和柄からモダンまで！オシャレな夫婦茶碗ブランド14選｜ギフトに最適

夫婦への贈り物として、夫婦茶碗は人気のアイテムです。伝統あるものからモダンデザインまでさまざま。種類が豊富なため、「○○焼」と器の種類を耳にするけれど、違いや価値がわからない人は少なくありません。

贈り物ですから、茶碗の価値が高いものがいいですよね。プレゼントとして喜ばれる焼き物やブランドについても詳しく説明していますので、それぞれを参考にしながら「これだ！」と思う夫婦茶碗のギフトを見つけてくださいね。

ご両親の結婚記念日や還暦祝いなどに夫婦茶碗の贈り物は素敵なアイデアです。年配の方々には、和の美しさを感じる落ち着いたデザインの茶碗がおすすめ。日本の食卓になじむ夫婦茶碗をご紹介します。

世界からも日本の和食器として人気の高い有田焼。佐賀県有田町周辺の地域で焼かれた磁器を総称して有田焼と呼ばれています。約４００年前に誕生し、日本における磁器の起源とも言われている歴史深い焼き物なんです。

有田焼の特徴は、耐久性が高く割れにくい上に軽くて薄いこと。昔から全国の地位の高い殿様方にもに珍重されてきました。

たち吉は、京都に本店を構える老舗和食器屋。永く使えて飽きが来ない、料理が映えて四季を感じるような器を全国から仕入れて販売しています。器のある暮らしの楽しさを伝え、器が“ギフト”になるという、これまでにない考え方を世の中へ提案してきた「たち吉」は、結婚祝いの贈り物にもピッタリのブランドです。

16世紀後半の安土桃山時代に隆盛を極めた美濃焼。独特の文様と緑釉が個性的な織部などが有名です。現代では作風も自由になり、作家の個性を活かしたデザインが人気を博しています。美濃焼は日本の焼物のシェア率約6割という、焼物の代表的な存在になっています。

九谷焼は、明暦元年(1655)に有田で陶技を学んだ後藤才治郎が、江沼郡九谷村で開窯したのが始まりです。九谷焼最大の特徴は、赤・黄・緑・紫・紺青の5色の絵具を使った鮮やかな色彩。また、力強く大胆な絵付けも魅力的で、女性から特に人気の高い焼き物です。華やかな色合いはおめでたい場にふさわしいですね。

信楽焼の歴史は古く、1200年以上の伝統がある日本六古窯のひとつ。飾り気のない素朴な焼き物で、赤茶けた肌の色合いに石英などの白や透明の細かい石粒がでているのが特徴です。青みがかったビードロ釉がかかり陶器の表情に柔らかな変化も感じられる作品。手に取っても柔らかく、温もりのある焼き物です。

千利休の弟子で桃山文化を彩った茶人、古田織部によって生まれたユニーク＆ダイナミックな「織部」。もともと茶の湯の器であった織部焼は、江戸時代後期に瀬戸で初めて日常の器として生産されるようになり、今では幅広く食卓用の器として浸透しています。

新婚さんや若いご夫婦にはモダンでオシャレな夫婦茶碗はどうでしょう？若者向けだけでなく、洋食にもマッチするので、料理のレパートリーが豊かな家庭にもぴったりですよ。

白山陶器は、磁器産地として有名な波佐見にある陶器店。デザインから製造まで一貫して行っています。白山陶器では、なにより使いやすいもの、そして生活の中になじむものであるということを器作りのモットーとしている。オリジナリティーを大切にしながら、時代を超えてスタンダードであり続ける器は、様々なデザイン賞を受賞し注目を集めています。

近年結婚祝いギフトとして人気上昇中なのがFloyd（フロイド）の富士碗。フロイドは、人々に感動と驚き、そして微笑を届けることを使命とする三島発のプロダクトレーベルです。

引き出物や内祝いなどお祝い事に最適な、遊び心あふれるギフトを取り揃えております。既成概念にとらわれないモノづくりを行っており、奇想天外なおしゃれデザインは若い夫婦やカップルにも人気が高いブランドです！

