親孝行とは?いつから?タイミングは?
親孝行とは、親を敬い、大切にし、真心を持って尽くすことです。自分を育ててくれた両親に対して、尊敬の念を持って、何らかの形でお返しをしたいですね。親に何かしたいと思う気持ちだけでも親は嬉しいものですが、「親孝行したい時には親はなし」ということわざもありますので、親が元気なうちに、したいと思い立った時にするようにしましょう。とは言え突然何かするよりも、きっかけがあった方がしやすいですよね。親孝行をするタイミングとしては、成人した時や就職した時、また結婚した時や子供ができた時などがいい機会となるでしょう。また両親の結婚記念日や父の日、母の日なども親孝行のチャンスですね。実際、そういった人生の節目やイベントで親に何かしてあげるという方が大多数のようです。
親孝行のアイデア 15選
お父さん、お母さんにしてあげたい親孝行のアイデアをご紹介します。すぐにできるものや、時間を合わせてぜひしてもらいたいもの、難しいかもしれないけどきっと親が喜ぶことなど15アイデア厳選しました。親に何かするというと、恥ずかしさや照れくさい気持ちもありますが、お父さんやお母さんが元気なうちに親孝行を実行しましょう!親を大切に思う気持ちが伝わり、きっと喜ばれますよ♪
1.メールよりも手書き!手紙を書く
お父さん、お母さんに手紙を書いていますか?簡単な用事やお願いなど、日常生活ではメールで手軽に済ませることが多いと思います。そこで、改めて親に向けて手紙を書くというのはどうでしょうか。育ててくれたお礼、今もお世話になっていることへの感謝の気持ち、いつまでも元気でいてほしいという想いなどを、ちゃんと言葉にして親に伝えましょう。一字一句丁寧に書かれた手紙は感動的で、メールよりも遥かに思いを感じ取れることでしょう。電話で話したり面と向かっては照れくさくて言えないようなことも、手紙に託し文章でならば伝えられるのではないでしょうか。
2.いつもありがとう マッサージしてあげる
お父さんやお母さんの肩や腰を揉んで、マッサージしてあげましょう。身ひとつで簡単にできる親孝行ですね。小さい頃に「肩たたき券」をプレゼントとしたという人も多いと思いますが、大人になってから親の肩をもんだ経験のある人は少ないのではないでしょうか。家族のために仕事や家事を頑張ってくれている両親の体を労わり、時間を見つけてマッサージしてくれたらとても喜ばれますよ。体に触れることでコミュニケーションもとれますし、親は子供の小さい頃を思い出して懐かしい風景も蘇ります。また、大きく成長した子供の手を直に感じ、大人になったとしみじみ思えることでしょう。
3.贅沢な時間 二人だけで食事の予約をしてあげる
両親のために、普段は行かないようなレストランや料亭を予約してあげましょう。仕事が忙しかったり遠く離れて住んでいたりと、なかなか実家に帰る余裕がないという方におすすめの親孝行です。顔を合わせられなくても、元気な姿を見せられなくても、親を大切に思う気持ちに変わりはありません。離れていて孝行する機会がなかなかないからと、二人きりの特別な時間をプランし、贅沢なひとときを過ごしてもらいましょう。こんな計らいができるようになったかと、きっとご両親も喜ばれることでしょう。
4.声を聞かせて 電話をしてあげる
実家に電話をしてたわいもない話をするだけでも立派な親孝行になります。離れて暮らしていると、元気で生活しているか、人間関係はどうだろうと、たとえ大人になっても子供のことが心配になるのが親心です。元気な声を聞けるだけでも親は安心できますので、最近話していないという人は特に、両親に電話してあげてください。また子供の立場からも、親が元気でいることを知ることができます。普段メールでやり取りしている親子でも、たまに電話で話すというのは短くても特別な時間になることでしょう。最近では簡単にスマホからテレビ電話ができるアプリもあるので、声だけではなく元気な顔も見せることができますよ。子供がいる人は孫の顔も見せられますので、テレビ電話はおすすめです!
