ベトナムのお土産おすすめ11選！厳選アイテムに番外編も

訪れる地域によってさまざまな表情を見せてくれるベトナム。旅先で食べたあの味や、おしゃれな食器や刺繍小物や雑貨など買い求めたいものはたくさんあると思います。またお値段も日本に比べてリーズナブルなので、ついつい大人買いしてしまいそうな予感も。

そうならないためには、ある程度「これがいいな」と事前に決めておくことも賢いお買い物の方法。帰国してから「これ必要なかったな」とか「買い過ぎちゃった」なんてことも回避できますし、貴重な旅時間を無駄にしないですみますね。ぜひ効率的なお土産選びの参考にしてみてください。

ホーチミン、ハノイ、ホイアンに行かれる方は以下もチェック！

食品から生活雑貨まで豊富なベトナムのお土産物。さっそく定番から人気のお土産をご紹介していきましょう。地域によって訪れるお店も異なってくるかと思いますが、お土産品としてどういったものが人気なのか、どこのブランドをチェックすべきなのかなど、お土産選びの参考になれば幸いです。

フランス人のステファン・エロア氏がベトナムで立ち上げたAzial（アジアル）。フランスの洗練されたセンスを纏い、100％ナチュラル素材を使用した商品が特徴のオーガニックコスメブランドです。

中でも一番の人気は元祖美魔女と呼ばれた水谷雅子さんが雑誌「美ST」で推薦したブラック＆ホワイトセサミのダブルソープ 。訪れる日本人がこぞって購入するお土産として大人気の石けんです。

アジアルの石けんで一番人気のブラック＆ホワイトセサミのダブルソープは、洗いあがりが突っ張らずゴマのスクラブで優しくターンオーバーを促してくれると評判の一品。種類は全部で4種類。50g・100ｇ・150gとサイズがあり、日本で販売される半分ほどの価格で手に入るので、お土産に頼まれる方も多い商品です。

※アジアルを取り扱うお店としてはハノイの日系のお土産屋さん「ajisai」、ホーチミンのベトナム雑貨店「COCO」などが有名。ajisaiは日本語の話せるスタッフもいるので気軽にお買い物もできます。

ベトナムのカカオは世界で1％ほどの生産量しかない規模ですが、その品質の高さは世界の名だたるチョコレートメーカーがこぞって注目する国。そのベトナムの南部・ベンチェーで栽培されたトリニタイリオ種のカカオ豆を使用したフェヴァのチョコレートは、高品質な素材とフランスのショコラティエのノウハウが反映され希少価値大。

カラフルで洗練されたパッケージも喜ばれます。

フェヴァのチョコレートは全18種類。一口サイズのチョコはお好きな種類をボックスに詰められるので贈る相手によって味を選べます。中でもベトナム産の黒コショウや白コショウが入ったちょっぴりスパイシーな味が「ベトナムらしい」と人気でお土産に好評。

溶けるのが心配、という方にはロゴ入りの保冷バッグも販売されています。空港にも置いてありますが直営店の方が価格は安く、味見をしながらゆっくりと選ぶことができます。

ベトナムでは朝食で食べられるフォー。ベトナムの本場のフォーを味わい、感動して帰国する方も多い人気の料理です。購入した麺で自分で作るのもいいですが、やはり手軽に本格的なフォーを楽しみたい方には断然インスタントフォーがおすすめ。

スーツケースにパッキングするときも軽くて持ち運びやすくばらまき用お土産にはバッチリ。家族や親しい友人におすすめします。

通常のスーパーで購入可能なインスタントフォー。数あるメーカーの中でもおすすめは「VIFON( ビフォン)」。特に「Hoàng Gia（ホアンザー）」シリーズは、他と比較して麺のコシと味、レトルトパックの具が充実していると高評価。通常のものよりは若干高め(日本円で約67円)ですが、ぜひ現地で食べたあの味を再現すべくお土産にしてみてくださいね。

ベトナムで女性に人気のお土産と言えば、ズバリ「布小物」です。現地で布を選んで洋服を採寸して作る方もいらっしゃるでしょう。ストールやバッグ、ポーチ、ランチョンマットやコースターなど種類が豊富でカラフル、とにかく可愛いものがいっぱい。

凝った刺繍を施した小物も人気で「イニシャル入りハンカチ」などは、お土産として特別感もありリーズナブルに手に入ります。

布雑貨を取り扱うお店はどの地域にもたくさん軒を連ねています。日本人に良く知られる雑貨屋さんは価格帯も若干お高めですが、日本語のできるスタッフがいたり日本語表示があったりとその点は安心かもしれません。

高級シルクを使用した下着用ポーチや、ちょっとしたパーティーにも使えるゴージャスな刺繍を施したクラッチバッグ、南国プリントの鮮やかなストールなど相手に合わせたお土産を楽しくお買い物してみてください。

