味わい濃く、もたれない上質なえびせんべい
ささら屋の「白えびせんべい結箱」は、富山県特産の白えびを豊富に使用したえびせんべい。富山湾は万葉の時代から「有磯海(ありそうみ)」と呼ばれ肥沃な海として知られてきた。
そこで獲れる白えびは、透明で薄紅色の美しい姿をしており、「富山湾の宝石」と呼ばれている。味は淡泊ながらも旨みが深く、北陸地方の風物詩として有名である。「ささら屋 白えびせんべい」は、その中でも特に吟味したえびをふんだんに使用している。
食べてみると、サクサクと非常に上品な口当たり。そして味の方はえびの風味がよく効いている。1枚1枚は薄手で、油で揚げてあるのだが後味は軽く爽やかである。
上品さが重視される贈答品にもぴったり!
パッケージはこのように瀟洒な外観。包装紙にも“富山湾の珍味”を使用したせんべいということが銘記されているので、すこし気のはる贈答品や手土産にもぴったりだ。
年配の方に差し上げる贈答品にはなにかと頭を悩ませがちなもの。この白えびせんべいなら、堂々、合格点をもらえるだろう。
富山県産の米にこだわる
ささら屋を展開する日の出屋製菓は、百年近く前に富山県南砺市で創業された。以来、富山県産の米、海産物にこだわり、菓子をつくり続けている。
特に米に関しては、富山県産のコシヒカリに的を絞っている。この米には自信を持っており、ささら屋の通販サイトでも販売しているほど。それと白えびを組み合わせたのが白えびせんべいである。
富山湾で白えびが漁獲できるのは、4月から11月にかけての解禁期間だけであり、冬の間は繁殖のため禁漁になる。1年間の漁獲量が約600トンと少なく、他県への流通はほとんどないという。白えび人気が高まるにつれ外国産も流通、それを使うメーカーもあるが、ささら屋では富山湾産にこだわっている。
富山湾の白えびは、減菌処理した冷海水をかけて鮮度を保つなど高い品質管理がなされ、味も抜群だという。
同社では、白えびの代名詞とも言える「富山湾の宝石」の商標を保有し、今後もこの貴重なえびの保護とせんべいづくりに力を注いでいくという。
サックリ軽いから、おつまみや間食にも♪
個包装にはせんべいが二枚ずつ入っている。サックリと軽くお腹にもたれないから、間食につまむのにちょうどいい。また、軽い塩味なのでお酒のつまみにも適している。日常生活のさまざまなシーンで活躍してくれそうな、きわめて上品なえびせんべいである。