行く前に押さえて欲しい「JR盛岡駅で買える人気のお土産」とは
岩手県は自然が多く残っているので地場産品も多くあります。ご進物としてオススメのものから手軽なお土産、地元では有名なお菓子やお店なども多いので、「オススメは?」と聞かれると回答がバラつくこともあるのです。
「岩手に行ってきました」という定番のお土産から地元民オススメのお土産まで、JR盛岡駅で購入可能なものをご紹介します♪
JR盛岡駅でお土産を探すならこの2店
盛岡でお土産を購入するなら、駅構内か駅ビルの「FES"AN(フェザン)」がオススメ。盛岡のお土産、というよりは岩手県のお土産が一同に介している場所です。アルコール・甘味・洋菓子などさまざまなお店が軒を連ねており、地元の方や学生さんがよく利用するお店もあります。
人気がある品のお店には行列・・・はできていませんが、様子を見ているとひっきりなしにお客様が訪れたり、大量買いする方がいたりするので、分かりやすいですよ。
■盛岡駅ビル フェザン おでんせ館
フェザンは盛岡駅に直結している駅ビルですので、改札口(北口)から徒歩約3分、といったところでしょうか。新幹線の改札口にも、在来線の改札口にもバスターミナルにも繋がっているので出入り口が各階にあります。
フェザン自体の営業時間は10:00~ですが、店舗によっては7:00から営業しているところも。階層・お店によりますが、おでんせ館は全館9:00~21:00ですのでゆっくり選ぶことができるでしょう。
盛岡駅ビル フェザン めんこい横丁
他の方へのお土産品の購入ではなく、自分のお腹へのお土産(飲食)であればめんこい横丁もオススメです。
居酒屋もありますが23:00ごろには閉店となり、駅への通路はシャッターが下ろされます。飲み明かすつもりであれば、駅前の居酒屋さんに移動すると飲み(食べ)明かせますよ♪
■盛岡駅構内
お土産を買いたいけれど、あちこち動いてる時間はないよ!という場合には駅構内でお土産を探すのもオススメ。
盛岡駅では改札口の前(周囲)に軽食やお土産を販売する店が必ずといっていいほどあり、改札への通りすがけに寄っていけるようになっています。
JR盛岡駅&駅ビルで人気のお土産10選
盛岡駅構内と駅ビルの両方にそれぞれ人気のお土産があるのですが、その中からオススメを10品選んでみました。
いずれも人気 or 定番 or 有名なものなので、どれを購入しても「ハズレ」はないですよ!
■1.福田パン & 福田パンのらすく【福田パン/盛岡駅1F iwate tetoteto(イワテ テトテト)】
福田パンの他にも複数のショップが入っている場所
福田パン以外にも「松ぼっくり(ジェラートアイス/雫石町)」などもあり、1スペースに複数のお店が入っている形の場所です。通常の店舗よりは規模も小さく、品数も限られているのですが、それでも『手軽に』買えるのでお客様はひっきりなし。
福田パンは直営店と同じく「コッペパンに(オーダーした)クリームを塗ってくれる」のですが、「tetoteto限定総菜パン」というものもあり、そちらは他店では食べられないのでぜひお求めくださいね♪
盛岡駅に、岩手名物が集結
このiwate tetotetoには他に、松ぼっくり・中村家・パイオニア牧場・木村商店といった岩手名物を扱う有名店が入ってます。
オススメは「ラスク」
福田パンのらすくは『盛岡駅(iwate tetoteto)限定』商品。(限定と聞いたら欲しくなりますよね♪)
フレーバーは「プレーン」「はちみつレモン」「ガーリック」の3種類で、各350円(税込 2017/8月現在)。通常販売されているコッペパンを使用していて、けっこうな大きさなのでボリューミー。
「プレーンはあんバターで使用しているバターをたっぷりと」、「はちみつレモンは『他にない酸っぱさ』が特徴」、「ガーリックは『お酒に合うように』」と開発されているのだそうですよ。
福田パンはラスクも美味しかったです
面白いな~と思ったのが、写真の通り見た目が福田パンそのままをラスクにしたところでしょうか。
ガーリックバターラスクって、結構味がしっかりしてないと物足りなさを感じるところが多いのですが、ここの福田パンはしっかりガーリックの味が利いているので美味しいです。
基本情報
正式名称:iwate tetoteto Fuku♪ran with 福田パン
住 所:岩手県盛岡市盛岡駅前通1-48(盛岡駅2F 北口改札そば)
電話番号:019-606-4832
営業時間:7:15~21:00
定 休 日 :無休
※駅ビルフェザン南館1階の「GINGADO(銀河堂)」内でも福田パンが販売されています
■2.チョコ南部【南部せんべい乃巌手屋 /駅ビル1F おでんせ館】
南部せんべいをチョココーティング
定番の南部せんべいもとても美味しいのですが、今回はちょっと変化球をご紹介します。
南部せんべいを割り砕き、ベルギー産のチョコとともに固めた「チョコ南部」。岩手県二戸に本店がある老舗のせんべい店『巌手屋』を手掛ける「小松製菓」の「新しい南部せんべい」です。チョコレートが解けてしまうので、チョコ南部は寒い時期の限定商品です。
この南部せんべいは「チョコ南部」「チョコ南部PREMIUM」「チョコ南部PREMIUM(セサミ)」「チョコ南部PREMIUM(抹茶)」など種類があり、さらに柔らかい南部せんべい「生南部サブレ」まで展開されているのです!