ハノイの有名なバッチャン焼きや、素朴で温かみのあるソンべ焼きなどベトナムには素敵な陶器がたくさん揃っています。昔ながらの伝統的な製法にヨーロッパのデザイナーさんがデザインした食器などもあり、どの街に行ってもその種類の多さに目移りしてしまうほどです。食器は重いからお土産には…という方にはかさばらない箸置きやコースターなどがおすすめ。

ベトナム在住者にも人気のamai(アマイ)の食器。バッチャン焼きに代表されるカラフルな「ザ・ベトナム」的な食器もかわいいのですが、アマイの食器はカラーもデザインも他の食器ともなじみやすく、食器洗い乾燥機OK、重ねて収納できるので使いやすくておすすめです。オランダとベルギーのデザイナーが作る洗練されたおしゃれな食器が揃っていますので、ぜひ足を運んでみてください。

2人のフランス人がベトナムのカカオの素晴らしさに感動し立ち上げたブランド「メゾン マルゥ」。ベトナム産のカカオとサトウキビから作られたダークチョコレートです。その独特の苦みや円やかな味わいは、国際チョコレートアワードをはじめ世界で数々の賞を受賞。日本で購入すれば2倍ほどもする高級チョコレートをお安くゲットしてぜひお土産に。

空港でも種類は少ないですが購入は可能。でもせっかくならホーチミンにあるカフェ併設のチョコレートショップに足を運んでください。チョコレートを使用したデザートやドリンクで世界の注目するマルゥの味をじっくりと味わって。

お土産用のチョコレートの種類も揃っています。ちなみに日本人に人気は「女性がご褒美に食べたいチョコレート10品」に選ばれた水色パッケージの「ラムドン」です。

ベトナムと言えばコーヒー、と思われる方も多いですが、国花であるハスの花を使ったロータスティー(ハス茶)もベトナム発祥。かの楊貴妃も愛したと言われる美の薬草茶は、デトックス効果があって美肌とダイエットに効果的と日本でも女性に人気のお茶です。ほんのり甘い香りのするハス茶はハーブティーの好きな方をはじめ女性へのお土産におすすめです。

現地の方も好んで飲むハス茶は、リーズナブルなものならだいたいどのスーパーでも入手可能。少し本格的なお茶をお土産にしたい方は、専門店へ足を運ぶのも良いですね。

ホーチミンにある現地の方や在住歴の長い日本人にも人気の「Phuc Long（フックロン）」は、ベトナム産のオーガニックティーとコーヒー豆を提供する専門店。試飲もできますが、カフェも併設しているのでここでじっくり味わってからのお土産選びも良さそうです。

布小物と同様、プラかご（プラスチックバスケット）もベトナムに行ったら買って帰りたい雑貨のお土産。プラスチックテープを編んで作られたかごバッグは、とても軽くて丈夫、濡れてもOKなので普段使いやピクニックにビーチ、プールにとガンガン使いたい夏の必須アイテムに。

ベトナムでは日常に洗濯物や買い物かごなど家事に利用する雑貨として使われるプラかごですが、アイデアしだいで活用度は高そうですね。

豊富なカラーとパターンによって、キュートなイメージから大人っぽいもの、着物でも持てるような竹かご風のものもあって、普段使いやインテリアにも使えそう。露店などでも多くみられますが、専門店で買う方がよりしっかりした作りの物が多いのは覚えておきたいところです。

ホーチミンの「Happer’s （ハッパーズ）」は、日本語も通じてオーダーメイドの受付も可能。お土産はもちろん自分への特別な一品を作ってもらうの良いですね。

塩胡椒にライムをひと絞り、というのがベトナムの料理ではよく見られる味付け。これ1本で普段の料理も一気にベトナム風になる人気のお土産が「ライム塩胡椒（Muoi Tieu Chanh）」です。どのスーパーでも購入可能で、メーカーにもよりますが1本40～100円ほどのお値段もばらまき用お土産としてお財布に優しいのも嬉しいです。

現地では基本魚介類の焼き物・蒸し物に使われているライム塩胡椒。魚介類への相性は抜群ですが、その他蒸し鳥や蒸し野菜、天ぷらなどの油ものにもさっぱりと頂けておいしいです。自分だけのオリジナルな使い方を発見するのも楽しそう。アジア系料理の好きな方や、お料理好きの方への小さなお土産として喜ばれる調味料です。

フランスの統治下にあったベトナム。フランスから持ち込まれたコーヒー・お茶文化はあちこちにあるカフェから深くベトナムに根付いているのがわかります。それに濃くて甘～いベトナムコーヒーは、なんだかクセになってしまう味ですよね。

