など”新生活”のイメージが沸く「生活用品」
結婚祝いの定番といえばやはり、キッチン用品やインテリア雑貨など”ふたりの新生活”にふさわしいアイテムたち。おしゃれなカッティングボードやコーヒードリッパーなど、見た目にも楽しめるデザインを選ぶのがポイント。
傘スタンドや掛け時計など、「欲しくなるようなおしゃれデザインは高い物ばかり…」と本人たちが諦めていたアイテムも狙い目!オリジナリティーを出すために名入れサービスを利用して世界に一つだけのギフトセットにしても素敵です♡