さまざまな接待の場面に使える手土産厳選10選

大切なお客様や、取引会社などをもてなす接待。一昔前よりは経費削減などで接待をする機会は減りましたが、その分1回1回の接待での対応が重要さを増しています。接待の時に渡す手土産もセンスやマナーを問われる点ですから、相手に喜ばれるものを選びたいものですね。

接待の時に持って行く手土産は基本的にはお菓子類が多いと思います。しかし、お菓子でも相手にとって迷惑になってしまうものや、渡すタイミングなど注意しなければいけない点がいくつかあります。

手土産はあまり安すぎても気持ちが伝わりませんし、高すぎると相手に気を遣わせてしまいます。接待で渡すのでしたら、3,000～5,000円位が丁度良いでしょう。

接待で渡す手土産はほとんどの場合、渡した日以降に食べることが多く、週末に接待を入れた場合、渡した相手の家や出張先のホテルなどに保管することになります。そんな時に要冷蔵や賞味期限が短いものだと、相手の負担になってしまいます。
接待の時の手土産には、なるべく常温で1週間以上日持ちするお菓子を選びましょう！

持ち帰る時に型崩れしやすいものや、包丁を使わないと分けられないような大きいお菓子は、相手に負担になります。いくら美味しそうなお菓子、高級なお菓子でも安易に選ばず、持ち帰る時や食べる時のことまで考えて商品を選択しましょう。

接待で手土産を渡すタイミングは、食事などが一通り終わってお店を出る直前に渡すのが良いでしょう。食事が始まる前に渡すと相手も置く場所に困ったりします。テーブル席などで置く場所がない時は、お店に預かってもらうのもおすすめです。

渡す時は、紙袋から取り出すのが基本的なマナーですが、もらった方も持ち帰らなければならないので、お菓子を渡した後に紙袋が必要か確認すると親切です。また、渡す時には「お口に合うといいのですが、皆さんでどうぞ」「こころばかりの品ですが」などと一言添えると印象が良くなります。

まだ関係の浅い新規のお客様や、大口取引先の上役など、自社にとって失敗できない相手を接待する時には、あまり変わったものや流行のものよりも、王道の和菓子や有名なお店の洋菓子の「きちんと感」が出る手土産にしましょう。

蜂の家は主に和菓子を販売していますが、どのお菓子もどこかこだわりが感じられる美しさがあります。焼き色、形、断面まで美しい和菓子は、きっと喜んでもらえますし、接待で渡すお菓子としては特別感が出るので、新しいお客さんに渡せば、印象に残ってくれると思います。

蜂の家で一番手土産向きなのが、看板商品ともいえる「まゆ最中」です。名前の通り繭のような楕円の形と光沢のある最中の中に少し粒が残った餡子が入っています。最中は手を汚さずに食べられる和菓子なので、会社でも食べやすくておすすめのお菓子です！

店名：蜂の家　自由が丘本店
住所：東京都目黒区自由が丘2-10-6
電話：03-3717-7367
営業時間：9:30～20:00
定休日：無休

アクセス：東急東横線、大井町線　自由が丘駅　徒歩1分
　　　　　自由が丘駅から94m
駐車場：無し

形の可愛さもさることながら、国産素材にこだわって作られたおかきは、もちろん味も絶品です。6～8枚ずつ包装されていて、職場で食べるには丁度いいサイズ感ですし、おせんべいは軽くて持ち運びしやすく、接待の時の手土産にはぴったりなお菓子です。

「それぞれ」というおかきの詰め合わせは、和風の模様の中でも縁起の良い「七宝」をモチーフにしているので、もらった方も幸せな気分になれるお菓子です。桜や鯉。瓢箪など可愛い形のおせんべいは見ているだけでも和みますから、オフィスに小さな癒しを届けることができますよ♪

店名：銀座あけぼの　銀座本店
住所：東京都中央区銀座5-7-19　
電話：03-3571-3640
営業時間：（月～土）10:00～21:00
　　　　　（日・祝）10:00～20:00
定休日：無休

アクセス：東京メトロ銀座線・丸の内線・日比谷線「銀座」A1出口すぐ
駐車場：無し
カード：可 （JCB、AMEX）

江戸時代から続く、名古屋の老舗和菓子屋さんです。「旅まくら」は昭和25年愛知国体の際に天皇に献上するお菓子として作られました。一口サイズの上品な和菓子は、箱もかさばらず、持ち運びも楽で接待の手土産に便利な商品です。