5.腕前を披露!料理を作ってあげる
お父さんとお母さんに手料理をふるまってあげましょう。料理をしたことなかったり苦手だったりしても大丈夫です!子供が一から調理して作り上げた料理は、どんな味でもおいしく感じるものです。また、結婚前でしたらお母さんに味付けや料理のコツ、お母さんの隠し味などを教えてもらいながら作れば、「うちの味」「おふくろの味」を身につけることもできますよ。自分の味を受け継いでもらえるのはお母さんとしても嬉しいことです。結婚している方でしたら、上達した腕前を両親に披露してあげましょう。男性でも 、試行錯誤して自分達のために一生懸命料理を作ってくれたら、本当に嬉しい親孝行になりますよ。
6.いつまでも若々しく ネイルをしてあげる
お父さん、お母さんにネイルをしてお互いに楽しく親孝行してあげましょう。最近では男性専用のメンズネイルサロンもあり、40代以上のお客さんが多いようです。それほど爪先に気を遣う男性が増えているということですね。丁寧にやすりをかけたりきれいに磨きあげるだけですが、ハンドマッサージもしながらコミュニケーションもとれますし、お父さんも照れながらきっと喜ぶと思いますよ!お母さんにはいつまでも若々しくいてもらえるよう、きれいにネイルをしてあげましょう。普段マニキュアを塗らない方でも、子供と話しながらネイルをしてもらったら嬉しいですよね。親子でおそろいネイルも素敵ですよ!
7.手伝うよ!一緒に買い物に行く
お父さんやお母さんと一緒に買い物に行きましょう。お父さんを全身コーディネートしてあげたり、バッグやスカーフなどお母さんに似合うファッションアイテムを選んであげたり、親にとってきっと楽しい時間となることでしょう。また、たまに帰省した時に、食事や日用品の買い出しなどに付き合うのも、親にとってはありがたいことです。普段は行けないような大型のホームセンターなどに連れて行ってあげ、荷物持ちになって、重たいものをまとめ買いしてもらいましょう。普段手伝えない分、親の負担を少し軽くしてあげられますね。
8.感謝も伝わる 結婚記念日や誕生日をお祝いする
毎年のことですが、両親の結婚記念日や2人の誕生日、父の日や母の日を一緒にお祝いすることが親孝行になります。イベントのたびに高価なプレゼントをあげたり、高級なところへ連れて行ったりすることが親孝行というわけではありません。記念日や誕生日を忘れずに、おめでとうの言葉やいつもありがとうという気持ちを伝えることこそが、親にとって1番の喜びになります。普段なかなか会えないという人で、何もない時に電話をしたり手紙を書いたりするのは照れくさいという場合も、こういったイベントの時がいいチャンスです。元気でいることを知らせ、親に感謝の気持ちを伝えるいい機会となりますよ。
9.小さい時からの約束 一緒にお酒を飲む
特に男性におすすめなのが、お父さんと一緒にお酒を飲むことです。小さい時一度は「大きくなったらお父さんと一緒にお酒を飲もうな」と言われたことがあるのではないでしょうか。自分の子供が20歳になったら、一緒にお酒を飲むのが楽しみという男親は多いですよね。自分の子供も大人になったんだなと、子供とお酒を酌み交わすというのはなかなか感慨深いものがあります。成人した時や、たまに帰省した時など、親を誘って、じっくり語り合いながらお酒を飲みましょう。もちろんお父さんと娘、女同士でも話ははずみますし、お母さんも息子と一緒にお酒を飲めるなんて、こんな楽しいひとときは他にないですよね!
