お年賀のご挨拶には手土産などしっかりと準備を

結婚後、初めて迎えるお正月。お互いの実家を訪問するというご夫婦が多いのでは?学生時代は気儘に自分の家族とくつろいでいたのに、結婚した相手のご実家を訪問するとなると、ちょっと緊張しますよね。特に年に数回しか顔を合わせない間柄だと、気が重いという人も多いかもしれません。それ以外にも、ご主人の上司や、お世話になった方へ年始に伺うとなると一体どの程度のものを持って行ったら、と迷ってしまいませんか?
そんなあなたのために、お正月のご挨拶や手土産に関するマナーをご紹介します。事前にしっかり準備しておけば、少しはリラックスして訪問ができるかも。
訪問前の準備や玄関での挨拶は?お正月の訪問マナー
まずはお正月、お年始の訪問についてのマナーを学びましょう。もちろん、地域や各家庭で習慣や考え方が異なる点はありますが、一般的にここは押さえておきたい!というポイントをまとめてみました。新しい年の始めてのご挨拶、しっかり決めて良い年にしましょうね。
■事前に訪問の相談をしよう
親戚が大勢集まったり、挨拶回りをしたりといったお正月を過ごす家庭もあれば、あまり行事に捉われない家庭もあるでしょう。とにかくお年始のご挨拶に行く事を決めたら、、先方に連絡し、伺う日時を決めましょう。もしどうしても急に伺うことになってしまったら、手土産だけお渡しし、玄関先で失礼すること。
夫の実家への帰省が期待されているご家庭なら、先方から催促される前に訪問日程の調整をするのが良いでしょう。いずれにしても、受け入れる側の実家でもなにかと準備が必要でしょうから、予定は早めに連絡しましょう。
訪問日が近づいたら、到着時刻の目安も連絡しておきましょう。予定が急に変更になった場合も同様です。
■玄関先ではこれが正解
実家はともかく、仕事関係や、お世話になった方を訪問するときには、玄関に入る前に、まずコートを脱ぎましょう。それからブザーを押します。荷物があるときなど大変なのですが、家の中に外のチリやホコリを持ち込まないというマナーなのです。また、玄関先で長々と挨拶するのはNGです。
「お邪魔致します」「失礼致します」など、簡単にご挨拶をし、室内へ通されてから、正式に新年のご挨拶をしましょう。
手土産の渡し方・ポイントとマナー
手土産は特別の場合をのぞき、必ず準備しましょう。例えば、実家へ行く場合、お節料理を分担して持ちよったりと、何か手作りのものを持って行くこともあるかと思います。そのような場合はそれが手土産代わりになりますが、そのような場合をのぞき、普通は年賀の品を用意するのが常識です。
■手土産を渡すタイミングはこれ
手土産は玄関先ではなく、室内で新年のご挨拶を終えた後に渡しましょう。ただし例外は、冷蔵が必要な生ものや、アイスクリームなどの冷凍品を持参した場合は、その旨を伝え、玄関先でお渡しし、冷蔵庫や冷凍庫にすぐに入れてもらいます。そレから、ご仏壇のある家では、ご仏前にもご挨拶をします。
■一言添えるのがポイント
以前はよく使われた「つまらないものですが」はやめましょう。へりくだり過ぎる上、つまらないもの、という言い方は響きが悪い。せっかく選んだ素敵な品を差し上げるのですからもっとポジティブに。「以前いただいて美味しかったので」とか「地元の名産品なので是非召し上がっていただきたかったので」など。
謙遜するのなら「お口に合うと嬉しいです」などがいいでしょう。
手土産の平均予算・相場は?
なんといっても予算は気になりますよね。各種の調査では1,000円~3,000円の価格帯が最も多いようです。普段からお世話になっていたり、何日も実家に滞在する場合は、少し値の張る手土産を持参した方がよいでしょう。お歳暮を贈った場合と贈らなかった場合でも違ってきます。
また、親戚が大勢集まる場合や、ご近所や取引先への挨拶回りに同行する場合、その分の手土産を持参した方が良いケースもあります。地域やご家庭によって差がありますので、そこも考慮が必要かもしれません。できれば事前に確認しておきましょう。
失敗しない手土産の選び方
せっかく手土産を持参するなら、相手に喜んでもらいたいものですよね。とはいえ、いざとなると何がよいのか迷ってしまうもの。でも、お年賀の品は普段の手土産とはどこか違うのでしょうか?ここでは、お正月の手土産選びのポイントをレクチャーします。
■相手の好みをリサーチしておく
一番良いのは、相手の好みのものを持っていくこと。できれば事前にリサーチしておきましょう。
特に頻繁に行き来がある間柄なら、ついついお土産もパターン化しがちです。定番のお土産でなく、ピンポイントで相手の好みの品を持っていけると好印象です。「お義父さんはこれがお好きだと聞いたので」と一言添えてお渡しすると、相手を気にかけていることが伝わりきっと喜んでもらえますよ。
■お正月らしいおめでたいもの
お正月の手土産は新しい年を祝う華やかでおめでたいものがいいですね。例えば干支に関係あるものや紅白のもの、また縁起物もぴったりです。みんなで食べられるお菓子類もよいでしょう。和菓子は季節感を大切にしているのでお正月にぴったりの品も見つけやすいです。季節限定のスイーツやフルーツも喜ばれますよ。
■日持ちのするもの
お菓子や食べ物を持っていくなら、日持ちするものを選びましょう。消費期限の長いものでしたら年末の忙しくなる前にお取り寄せで準備できます。親戚が複数集まるご家庭や、新年のあいさつ回りが多いご家庭なら、その分多くの手土産が集まります。日持ちしないものだと、消費するのも大変、ということになりかねません。
普段よく使う茶葉やコーヒー類、お酒なども良いでしょう。
■地域の特産品や限定もの
訪問先が遠方なら、自分たちが住んでいる地域の特産品や地域限定品も良いでしょう。お渡しする際に、「おいしいからぜひ召し上がっていただきたくて」という一言とともに、どんなものかエピソードも披露できると、きっと喜んでいただけますよ。
これで完璧!MEMOCO厳選のおすすめ手土産11選
お正月の手土産、選び方のポイントを学んだところで実際におすすめアイテムをご紹介していきます。MEMOCOが厳選したお年賀にふさわしいものばかり。ほとんどのものは消費期限も長くネットショップで購入可です。早めに用意してしまいましょう。
和菓子、洋菓子、そしてお菓子以外の食品などバラエティーに富んだ選定で、どれも必ず喜ばれるお正月らしい素敵な品ばかりですよ♪