図鑑で好奇心を育もう!

急速に言葉の数が増え、文字も多少理解できるようになる2歳〜3歳の期間は、人間の発達のうちでも、もっとも重要な時期だと言われています。この時期、お子さまはまるでスポンジのように知識を吸収しますから、できるだけたくさんの物事を学ばせてあげるのが正解です。
自宅に図鑑があれば、お子さまが自分自身で手にとって見ることができ、好奇心を「自ら満たす」という自発的な行動も促すことができます。最近は、大人がみても面白い図鑑が多数販売されていますので、ぜひお子さまと一緒に楽しみながら選んでみてください。
図鑑の平均予算は?
図鑑の平均予算はだいたい2000〜3000円程度です。大きくて重たい図鑑はちょっと…という方は、1000円くらいの薄めの図版などから試しても良いですが、内容が充実したずっしりした重さの図鑑には、やはり特別な良さがありますよ!
2〜3歳におすすめの図鑑!ベスト20
では、ここから2〜3歳におすすめの図鑑をランキング形式でご紹介していきましょう。お子さまの興味や関心にあわせて、お父さん、お母さんの厳しい視点で選んであげてくださいね!
20位 見つけた!を楽しむ「身近な植物図鑑」
2〜3歳の時期は、これまで気づかなかった周囲のものに興味が広がる時期です。一緒に歩いていると、道端に咲いている花、公園に落ちているどんぐりや松ぼっくりなど、何にでも興味を示します。お子さまが、「これ、なあに?」と聞いてきた時、「あとで図鑑で調べようか」と言える一冊があれば、好奇心を正しく伸ばすことができますね。
■「ひろった・あつめた ぼくのドングリ図鑑」

ひろった・あつめた ぼくのドングリ図鑑 (ちしきのぽけっと12)
こんな図鑑、昔はなかった…と感動するお父さん、お母さんも多いのではないでしょうか。
この図鑑があれば、お子さまが拾ってきたドングリがどんな種類のものなのか、名称から分布までしっかりわかります。中には食べられるドングリなんかもあって、大人でも「そうなんだ!」と唸ってしまいますよ。
19位 「遊び」が脳を育てる…「あそびの図鑑」
お子さまと二人の時間、何をして遊べば良いか分からない…というお父さん、お母さんにもオススメなのが、「あそび」をテーマにした図鑑です。お子さまと一緒に眺めながら、「こんな遊びがあるんだね、今度一緒にやろうか」と話すのも良いですし、お子さまの「これ、やってみたい!」という気持ちを促すのにも使えます。目一杯体を動かして遊ぶことは、脳育にも効果がありますよ。
■学研の「あそびの天才! 図鑑」

あそびの天才!図鑑 (学研の図鑑 for Kids)
こま回しやどろだんご作り、ボール遊びから折り紙まで、お子さまの心と脳を育む遊びがたっぷり収録された学研の「あそびの天才!図鑑」。
これ一冊あれば、お父さん、お母さんも、もう「今日は何しようか…」と憂鬱な気分にならなくて済みます。一緒に夢中になって楽しめちゃいますよ。
18位 世界は広い!を伝えよう「世界の図鑑」
2〜3歳のお子さまには少し難しめではありますが、知識が広がるこの時期に、日本以外の国があるということを教えておくのも良いかもしれません。海外旅行などに行く機会があれば、「世界の図鑑」をあわせて購入しておきたいですね。少し難しいかな?と思っても、子供って大人が驚くほどの理解力を示すこともありますので、早めに準備しておいて損はありません。
■小学館の子ども図鑑プレNEO「せかいの図鑑」

せかいの図鑑 (小学館の子ども図鑑プレNEO)
お子さまが「アメリカって何?」、「アフリカにはどんな動物がいるの?」なんて質問をするようになったら、世界について教えてあげるベストなタイミングです。
「世界にはたくさんの国があるのよ、例えば…」と、小学館の子ども図鑑プレNEOシリーズの「せかいの図鑑」を使いながら、優しく教えてあげてください。お子さまの、他の国への興味がぐんとアップしますよ!
17位 可愛い動物の赤ちゃんに癒される…「動物の赤ちゃん図鑑」
小さなお子さまは、動物の赤ちゃんが大好き。コロコロと可愛い姿を愛でる気持ちは、大人も子どもも同じなのかもしれませんね。自宅に「動物の赤ちゃん図鑑」があれば、いつでも一緒に「可愛いね〜♡」なんていいながら眺められますね。お父さん、お母さんにとっても癒しの一冊になること間違いなしです!
■「ほんとのおおきさ・あかちゃん動物園」

ほんとのおおきさ・あかちゃん動物園
この図鑑は、可愛い動物の赤ちゃんを実寸大で紹介した一冊です。本当の大きさだから、図鑑には体の一部しか入りきらなかったりもしますが、そこがまた面白い!
表紙にもなっているトラやパンダ、チンパンジー、カワウソなど21種類の動物の可愛い姿を見ることができますよ。じっくり見ると、こんな柄だったんだ〜なんて、新たな発見もいっぱいです。
16位 ザリガニ、メダカ、クワガタなど…「身近な生き物図鑑」
2〜3歳頃になると、他の生物への関心が高まってきます。遊びの中で新しい生物と出会うことも増えてくる頃ですよね。ザリガニ釣りや、昆虫採集など、自然と触れ合える遊びもたくさんさせてあげたい時期です。採取した生物は、できることなら飼育して、観察を重ねてみましょう。お子さまの学ぶ心が刺激され、科学的な好奇心が芽生えるきっかけになるかもしれませんよ。