出産祝いを贈る時期や渡し方は?

出産祝いを贈るときには、知っておきたいマナーがたくさんあります。まずは、出産祝いを渡す時期を確認しましょう。産後直後は、赤ちゃんもママもご家族も新しい環境に慣れるのに忙しいので「相手の都合最優先」で考えることが大切です。理由も踏まえて出産祝いを渡す時期を解説していきます。
出産祝いの時期は? ■産後1週間から1か月以内に贈る
出産祝いは、産後1週間から1か月以内に贈るようにしましょう。身内や近しい親族など産後のお見舞いに行く場合は、退院するまでの産後7日前後くらいの時期に出産祝いを渡すことが多いです。
その他の場合は、ママと赤ちゃんの退院を待っておうちに帰ってきてから、出産祝いを贈るようにしましょう。産後2週間から1か月以内の時期に贈るのがベストです。
出産祝いの時期は? ■「お七夜」と「お宮参り」
赤ちゃんが生まれると、生後7日目は命名書を飾ってお祝いする「お七夜」、生後1カ月後は神様に赤ちゃんの誕生報告と健康を祈願する「お宮参り」という行事があります。赤ちゃんが生まれた家庭では、この 「お宮参り」の頃に内祝いという出産祝いのお返しを用意する 場合が多いです。
出産祝いが遅くなってしまうと、再び内祝いを用意する手間をかけさせてしまうので、遅くとも生後1カ月以内に贈るようにしましょう。
出産祝いの時期は? ■「大安」の日を選ぶと丁寧
実際におうちに訪問して出産祝いを渡す場合も配送する場合も、暦を考えてお日柄の良い日を選ぶと、より丁寧な印象です。
「大安」は文字どおり「大いに安し」という意味で、特に吉日とされています。この日に出産祝いを届けられるよう、あらかじめ暦をチェックしておくと良いでしょう。「大安」が難しそうな場合は、「先勝」「友引」も吉日なのでおすすめです。
出産祝いの時期や渡し方は? ■お見舞いに行く場合
身内の場合は産後のお見舞いに誘われることがあるので、その際に出産祝いを渡すと良いでしょう。ただし、あまりにも大きいものであれば持ち帰るのも大変なので、自宅に郵送してあげてください。
基本的にお見舞いは誘われたら行くようにし、ママと赤ちゃんをしっかり気遣い、大勢でおしかけたり長居したりしないように注意しましょう。
出産祝いの時期や渡し方は? ■自宅に訪問する場合
近いところに住んでいる人なら、郵送じゃなくて手渡ししたいですよね。訪問する場合は、事前に連絡を取り「〇日の△時ごろ行くね」という約束をしてから訪ねましょう。
相手は赤ちゃんですから訪ねた時間に起きているとは限りません。眠っていたからと言って無理に起こしたりするのは厳禁。ママもきっと疲れているので長居せず早々にお暇することをお忘れなく。
出産祝いの時期や渡し方は? ■郵送の場合
赤ちゃんの顔をみたいと思うのは当然の事。しかし第一子であればなおさら、産後は慣れないお世話でいっぱいいっぱいになっていることも多いもの。
普段は「来て来て!」というママでも訪問されるのをあまり好まない事があります。相手に負担をかけないためにも、できれば訪問ではなく郵送でお祝いを贈りましょう。その際、「△△日到着予定でお祝いを贈ったよ」という連絡を入れておくとより親切です。
出産祝いの金額相場
出産祝いの金額相場は、相手との関係性や親密度で異なります。以前に出産祝いを受け取ったことがある場合は、それと同等の金額で出産祝いを用意しましょう。
親、兄弟、いとこといった身内や親戚の場合、昔からの友人やママ友など友達の場合、会社の上司や同僚など職場関係の場合でそれぞれ金額の目安をご紹介していきます。
出産祝いの金額と時期|親、兄弟、いとこ ■親戚の場合
息子や娘の赤ちゃん、つまり孫が生まれた場合の金額相場はだいたい3万円~5万円、自分の兄弟に赤ちゃんが生まれた場合の金額相場は、だいたい1万円~3万円です。自分の直系ではない身内の場合は、だいたい1万円くらいが目安となります。
付き合いの深さや長さ、お祝いの行き来などによって変動があると思いますので、普段どのようにしているのかを事前に確認しておくとスマートでしょう。
出産祝いの金額と時期|ママ友、旧友 ■友達の場合
ママ友や学生時代からの友人などに子供が生まれた場合、自分ひとりで贈る場合は3,000円~5,000円程度、何人かで贈る場合は総額で5,000円~10,000円程度が目安です。
品物であれお金であれ、友人の場合は直接聞いて用意することも多いものです。ママの誕生日に合わせてサプライズを仕掛けた、という方もいらっしゃいますよ。
出産祝いの金額と時期|上司、同僚、後輩 ■職場関係の場合
会社関係の場合、出産祝いの金額相場は3,000円~10,000円です。普段の関係性によって金額は変動してきますが、相手によって金額を変えるとトラブルに繋がることもあるので注意してください。
複数人で用意する場合は一人1,000円~3,000円程度で、お互い負担にならない額にしましょう。また上司に贈る際は、目上の方に「現金」や「商品券」などを贈ると失礼にあたるので品物を用意してください。
出産祝いの時期やマナー プレゼントの選び方
出産のお祝いとして貰う側の立場に立った場合、「こういうものを貰ったら嬉しい」というポイントがいくつかあるのでご紹介します。「貰えたら嬉しいもの」はママによって違いがあります。今回は「喜ばれる可能性が高い」品物を取り上げてみました。ぜひ参考にしてくださいね!
出産祝いの時期やマナー|プレゼントの選び方 ■いくつあっても困らない消耗品
出産祝いの時期に母子に贈りたい 華やかで実用性のある「おむつケーキ」

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実用・実益性が高いものというのは、「使用頻度が高いもの」でもあります。例えば、毎日使うオムツや外出用のオムツポーチ・ママバッグやポンチョタイプのバスタオルなどが思い浮かびますね。
生後1ヶ月までの間は、赤ちゃんは実質外出ができない状態なので、ママは赤ちゃんとふたりで家に篭りきりのような状態。少しでもベビーやママが楽に楽しく過ごせるには?と考えるのがとても重要なのです。