パッケージからも歴史が見える珈琲カステラ
「出島珈琲カステラ」は、江戸時代から続く長崎県の菓子店「森長」が製造している。そもそも「カステラ」と「コーヒー」は長崎の出島から伝わったもの。その二つをカップリングしたのがこの商品である。
パッケージにもまずこだわりが。包装紙の地模様には寛永年間の出島の古版画が使用されている。筆太の「出島」の文字と組み合わせ、歴史を感じさせるインパクトあふれるパッケージだ。
こだわり抜いたスペシャルな苦み
「出島珈琲カステラ」の味の魅力はズバリ苦み!苦みをふくんだコーヒー味が後を引くおいしさである。この味を実現するために店では工夫を重ねた。甘ったるいコーヒー味のカステラではありきたりなものになってしまう。どうやってコーヒーの味と風味をカステラで再現するか。
採用したアイデアは、コーヒー豆をごく細かい粉末にし、カステラの生地に練り込むことであった。それによってコーヒーの旨みがカステラにストレートに活かせる。
コーヒー豆にもこだわった。バリスタが厳選した苦みと風味をもつコーヒー豆をセレクト、ようやく“大人の”コーヒーカステラが実現されたのである。
お酒にも合うカステラ
甘いものが苦手な人も、このカステラならきっとOKだろう。甘さは控えめ、コーヒーのフレイバーが活かされている。
さらに、苦みが効いているので洋酒などにも合わせられる。年配の男性が多い席でも喜んでもらえそうなカステラである。