表面のこんがり焼き色が付いている部分はサクッと、その中に柔らかいこし餡、それを白い薄皮がモッチリと包んでいて、食感がどんどん変化していきます。表面に数粒散っている黒ゴマが風味を増してくれて、上品な甘さの餡子との相性抜群です。

見た目は素朴な感じのミニまんじゅうのような感じですが、天皇への献上菓子だけあり、食感も味も食べやすいサイズ感も素晴らしいお菓子です。

店名：両口屋是清　本町店
住所：愛知県名古屋市中区丸の内三丁目14-23
電話：052-961-6811
営業時間：8:30～19:00
定休日：第3日曜、1月1日

アクセス：丸の内駅から473m

宝石の琥珀のように透き通っていて、その中からうっすら見える柚子がとっても上品な和菓子です。見た目はゼリーのようですが、食べるとシャリシャリしていて、程よい甘さの中に柚子の酸味がほんのり感じられる、京ならではの寒天菓子です。

手土産に季節感を出したい場合は、夏は橙(グレープフルーツ)、それ以外の季節では柚子を使った琥珀がおすすめです。どちらも通年で販売している定番商品ですがグレープフルーツは夏、柚子は冬が旬を迎えるフルーツですから、旬の食べ物を使ったお菓子を贈れば、接待の後に会社で食べる時に話題にもなり、印象UPも狙えますよ！

店名：永楽屋 本店
住所：京都市中京区河原町通四条上る東側
電話：075-221-2318
営業時間：10:00～20:00
定休日：無休

アクセス：阪急京都線「河原町駅」3番出口からすぐ
　　　　　河原町駅から93m
駐車場：無し
カード：可 （VISA、MASTER、JCB、AMEX、Diners）

ホワイトチョコの甘さに、抹茶の苦みと香りが風味豊かに広がるフォンダンショコラです。石臼で丁寧に挽かれた抹茶は、機械で挽かれたものと違って熱が発生しないため、抹茶本来の香りを損ないません。生チョコのようなしっとり生地は高級感があるので、大事な接待でも活躍する手土産になりますよ。

チョコレートは溶けることがあるので、手土産にする際には時期などに注意しなければいけません。しかしこのお菓子は、生チョコのようなしっとりとしたお菓子ですが、溶けないので常温で保存しても大丈夫です。

店名：マールブランシュ本店
住所：京都府京都市北区北山通植物園北門前
電話：075-722-3399
営業時間： 9:00～20:00
定休日：無休

アクセス：京都市営地下鉄烏丸線「北山駅」４番出口を出て、
　　　　　右へ(西へ)約100メートル　北山駅から174m
駐車場：有り
カード：可 （VISA、JCB、Diners、AMEX）

古くから付き合いのある会社や、普段から親しく接して頂いている担当者などを接待する時には、王道のお菓子よりもインパクトのある見た目のものや、包装にもこだわったものを選ぶと、次回会った時に会話のネタにもなりますよ！

カズノリ　イケダは、パリで修行を積んだパティシエが仙台市内で3店舗を展開している洋菓子店です。繊細なデザインとその美味しさに行列ができるほどの人気店です。話題のお店や人気のお店のお菓子は、親しい間柄の会社を接待する時の手土産にすれば、話も盛り上がるので便利なアイテムですよ。

マカロンはたくさんのフレーバーがあって、どれも色鮮やかで口どけも良く、中のクリームは濃厚！手土産を実際に食べるのは会社にいる女性や若い男性社員が多いです。カズノリ　イケダのマカロンは見た目にも味にも若者や女性に喜ばれますし、仕事中でも摘まんで食べられるお菓子なので、接待先の会社での印象も良くなること間違いなしです！

店名：kazunori ikeda individuel　定禅寺通店
住所：宮城県仙台市青葉区本町2丁目18－23
電話：022-797-2903
営業時間：平日11:00～ 20:00
　　　　　土曜10:00～20:00
　　　　　日曜10:00～19:00
定休日：不定休

アクセス：地下鉄「勾当台公園」駅　徒歩2分
　　　　　勾当台公園駅から138m
駐車場：無し

小ぶりな蒸しまんじゅうは、可愛いうさぎ柄です。味は5種類でそれぞれ色が違って、石川県の名産品を使った餡が特徴で、サツマイモやかぼちゃ、柚子など女性の心をグッと掴んでくれるはずです。

