観光&アウトドアレジャー どちらも楽しい奄美大島 お土産は何を買うべき?
豊かな自然と長い歴史に育まれた独自の文化を持つ奄美大島。鹿児島と沖縄のほぼ中間に位置し、5つの島からなる奄美群島の中でも最も大きな面積を占める島です。2018年のNHK大河ドラマ「せごどん」のロケ地にもなったことから、改めてその魅力が注目を集めています。
アクティブに過ごすもよし、美しい風景の中でのんびり過ごすもよし。そんな奄美大島の旅は、特産品のお買物も楽しみのひとつ。お出かけ前にお土産事情をチェックしておきましょう。
奄美大島で見つけた おすそ分けしたくなるお土産10選
ここからは、奄美大島へ行くならぜひとも押さえておきたいおすすめのお土産をご紹介します。奄美大島には鹿児島や沖縄など、周辺の地域と似ているようでちょっと違う特産品も多いです。また、小規模ながら個性的な生産者も多いのも特徴。ぜひここでしか買えない素敵なお土産を持ち帰ってください。
■1.純黒糖とビターチョコの絶妙なコンビネーション「奄美きょら海工房/あまみ黒糖ショコラ」
奄美大島産さとうきび100% 人気のお土産スイーツ
「あまみ黒糖ショコラ」は奄美大島人気カフェ「奄美きょら海工房」が製造販売する人気スイーツです。奄美大島産のさとうきび100%使用した純黒糖をビターチョコで包み、ココアパウダーでコーティングしています。とろけるチョコレートと純黒糖のサクサク食感の組み合わせがなんとも絶妙。数ある黒糖スイーツの中でも、特に人気のお土産です。
奄美大島の自然の恵みが生み出す美味しいお土産の数々
「奄美きょら海工房」は、純黒糖をはじめフルーツや海水塩など、奄美大島の自然の恵みから生まれる食材を使ったこだわりのお土産を製造販売しています。店舗は奄美大島を代表する絶景ビーチの1つ、用安・神の子海岸に面した店舗は、居心地満点!目でも舌でも奄美の良さをじっくり味わえます。
「あまみ黒糖ショコラ」をはじめ、人気商品は空港や島内の小売店でも購入できます。
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奄美きょら海工房さんの純黒糖と黒糖チョコ
— まっちゃきinイップランド (@shindoujiken) 2018年8月22日
照さんに一番人気のお土産ではという噂も…
純黒糖は購入する前日に入荷したという風味も新鮮な品だそうで、個包装のではなく量り売りの方を買って正解でした。 pic.twitter.com/0ACo5eMtne
■2.奄美大島の食卓に欠かせない「パパイヤ漬け」
奄美では身近な食材 青パパイヤ
パパイヤと言うと、黄色やオレンジに熟したトロピカルフルーツを思い浮かべる人が大半ではないでしょうか。奄美大島では熟したものを食べるだけでなく、未成熟の青いパパイヤも料理に活用します。炒めたりサラダにしたりすると、独特の食感が引き立ちます。
中でも青パパイヤを塩漬けにし、醤油や味噌、黒糖や酢等で味付けした漬物は、奄美の食卓には欠かせない一品。お土産としてもポピュラーです。
独特の食感が癖になる♪
パパイヤ漬けは、コリコリとした食感が特徴。白いご飯やお酒との相性もバッチリで、お箸が止まらなくなる美味しさです。奄美大島グルメの代表格である鶏飯の付け合わせにも欠かせない一品。地元のスーパーやお土産店でも取り扱いが多いです。
奄美空港で買うなら「BLUE SKY出発ロビー店」の「島一漬け」がおすすめ。青パパイヤを独自の手法で加工し。鮮やかな色合いとフルーティな風味を保った浅漬けです。
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■3.昔ながらの素朴な味わい「ヤマア/みそピーナツ」
甘辛い味がおやつにもご飯にも合う!