そんなコーヒーはお土産には持ち帰りやすくこちらも定番のお土産。粉状のものからインスタントコーヒー、フレーバーコーヒーに缶コーヒーまでインスピレーションに任せて買ってみるのも面白いかも。

お土産に代表されるメーカーは二つ。高級カフェチェーンで知られる「Trung Nguyen（チェングエン）」は、ベトナムでも高級品とされるアラビカ種を使用したコーヒー豆が観光客に人気。それと比較して「Highlands (ハイランズ)」は比較的カジュアルでお値段も手ごろ、万人受けする味が現地の方にも人気です。

どちらも市場やスーパー、百貨店などで手に入り、コーヒー豆やドリップコーヒーなど種類も豊富です。豆とベトナムコーヒードリッパーが一緒になったギフト用も出ているのでこちらもお土産には喜ばれそう。

暑いベトナムの必需品、サンダル。観光客に人気がある地元の市場などには、セミオーダーのサンダルを作ってくれるお店があります。数あるデザインの中から選んで、足に合わせて調整をしてくれるので、履きやすい、足に合ったサンダルが手に入ります。ベトナムの記念に、自分自身のためのお土産にしてみませんか。

各地にある市場は、現地の人々と観光客で賑わい、独特の熱気とその広さに負けそう。でも食品から雑貨まで何でもありのマーケットはお土産に良さそうなものがたくさん。そんなホーチミンの市場にセミオーダーのサンダル屋さんもあります。好きなサンダルを選んだ後、5〜10分程で出来あがり。だいたい￥700くらいです。

ホーチミン最大のベンタイン（ベンタン）市場では「ぼったくり」情報がありますので気をつけて。

ココナッツは赤道の南北25度の圏内が栽培に適し、特に東南アジアでは主な農産物の一つ。ベトナムは世界の生産高第6位を占めています。ココナッツオイルは色々な効能から、日本でも健康食品として人気がありますね。でも、ココナッツのプロダクトはココナッツオイルだけではありません。食べ物、お菓子から、スキンケアプロダクトと様々。

そんなココナッツの製品からお土産にぴったりなものを選んでみました。スーパーから高級店といろいろなところで見つかる商品ですので、お値段もピンからキリまでです。用途に合わせてどの程度のものにするか考えてみてくださいね。おしゃれなものをお探しでしたらホーチミン市の「アンナム・グルメ・マーケット」はオススメです。

ココナッツオイルは色々な使い方ができる便利なオイル。もちろん普通のオイルの代わりに料理に使えます。例えばバターに変えてトーストに塗ればよりヘルシー。また保湿のため、肌や髪にも使えます。お化粧落としとしても優秀。紫外線をカットする力もあるので、肌が敏感で市販の日焼け止めが使えない方にもいいですね。

オーガニックのコールドプレスのものは日本ではお値段が高めなのでお土産におすすめ。ただし、ココナッツオイルの融点は24度と言われています。ということは、24度以下になると白く固まってしまう。そのためポンプ式のものは寒い冬場や冷蔵庫に入れると固まって出てこなくなってしまいます。湯せんにすれば使えますが、瓶に入ったものがお土産には◎

ベトナムでも人気のココナッツ石鹸の効果はまず保湿。高い保湿力はあるのに洗浄力も高い。またベトナムでは昔から怪我をするとココナッツオイルを塗っていたと言われるほど抗菌作用もあります。また含まれる成分から劣化も少ない、といいとこだらけの石鹸は女性のみならず男性用のお土産としてもgood！

11選でもご紹介した「 AZIAL（アジアル）」にもココナッツ石鹸はあります。

スーパーなどで簡単に見つかり、お値段も安く、子供用にも使えるお土産といえばお菓子！馴染みのないものを買って失敗するより味の想像のつく、もらった人も安心して食べられるものを選びましょう。そこでココナッツなら、健康にも良さそうな感じで喜ばれるのでは。ココナッツを使ったお菓子はたくさんあります。

濃厚なココナッツキャンディー、果肉の入ったココナッツクッキー、お菓子作りやヨーグルトにも使えるココナッツチップスとよりどりみどり。

魅力的なお土産がいっぱいのベトナム…お買い物する際は、現地で気軽に手に入る調味料やお茶やコーヒーなどはスーパーで、ブランド品は百貨店や専門店・直営店でなど、上手に見極めてお買い物できると良いですね。

市場では、ぜひ値切り交渉もしてみましょう。物価も生活基準も日本とは違うため、あまりに一方的な交渉は少々難ありですが、コミュニケーションのひとつとしての値切り交渉はやっぱり旅の醍醐味。楽しんでトライしてみることをおすすめします。ぜひ忘れられない楽しい思い出をお土産にして持ち帰ってみてくださいね。