10.成長を見せたい!仕事場を見せる
親の幸せは子供の成長を見ることだと思います。子供の頃や学生の頃は、授業参観や部活動の試合などで子供の頑張る姿を見せることができましたが、大人になるとなかなか子供の活躍を見るという機会がありませんよね。そこで、自分の職場や仕事をしている姿を見せるというのはどうでしょうか。最近では家族を呼んで社内見学ができる、ファミリーデーというイベントを設けている会社も多くあります。可能であれば、親に自分の職場を見てもらい、ここで毎日頑張ってしっかり働いているんだなと、安心させてあげましょう。仕事場を見せられない場合は、仕事の内容を話したり、自分が作った製品などを見せたりするだけでも親は嬉しいものですよ。
11.みんなそろって 家族写真を撮る
兄弟姉妹も呼んで、両親を囲んで家族の集合写真を撮りましょう。結婚記念日や誕生日など、何かイベントの時にみんなで集まって撮るのもいいですね。またお盆やお正月など、家族が集まる機会の時に家族写真を撮ることを、毎年恒例の行事にしてみてはいかがでしょうか。年々、家族の歴史が刻めていけて素敵ですよ。撮った写真は親の家に飾ってもらったり、お財布に入れても持ち歩いてもらったりすれば、いつでも家族が傍にいる気持ちでいてもらえます。みんなでおしゃれして写真館で撮ってもらうのもいいですし、親の家で普段着でリラックスした雰囲気で撮るのもいいですね!
12.子供のころのように テーマパークへ連れて行く
お父さん、お母さんをテーマパークに連れて行きましょう。小さかった頃に連れて行ってもらった思い出がありますよね。昔は子供を楽しませるために忙しく走り回ってくれていたと思いますが、今度はその親にじっくり楽んでもらう番です。子供の頃によく連れて行った場所に行き、何歳の時に行ったよね、こういうことがあったよねと、昔を思い出し、懐かしい話をしながらおもいっきり遊んでもらいましょう。子供がいないと、なかなか自分たちだけでは遊園地やレジャー施設に行くという機会がなくなるものですので、久しぶりのにぎやかでわくわくする雰囲気を親に味わってもらえますよ。
13.親孝行の定番!温泉に連れて行く
親孝行の王道、旅行に連れて行ってあげましょう。いつか親を旅行に連れて行きたいと考えている人や、実際に親を旅行に連れて行った時に「親孝行しているな」と感じる方が多いようです。忙しい中でも親と予定を合わせるというところから始まり、お父さん、お母さんをいかに楽しませようかと計画している段階から、親孝行しているなと実感することができますよね。そしてその子供の努力が親に伝わり、嬉しくて感動的な旅行になることと思います。近場でもいいんです。温泉で疲れをとってもらい、おいしい食事を一緒に食べ、ゆったりとした時間を一緒に過ごすようなプランを立てましょう。
14.おじいちゃん、おばあちゃん 孫を見せる
孫の顔を見ることは親の大きな幸せのひとつです。子供をもうけ、両親をおじいちゃん、おばあちゃんにしてあげましょう。孫は目に入れても痛くないほどかわいいようです。そして、大変でも孫のめんどうをみることが幸せだと感じる親も多くいます。孫を親に預けることも親孝行ですよ。子供が幸せな家庭を築いているということに安心し、また自分の子供もついに親になったということも、親の心に響くものがあります。自分の子孫が繁栄していくというのも実感できますので、孫の顔を見せて早く親を安心させてあげたいですね。
15.いつも傍に 二世帯住宅を建てる
子供に同居してもらうことが最高の親孝行だという考えもあります。二世帯住宅を建てて、親と同居してあげましょう。両親が高齢だったり一人親だったりする場合は、なおさら子供にとっても心配が多いと思います。ケガや病気をした時にすぐに駆け付けられるということは、お互いにとって安心できるものですよね。またもし孫がいれば、孫を見ててもらえるというメリットもありますし、孫のおかげでいつも元気でいられるということもあります。温かく見守り続けてくれる親を、傍にいて子供の立場からも見守っていてあげましょう。
親を大切に思う気持ちが1番です
親孝行の本質は、親を幸せにすることだと考えます。そして親の幸せとは、子供の成長や幸せな姿を見ることですよね。お金をかけて何かしてあげることだけが親孝行ではありません。ちょくちょく元気な顔を見せたり記念日にメッセージを贈ったりする、そんな簡単なことだけでも親は嬉しいものです。仕事が忙がしくても、自分で家庭を持っても、育ててくれた親を大切に思い、こまめにコミュニケーションをとることが1番の親孝行になるのではないでしょうか。自分だけにしかできない親孝行の仕方を見つけて、ぜひお父さん、お母さんが元気なうちに孝行してあげてくださいね。