3歳になる子どものプレゼントに絵本を選ぼう
なんで?どうして?と質問攻めの毎日。3歳の時期は、こう感じるママも多いはず。好奇心いっぱいで、どんどん知識を増やしている時期だからこそ…なんですよね。
そんな3歳児の「知りたい!」をサポートする、絵本をプレゼントしてみてはいかがでしょう?絵本は知識だけではなく、思いやりの気持ち、やさしい心も育ててくれるんですよ!身の回りの題材の絵本はもちろん、3歳になると少しストーリーのある長めの絵本でもOK。
3歳児にプレゼントしたくなる絵本|読んで聞かせたい!名作12選
3歳頃の子は、0歳〜2歳と違って”少しストーリーの長めの絵本”も聞いていられるようになります。作者のメッセージが込められている作品だったり、自分と重ね合わせることができる作品だったり。いつか大人になってからも思い出せるような絵本に巡り合えると、それは宝物ですよね。おすすめの絵本をママ目線で選んでみました。ぜひ参考にしてくださいね。
3歳児にプレゼントしたくなる絵本|読んで聞かせたい!名作12選 ■いろんなシーンが描かれている”こぐまちゃん絵本”
3歳の誕生日に絵本のプレゼントをお考えなら おめでとうの気持ちを絵本に込めて
たんじょうびおめでとう
作/わかやまけん
人気のこぐまちゃんシリーズの中から、3歳になったこぐまちゃんの誕生日のお話。3歳になったら、洋服を自分で着てみたり、食べた食器をお片づけできたり。親子で読むと「あ!これできる!」などと話がはずむこと間違いなしです。
誕生日パーティーの様子も描かれていて、プレゼントの中身のページはとっても賑やか。何度も読みたくなる絵本ですよ!
3歳児にプレゼントしたくなる絵本|読んで聞かせたい!名作12選 ■小さな勇気を応援する絵本
チャレンジする気持ちの背中を押すプレゼント だれもが経験するドキドキの大冒険
はじめてのおつかい
作/筒井 頼子
絵/林 明子
ロングセラー作品の「はじめてのおつかい」は、小さな女の子の気持ちや情景が細かく描かれています。子供の目線で描かれた世界は、おつかいが大冒険。
絵本にでてくる女の子みいちゃんは5歳ですが、3歳でもしっかり楽しめる内容なんですよ。転んでしまって痛そうなシーン、店員さんに「すいませーん」の声がなかなか届かないシーンは、すごく心配そうに聞いてくれます。小さな勇気が出る絵本、プレゼントしてみませんか?
3歳児にプレゼントしたくなる絵本|読んで聞かせたい!名作12選 ■パパママが子供の頃からおなじみのノンタン
公園で遊ぶのが大好きな子にプレゼント ブランコ「つぎ、どうぞ」って伝えられるかな?
ノンタンぶらんこのせて
作・絵/キヨノ チサコ
順番待ちするお友達の「か〜して」に「だめだめ」ばかりのノンタン。やさしいお友達が10まで数を数えてくれて、ノンタンはブランコをゆずれるかな?
公園大好きな3歳の頃、なかなか順番待ちしている子に「どうぞ」ができないですよね。そんな時には、この絵本をプレゼントしてみてください。絵本を自分を重ねてくれるので、自然とルールが学べるんですよ。
3歳児にプレゼントしたくなる絵本|読んで聞かせたい!名作12選 ■五味太郎さんのイラストで可愛く伝える
なんで?どうして?を教えてくれるプレゼント 動物はみんな食べるから、みんなうんちをするんだね
みんなうんち
作・絵/五味 太郎
3歳のこの時期、トイレトレーニングが順調に進んでいるとパンツデビューしていますよね。でもまだ、おしっこは成功していても…うんちをなかなか教えてくれない子も多いですよね。
うんち=きたない、くさい、パンツを汚すとママが悲しい顔をする…というイメージが付いてしまいがちですが「動物はみんなうんちをするんだよ!」という当たり前のことを、しっかり伝えてくれる絵本なんです。
3歳児にプレゼントしたくなる絵本|読んで聞かせたい!名作12選 ■色鉛筆で描かれたような淡いタッチのイラスト
もう少しでおにいちゃん(おねえちゃん)になる子にプレゼント 読んだあと…いっぱいギュッとしたくなる
ちょっとだけ
作/瀧村 有子
絵/鈴木 永子
3歳になると、おにいちゃん(おねえちゃん)になる子も増えますよね。2人目ができたママ友に「おめでとう!」とプレゼントしたくなるのが、この絵本。上の子と一緒にぜひ読んでもらいたい一冊。
主人公の女の子は、弟ができたのでママがなかなか遊んでくれません。おねえちゃんになったから、お着替えも髪を結うのも自分でがんばるんです。でもやっぱりまだママに甘えたい。読むとママも泣いちゃう絵本です。
3歳児にプレゼントしたくなる絵本|読んで聞かせたい!名作12選 ■素朴なイラストから感じる温かいストーリー
お風呂キライの子にもプレゼントしたい一冊 白くて黒いブチのあるハリーが泥んこになって…
どろんこハリー
作/ジーン ジオン
家族と暮らすハリーは、お風呂が大嫌い。ある日ハリーはお風呂の時間にブラシを持って飛び出してしまうんです。そのまま泥んこになって遊び、真っ黒に。家に帰っても誰もハリーだと気づいてくれません。
3歳の子にとって、そんなハリーの話は「他人事ではない?」と感じるようです。真っ黒になって家族に気づいてもらえなくなっては困りますもんね!何度も読んであげたくなる絵本ですよ。
3歳児にプレゼントしたくなる絵本|読んで聞かせたい!名作12選 ■”くれよんくん”や”どんぐりむら”シリーズでも人気、なかやみわさん作
ストーリーのある絵本をプレゼントしたいなら そらまめくんの宝物であるベッドがなくなった?!