甘辛い味噌が絡んだピーナッツは、奄美大島で昔から愛される地元グルメの1つです。ご飯のおかずとしても、おやつやお茶請けとしても親しまれているとか。各家庭でも自作することが多いですが、地元のスーパーやお土産店でも購入できます。様々な商品がありますが、おすすめは地元メーカー「ヤマア」が製造販売する「みそピーナツ」です。
米麹をふんだんに使った島味噌を使用
ヤマアの「みそピーナツ」は、島味噌と呼ばれる奄美大島の特産味噌を使っています。防腐剤を使わず、米麹の旨味が強く感じられます。やや甘口でピーナツの香ばしい風味との組み合わせると絶妙な美味しさ。飽きのこない素朴な味わいで、幅広い世代に喜ばれるお土産です。ヤマアの直売店、空港や島内のお土産店で購入できます。
みんなの口コミ
姪の坊や達送り届けて帰ってきて座り込んだらもう立ち上がりたくない気持ち~(^_^;) 奄美から送った荷物ひらいてみそピーナッツぽりぽり。。とまらなーい pic.twitter.com/6uMDLXlQ0d
— 貴代子 (@tara613) 2017年11月3日
■4.奄美群島だけで醸造される希少な焼酎「奄美黒糖焼酎」
奄美の特産品の純黒糖と米麹が原料
奄美大島は黒糖焼酎の産地として有名。黒糖焼酎とは、仕込みに米麹と黒糖を使った本格焼酎で、独特の甘い香りとコクが特徴です。もともと奄美では様々な原料から焼酎を作っていましたが、戦後は米が不足し、代わりに黒糖を醸造に使ったのが現在の黒糖焼酎のルーツ。現在も奄美群島だけで醸造されています。お酒好きなら見逃せないお土産ですね。
小さな蔵元の希少酒もおすすめ
現在、奄美群島には27の黒糖焼酎の蔵元が点在しています。それぞれが工夫を凝らした個性的な酒造りにこだわっています。お酒が好きなら、現地で様々な銘柄を飲み比べすると良いでしょう。見学を受け付けている蔵元もあります。小規模な蔵元の銘柄は、島外では出回らないことも多いので、そんな希少酒をお土産にするのもおすすめです。
みんなの口コミ
奄美黒糖焼酎「長雲 山田川」を飲む。アルコール度数は30。
— ファビオ (@fabio5554321) 2018年9月25日
入手を諦めていたところ出会い、やっと開栓。
その分ハードル高いはずが、期待を越える味わい。4年経ってるのが関係するかもしれない。完全に趣味のお酒。鼻抜けする香りや口に残る余韻など、とてもいい。アルコール感の角とれて滑らか。 pic.twitter.com/ptJHDJ1i3Z
奄美黒糖焼酎 奄美の杜」で
— 松田直也 (@708matsuda) 2018年9月24日
夜を始めます。
ラベルも素晴らしい! pic.twitter.com/kowK8S4lpO
奄美黒糖焼酎その1。朝日飛乃流はクリーミーで後味すっきり。初飲みのあまみ六調もまろやでいて旨みと黒糖感あって良。そしてそして龍宮の原種を2年熟成させたレア物'らんかん'は香りが抜群! pic.twitter.com/n1SO8xT2eK
— sky2ybsk (@sky2ybsk) 2018年8月25日
■5.島のフルーツの旨味をぎゅっと凝縮「まんまる奄美のジュース工房/トロピカルジュース」
1本1本丁寧に手作りされる絶品ジュース
奄美大島の太陽の恵みを受けたトロピカルフルーツを原料にした「まんまる奄美のジュース工房」のジュース。濃厚な果実の美味しさがそのまま詰まったような絶品ジュースです。もともと、島在住のご夫婦が小さな工房からスタートし、その美味しさから人気のお土産として定着しました。規模拡大した今も、1本1本丁寧に手作りされています。
おしゃれなボトルもお土産向き♪
「まんまる奄美のジュース工房」が製造販売するトロピカルフルーツジュースは、全部で5種類。マンゴーなど定番の他、奄美大島の名産品のたんかん、スモモもおすすめ。濃縮還元なので水や炭酸で割ったり、アルコールと合わせても美味しいですよ。ちょっと特別感のあるおしゃれなボトルもお土産向きですね。
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■6.黒糖&胡麻のヘルシーおやつ「豊食品工業所/ごまざた」
やみつきになる美味しさ 奄美大島の伝統菓子
「ごまざた」とは、原料に胡麻と黒糖を使った薄いおせんべいのようなお菓子です。奄美大島で古くから親しまれている素朴なおやつで「ごま&砂糖」が語源とか。パリッとした食感で、ほどよい甘さの黒糖に胡麻の香ばしさが絶妙にマッチ。見た目は地味ながら、一度食べるとやみつきになる美味しさで、お土産にも好評です。
嬉しい健康&美容効果も⁈
「ごまざた」には、胡麻と黒糖の他には余分な原料が入っていません。食物繊維やミネラルなど、健康効果やアンチエイジング効果が期待できる成分をたっぷり含んだ原料だけを使っているから、美容や健康に気を使っている人へのお土産にもおすすめです。奄美大島空港のお土産店や島内のスーパーでも購入できます。
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危険なおやつ、ごまざた…
— うつぼんぼん (@violentcatutubo) 2018年6月21日
奄美の黒糖と胡麻のシンプルなおやつ……
手と口が止まらなくなるので見掛けてももう買いません!!ボリボリ#おひるーな pic.twitter.com/IxNqcQF1A3
■7.コロコロ&サクサクのサーターアンダギー「あんだぎや/奄美大島あんだぎー」