料理研究家として主婦から圧倒的な支持を受ける栗原はるみさん。彼女がプロデュースしているのは、料理のレシピだけでなく、調味料・テーブルウェア・キッチン用品まで多岐に渡ります。“ゆとりの空間”をテーマに、暮らしを楽しむことを大切にして発案された食器はシンプルながらも使い心地の良さや料理映えする素敵なものばかりです。

波佐見焼は、美しい白磁と繊細な絵付が生み出す、深い味わいが楽しめる焼物。芸術作品というよりも日常的に使用する食器の生産が盛んで、昔から日本の食文化を支えてきた焼き物です。モダンでカジュアルなデザインも多く、可愛らしい新婚さん夫婦にはピッタリの食器です♪

英国王室御用達として世界的にも人気の「ウェッジウッド」は、“英国陶工の父”と讃えられる一人の天才ジョサイア・ウェッジウッドによって、1759年に創設されました。2009年に創業250周年を迎え、テーブルウェアをはじめ、クリスタル、ジュエリー、インテリアアイテム、など、様々なアイテムを通じて質の高いライフスタイルを提案しています。

フランス生まれのキッチンウエアブランド「ル・クルーゼ」。優れた熱伝導と蓄熱性に富み、料理のプロが絶賛の人気ブランド。ル・クルーゼは、鋳物ホーロー鍋のパイオニアとして世代を超えて受け継がれるており百年鍋と呼ばれています。

鮮やかなカラーやおしゃれなデザインでファンが多く、主婦層からも絶大な支持を集めています。

ちょこっと変わり種のユーモアさが欲しい方は面白雑貨から探してみるのも良いでしょう。伝統的な焼き物ではない商品だと、お値段的にもお手頃価格のものも多くプレゼントしやすいという点でもおすすめです！可愛らしい食器は、特に若い世代へのプレゼントに向いています。

natural69は波佐見焼・有田焼の「日常使いのちょっといい器」をセレクトしたショップ。シンプルなパターン柄の「swatch」は可愛く使い勝手も抜群！海の中の世界がポップに描かれた「cocomarine」などオリジナル商品も充実していて、特に若い女性に人気のお店です！

ここでは、もう少し特別感あるものをプレゼントしたい人向けの情報です。少し予算が上がりますが、それ相応の価値やあなたの想いが伝わる夫婦茶碗を厳選しました。

心を込めたプレゼントをしたいなら、思いきってオリジナルの夫婦茶碗を作ってプレゼントするなんていかがでしょうか♡最近は初心者向けの陶芸教室や体験ができるところも増えています。贈りたい相手のことを考えながら幸せを願って作るお茶碗には格別なものがあるでしょう。お祝いの気持ちが伝わるはずですよ！

食事に欠かせない食器として、湯呑や箸もセットになっている夫婦茶碗ギフトがあります。食器の統一感が出るので、より一層お料理がおいしく感じるようになるかもしれませんよね。

夫婦茶碗を実際に贈る際にどのくらいの予算で考えればよいか、また、どんなことに注意して選べばよいかのポイントをお教えいたします。選ぶ際の参考にしてみて下さいね。

一口に夫婦茶碗といっても、ぴんからきりまでお値段には幅があります。お茶碗は100均でも売っていますし、高級な陶器だと一つ何万円にもなる場合も。しかし、今回は結婚祝いへのプレゼントということを考えて予算も決めていきましょう。

ペアで贈る場合の平均予算は3000円～10000円程度が目安となります。気軽に渡す場合は3000円前後のものを。身内や結婚式に出られない代わりに贈る場合には10000円前後のもを選んでみると良いかもしれませんね！

夫婦茶碗ということでせっかくペアで贈るのですから、できれば二つのお茶碗に統一感を持たせましょう。同じデザインの色違いとか、同じ色で大きさ違いなどが夫婦茶碗にはふさわしいです。

結婚祝いとして贈るのならば、ギフト用に綺麗なラッピングをしたり、しっかりとした桐の箱などに入れて贈りましょう。結婚祝いの熨斗をつけるのもマナーです。水引は「結びきり」を使用してください。

夫婦にとって、お揃いの食器で食べることは同じものを共有しているという家族としての結びつきも強くなります。日本食の基本となるお米は日本人のからだをつくる大事なもの。ぜひ「これからも健やかに過ごせますように」という心をこめて夫婦茶碗を贈りましょう。