そらまめくんのベッド
作・絵/なかや みわ
人気作家が描く”そらまめくんシリーズ”の1作目。いろんな豆の仲間とのやりとりが読んでいる子供達のハートをつかむ作品。宝物のベッド(そらまめのさや)は、中がふわふわしていて気持ちがいいんですって。そのベッドを誰にも貸してあげないところから、このお話ははじまります。
ある日、そのベッドがなくなってしまいました。そらまめくんは、宝物のベッドを探して旅に出ます。3歳の子も先が気になるストーリー展開。
3歳児にプレゼントしたくなる絵本|読んで聞かせたい!名作12選 ■やさしいイラストとストーリーに親子で癒される
ゆったり優しい子に育てたいなら、この絵本をプレゼント ほんわか…あったかい気持ちになるお話
どうぞのいす
作/香山 美子
絵/柿本 幸造
自分と同じしっぽのついたイスを作ったうさぎさん。「どうぞのいす」という看板を立てて、誰でも座れるように置きました。すると、木の実を拾った帰りのロバさんが通りかかります。ロバさんはイスの上に木の実の入ったかごをのせ、木陰でお昼寝を。
ロバさんがお昼寝からさめるまでに、他の動物たちも通りかかります。木の実がハチミツになり、パンになり…。みんなの思いやりがいっぱいの絵本。プレゼントにおすすめです。
3歳児にプレゼントしたくなる絵本|読んで聞かせたい!名作12選 ■ファンタジックな世界が広がるストーリー
かわいいお洋服が好きな女の子にプレゼントしたい うさぎさんの行先にあわせて模様がかわるワンピース
わたしのワンピース
作・絵/にしまき かやこ
ラララン、ロロロン、にあうかしら?このフレーズは「わたしも小さな頃に読んでもらった!」というママも多いんです。女の子の夢が広がるストーリーで、長年愛されているロングセラー作品。
空から振ってきた白い布で作ったワンピース。それを着てお散歩すると、お花模様、小鳥模様、雨模様にもかわっていきます。どれもCUTEで、3歳の女の子が憧れちゃうワンピースなんですよ。
3歳児にプレゼントしたくなる絵本|読んで聞かせたい!名作12選 ■五味太郎さんのイラストがたまりません
自分でも読めるようになる絵本をプレゼント ページをめくるごとに「る」で終わるコトバ
さる・るるる
作・絵/五味 太郎
人気作家の五味太郎さんが描くサル。シンプルに2色で描かれているのに、愛らしさを感じずにはいられないのが不思議です。お話もページをめくるごとに「さる・くる」「さる・ける」などの「る」で終わる言葉だけなの…その素朴さが人気なんです。
「さる・○る」を親子で一緒に考えてみるのもGOOD。”言葉遊び”の面白さを知るきっかけになる一冊ですよ!
3歳児にプレゼントしたくなる絵本|読んで聞かせたい!名作12選 ■どきどきハラハラしちゃうストーリー展開
もう一回読んで!とせがまれるプレゼント やぎが橋を渡るたびに、どんどん盛り上がる!
三びきのやぎのがらがらどん
作/ノルウェーの昔話
絵/マーシャ・ブラウン
3歳の頃の子は、絵本の中に入り込むのが上手。主人公に感情移入するので、ちょっぴり荒々しいくらいの迫力のある絵本がお好き。この絵本は、ぜひパパに読み聞かせしてもらいたい一冊なんです。谷に住むトロル(鬼)の声を迫力満点にすると、目をまあるくして聞いてくれますよ!
谷にかかる橋を、3匹のやぎが1匹ずつ渡りいます。さて3匹とも渡ることができるかな?
3歳児にプレゼントしたくなる絵本|読んで聞かせたい!名作12選 ■日常のさりげない話を独特に描くヨシタケシンスケさん
自分でお着替えをしはじめたらプレゼントしたい もし…服がぬげなくなったらどうしよう?
もう ぬげない
作・絵/ヨシタケ シンスケ
主人公の男の子は、いつも母から指示されてお風呂に入るのがいや。だから「自分で服をぬぐ」と決めるんです。でも途中でひっかかってしまいました。そして、そのままの人生を想像してみるんです。
いつか自分が何かに挑戦する時、そっと背中を押してくれるようなストーリー。大人もたまに想像してしまう「もし、この状態のままだったら」という設定は、3歳頃の子だけじゃなく大人からも人気の理由。