ど〜んと目を引くパッケージ!
桂新堂「幸運だるま」は、だるまをモチーフにしたえびせんべい。パッケージもインパクトたっぷり!早く中を開けて見たくなるつらがまえである。
箱のサイズはタテ10cmヨコ12cmほど。小さめサイズなので持ち運びにも便利。また、手土産を人に手軽にプレゼントしたいときにも重宝する。
いきなり現れるラブリー福だるま!
フタを開けると、「福」の字を身につけただるまが現れる。意志が強そうな表情なので、受験などの“必勝祈願”や、人を励ますための贈り物にはぴったりだ。
気軽に人にあげる “ちょこっと手土産”に、そもそもせんべいは向いている。日持ちがするし、“特別感”があるのだ。チョコレートなどでは平凡だし、わざわざ選んでくれている、というイメージが生まれにくい。
こうしたミニサイズのせんべいセットを、手土産用にまとめて取り寄せておくといいかもしれない。なにしろこの福だるまもとても日持ちが長く、常温保存で195日だ。
車えびを使用したえびせんべい
「幸運だるま」を製造・販売している桂新堂では、素材に車えびを使用していることをアピールしている。桂新堂の所在地は愛知県。車えびは愛知湾を代表する魚として有名である。
さらに車えびは身がしまり、上品な甘みがあり味が濃厚なことが特徴。「姿の伊勢えび 味の車えび」といわれる由縁である。
桂新堂では他社に先駆け、平成元年から高級食材である車えびに注目、現在は各地で養殖される「ジャポニカ種」と呼ばれる国産の車えびのみを使用している。
同社によると、えびせんべいの味の決め手は鮮度。使われる車えびは水揚げされたらすぐ箱詰めされ、空輸で愛知県の手焼き工場へ直送される。輸送の間も冷蔵状態を保ち、鮮度が落ちないよう細心の注意を払っているという。
こうした細かい配慮によって、この幸運だるまは生まれているのだ。
凝縮されたえびの旨さ!
幸運だるまを囓ってみる。しっかりした歯応えがあり、薄手ながらも密度あるえびせんべいという印象だ。
えびの味が濃い。それが凝縮された旨みとなって舌に残る。こんなにオチャメな外観ながらも、しっかり丹念につくられたせんべいだ。
縁起物として幸運を招くだけではない、この「幸運だるま」は “口福”もまた招いてくれる嬉しいだるまなのである。