スタイリッシュなおかきの花園!
銀座あけぼの「二十四節花」は、季節にちなんだ花のイラスト入りおかきの詰め合わせである。外箱の丸いボックスにも花がデザインされていてとてもお洒落。
一般的におかきやせんべいは地味で落ち着いた外箱が多いが、この商品はスタイリッシュ。もらった人の気持ちを明るくするような外観である。
見た目が華やかなギフトセットは、贈る者にとっても便利。お歳暮など季節の挨拶やお祝いだけでなく、たとえばお見舞いなどにも使いやすいのではないだろうか。
味はさまざま、花にちなんだ俳句入り
丸いボックスを開けると、個包装に季節の花を描いたおかきがどっさり現れる。おかきの味は青海苔、桜海老、紫芋、だしカレーなど8種類。
描かれた花は、昔の季節分け、二十四節気にちなんで24種類ある。すみれや梅、菜の花や桜、そして朝顔、水仙など。そして愛らしい花が描かれた袋を返すと、花にちなんだ俳句がプリントされている。
たとえばすみれの袋には、松尾芭蕉の「山路きて何やらゆかしすみれ草」の句が、朝顔には、加賀千代女の「朝顔に釣瓶とられてもらひ水」が読みとれる。なんとも心にくい演出だ。
バラエティに富んだ味付け
おかきの味付けは、「八歌撰」になぞらえているのか、「八菓撰」と8種類ある。
「柚子ざらめ」は、四国産ゆずの果汁と皮を使用したざらめを用いた甘いおかき。「紫芋」は天然の紫芋の鮮やかな色を活かしたもの、ユニークなのは「だしカレー」だ。和風だしとカレーの香辛料を合わせた、お蕎麦やさんのカレーのような日本ならではの味わいである。
食べて美味しいだけでなく、目でもたっぷり愛でられるこのおかきセットは、贅沢な満足感を与えてくれる。