1つずつ包まれているので、不在の人のデスクにそのまま置けて皿も不要、接待の手土産にピッタリです。

福うさぎは素材の味を活かした甘さ控えめの餡が、ふんわりとした生地に包まれているので、甘いものが苦手な人にも優しいお菓子です。小ぶりなおまんじゅうなので箱入りの商品も大きくなり過ぎず、持ち運びにも苦にならないですよ。

店名：金澤福うさぎ　かなざわはこまち本店
住所：石川県金沢市袋町1番1号　かなざわはこまち1F
電話：076-225-8200
営業時間：10:00～19:00
定休日：不定休

アクセス：金沢駅から32m
駐車場：無し

大阪の高級住宅街にある洋菓子店ポワール、自宅用にはちょっとお高いですがお遣い物にはおすすめのお店です。世界中の選りすぐりの素材から作られているので、子供からお年寄りまで安心して食べられる高品質のお菓子です。

抹茶で有名な京都の辻利とポワールがコラボして出来た「究極の抹茶トリュフ」です。京都建都1,200年を記念して作られた特別な抹茶と、一番搾りのカカオバターからできたチョコレートで丹念に作られた抹茶トリュフ。1箱5粒で5,000円と超高級チョコレートですから、絶対に失敗できない接待の手土産に持って行けば、自社を印象付けることができますよ！

店名：ポアール 帝塚山本店
住所：大阪府大阪市阿倍野区帝塚山1-6-16
電話：06-6623-1101
営業時間：9:00～22:00
定休日：1月1日

アクセス：阪堺電気軌道上町線姫松駅　徒歩2分
　　　　　姫松駅から34m
駐車場：有り

福砂屋は1624年創業のカステラを作っているお店の中では一番の老舗菓子店です。カステラを食べ慣れている長崎の人たちに「やっぱりカステラは福砂屋が一番美味しい」といわれている実力派です。

ミキサーを使わずに手で泡立てて作っているカステラは、生地はフワッフワで卵の味もしっかり感じられ、下のザラメの歯ごたえがアクセントになって止まらない美味しさです

贈り物としては定番のカステラですが、歴史ある食べ物だけに他社の接待でも手土産として使われる機会の多いお菓子です。他社との差をつけたいのであれば、気の利いたところをアピールしましょう。

フクサヤキューブはビビットな色合いの正方形の箱に、食べやすい大きさに切られたカステラが２切れ入っています。さらに箱の中には折りたたみのフォークまで入っています。センスの良いパッケージに手間をかけさせない気遣いで接待後にさらに好印象になること間違いなしです。

店名：福砂家　長崎本店
住所：長崎県長崎市船大工町3-1
電話：095-821-2938
営業時間：8:30〜20:00
定休日：無休

アクセス：長崎電気軌道「思案橋」駅　徒歩2分
　　　　　思案橋駅から155m
駐車場：有り
カード：可 （JCB、AMEX、MASTER、VISA、Diners）

広島の名物といえば「もみじまんじゅう」ですが、観光や帰省のお土産感が強く、大事な接待に持って行く手土産としては、若干高級感が足りません。

もみじまんじゅうを販売している「藤い屋」では、”淡雪花”という和洋折衷のお菓子があります。洋風のギモーヴにレモン味の羊羹を挟んだ新感覚のお菓子です。「この接待のために用意した」という特別感が出るので、大切な席でのお遣い物におすすめですよ。

見た感じは全体的にフワフワしているかと思いきや、表面はシャリっとしています。その後にギモーヴのフワーが来て、さらにレモン羹のプルン、舌の上でシュワーと雪のように溶けていきます。甘さの後にレモンの酸っぱさが来るので、爽やかな後味のお菓子です。

白い箱に銀色で雪の結晶の模様が入っているので、名前の通り雪のような繊細な見た目と味の高級感のある手土産になります。

店名：藤い屋　宮島本店
住所：広島県廿日市市宮島町幸町東浜1129
電話：0829-44-2221
営業時間：8:00～18:00
定休日：無休

アクセス：広電宮島口駅から2,173m
駐車場：無し
カード：可 （JCB、AMEX、VISA、MASTER）

全国各地の接待におすすめの手土産をご紹介いたしました。数少ない接待で印象を残せるように、相手との関係性や商談の内容によって手土産の種類を変えることで、自社のポイントアップを狙えると思います。次の接待ではいつものお菓子から離れて、ちょっと気合を入れて手土産選びをしてみましょう！