じっくり時間をかけて揚げたひと口サイズドーナツ
奄美大島や沖縄地方では家庭でもよく作られるサーターアンダギー。コロコロとした形がかわいい揚げドーナツです。「あんだぎや」の「奄美大島あんだぎー」は、じっくり時間をかけて揚げることで、外はサクサク、中はもっちりふわふわ食感に仕上がっています。ひと口サイズで、小さなお子さんにも食べやすく、幅広い年代向けのお土産です。
奄美大島の地元デザイングループとコラボしたお土産
「奄美大島あんだぎー」の奄美大島のデザイングループ「Shall we Design」によるおしゃれなパッケージも、ひときわ目を引きます。お土産にも喜ばれるでしょう。6個入りでプレーンの他、黒糖、よもぎなど5種類のフレーバー。
食べる前にオーブントースターで1~2分温めると、ふっくらしてさらに美味しくいただけます。空港のお土産店や島内のスーパーでも購入できます。
みんなの口コミ
あんだぎやさんの奄美大島あんだぎー。シマのクリエーターさんがパッケージをデザインしてて可愛い(´▽`)ノ 味も五種類あって美味しい。 #amami pic.twitter.com/LmFgSlSIhY
— あゆ (@ayu531) 2013年5月17日
■8.軽い食感と飽きのこない優しい甘さが人気「凪屋/黒糖かりんとう」
お土産店でも売り切れ続出!奄美大島の小さなメーカーが作る絶品かりんとう
奄美大島には特産品の黒糖を使った美味しいスイーツがたくさんありますが、お土産店に入荷するとすぐに売り切れてしまう大人気の商品が奄美大島北部にある小さなメーカー「凪屋」の「黒糖かりんとう」。さくさくと軽い食感に黒糖の素朴な甘さが特徴です。1度食べるとハマる人続出で、リピート買い&指名買いも多いとか。
姉妹品&セット商品もおすすめ
「黒糖かりんとう」と並んで、姉妹品の「おからでつくったかりんとうです」も人気商品。コチラは栄養価の高いハンダマ、ミルク、おからを使い、きな粉味に仕上げています。健康志向の人にも喜ばれそうですね。
「黒糖かりんとう」とのセットや、ギフトパッケージもおすすめです。奄美大島最大のディスカウントストア「ビックツー」をはじめ、空港や島内のお土産店でも購入できます。
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奄美大島にインターンシップに行っていた娘のお友達から頂いた凪屋さんのかりんとう。
— rota (@rotadp) 2017年9月1日
かりんとうの概念かわる。
美味すぎです。
とまらない。
ありがとうね〜
思わず通販を検索してしまった。 pic.twitter.com/a8zQlQKIBb
■9.ご当地グルメを手軽に再現できるお土産「奄美大島開運酒造/フリーズドライ鶏飯」
奄美大島を代表する郷土料理はお土産にも好評
鶏飯(けいはん)は奄美大島のご当地グルメの代表格で、鶏肉を使った出汁茶漬けのような料理です。具材は鶏肉の他、錦糸卵やパパイヤ漬け、薬味にやネギ、タンカンの皮を使い、丸鶏から取ったスープをかけるのが一般的。
現地では専門店の他、居酒屋などでも提供されていることが多いので、滞在中に1度は試してみたい郷土料理の1つです。その美味しさにはまったら、ぜひお土産にもしたいところ。
お土産用ならフリーズドライが便利♪
鶏飯はもともと薩摩藩の役人をもてなすために考案された料理と言われています。かなり手の込んだ料理ですが、お土産用の鶏飯セットを使えば手軽に再現できます。
様々な種類がありますが、便利なのはお湯をかけるだけでOKのフリーズドライタイプでしょう。薬味や漬物を添えると、より本格的になりますよ♪奄美大島空港のお土産店をはじめ、島内の様々な店舗で購入できます。
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遅いランチは奄美大島土産の鶏飯でした
— 咲良 (@motarasakura) 2017年5月13日
パパイヤの漬け物がちょー旨いKinKiの剛が好きな鶏飯\(^o^)/ pic.twitter.com/OEYxXG5VOu
■10.奄美大島が誇る伝統工芸品「大島紬」
1300年もの歴史を持つ高級絹織物
大島紬は、奄美大島が発祥の高級絹織物です。泥染めした絹糸を手織りする手法で、その歴史はなんと1300年とも言われる伝統工芸品。着物が好きな方にとっては永遠の憧れと言えるでしょう。もちろん、反物や着物は高価なものが多いので、なかなか手が届きませんが、小物や雑貨類なら、気軽にお土産にしやすいものが見つかります。
おしゃれな雑貨がそろう「Frasco(フラスコ)」
大島紬に興味のある方は、「大島紬村」を訪れてみると良いでしょう。工場見学や泥染め、手織り体験、着付け体験なども楽しめます。もちろん、大島紬の購入もできますよ。小物や雑貨など、手軽なお土産をお探しなら「Frasco」がおすすめ。奄美大島在住のクリエイターがデザインしたおしゃれなアイテムも取り扱っています。
みんなの口コミ
奄美大島の旅を満喫したら お土産のお買物もお忘れなく!
自然と共存しながら独自の歴史と文化を育んできた奄美大島では、個性的な特産品に出会えることでしょう。美しい島の風景や美味しいご当地グルメをたっぷり満喫した後は、お土産の調達もお忘れなく。素朴でどこか懐かしいものから、洗練された工芸品まで、バラエティも豊富。きっと素敵なお土産が見つかりますよ。