お値段は1袋2粒入りで118円(税込 2017/8月現在)から。箱入りもあります♪
名物の南部せんべいを使ったスイーツ
1袋にはチョコ2粒のみですがチョコ南部は南部せんべいとピーナツ、南部せんべいパウダーとピュアチョコレートが使われておりピーナツの風味が強いです。
フェザンの中にチョコ南部専門のお店も出来ているようでお土産としても最適だと思います。
実はアイスとも相性がいい?
『巌手屋』に限らず南部せんべいと言えば「ゴマ」か「豆(ピーナッツ)」が定番。巌手屋では南部せんべい[ゴマ]に合うチョコアイスまで作っちゃっています。その名も「チョコ南部アイス」300円(税別 2017/8月現在)。
一部地域では南部せんべいにアイスクリームを挟んだ「アイスせんべい」が販売されていることからも相性がよいであろうことは想像できます。
美味しいですから一度お試しあれ!
生南部サブレ くり
お土産として頂きました。
岩手屋さんの「生南部サブレ くり」季節限定のようです。
南部せんべいにはいろいろなメーカーがありますが一番アイディアが豊富で,面白い,話題性のある商品を出してくるのは岩手屋さんですね。
売り方が上手いといいますか。
基本情報
正式名称:チョコ南部PREMIUM盛岡フェザン店
(※南部せんべい乃巌手屋とは別店舗で営業しています)
住 所:岩手県盛岡市盛岡駅前通1-44 盛岡駅ビル フェザン(おでんせ館1F)
電話番号:019-656-7572
営業時間:9:00~21:00
定 休 日 :なし(駅ビルフェザンの定休日に準じます)
■3.かもめの玉子【さいとう製菓/駅ビル1F おでんせ館】
岩手土産のド定番!
南部煎餅と並んで筆頭にあがるお土産品のひとつである「かもめの玉子」。
忠実に玉子を再現しており、外側のホワイトチョココーティングと中の黄身あんが絶妙なお菓子です。お値段は4個入り453円(税込 2017/8月現在)から。
かもめの玉子は通常のサイズの他に「ミニ」と呼ばれる通常より小ぶりなサイズもあり、こちらもまた好評ですよ。
お値段は6個入り474円(税込 2017/8月現在)から。20個入りまであります。
大船渡発。岩手を代表する銘菓♪
フェザンに行けば岩手のお土産が一通り揃うイメージなので盛岡訪問の際は毎回チェックしてますw
まずは『さいとう製菓』さんに突撃。
やっぱ自分的には岩手土産の筆頭は「かもめの玉子」になるかもw
季節限定品を狙うのも楽しい
かもめの玉子には「限定品」が存在します。季節商品をお土産にするとより喜ばれるかもしれませんよ!
春 → かもめの玉子(いちご)
夏 → かもめの玉子(2017年はメロン。過去にはブルーベリーや桃もあった)
秋 → かもめの玉子(栗)
冬 → かもめの玉子(みかん)
その他 → 紅白かもめの玉子・りんごかもめの玉子・かもめのショコらん・かもめの玉子ばなちょ・黄金かもめの玉子・かもめの夏便り れもん などなど。
紅白かもめの玉子はお歳暮にもオススメ♪
「三陸菓匠 さいとう フェザン店」へ行ってきました。
こちらの「かもめの玉子」は黄味餡をカステラ生地で包み込み、ホワイトチョコレートでコーティングした定番のものから季節によってはりんごや苺、ブルーベリー、チョコレートなど様々なバリエーションで展開しており、訪問する季節によって楽しめます。
基本情報
正式名称:三陸菓匠 さいとう フェザン店
住 所:岩手県盛岡市盛岡駅前通1-44 盛岡駅ビル フェザン(1Fおでんせ館)
電話番号:019-652-8007
営業時間:9:00~21:00
定 休 日 :なし(駅ビルフェザンの定休日に準じます)
■4.ごま摺り団子【松榮堂/駅ビル1F おでんせ館】
半解凍が病みつきに♪
松榮堂さんといえば、皇室献上菓子である「田むらの梅」も有名ですが、冷凍状態で販売されている「ごま摺り団子」がお土産好適品。一関の老舗菓子舗で作られているお団子です。
小籠包のような一口サイズのお餅なのですが、中にはゴマ餡がたっぷり。解凍してしまうと賞味期限は3日と短いのですが、溶けかけ・半解凍で頬張るお団子は格別においしいのです♪
ネーミングも最高!
お値段も安価ですので、近所や職場、友達など数が必要な時だって心強い。
冷凍保存も出来るし食べたいときにすぐ、とりだせる。
もちろんお味も保証付ですよ。一口サイズの餅の中に黒ゴマのペーストとろっと待機しているんです。
黒ゴマのほかにも抹茶クリーム、みたらし、ずんだ、と選べてお値段そのまま8個いり¥525
安い・美味しい・配りやすい
ごま摺り団子は個別包装ではなく、4個パックを1セットとしてフィルムラッピングするスタイル。味に関係なくほぼ同じお値段です(一部値段の違うフレーバーあり)。
1つ食べると、「あと1個」とついつい手が伸びてしまう中毒性あり。数があってもあっという間に食べきってしまうので注意してくださいね。
お値段は8個入り500円(税抜 2017/8月現在)から。フレーバーは「ごま」「抹茶クリーム」「ずんだ」。平成15年からは「みたらし」もお目見えしました。
黒糖饅頭がうまい
「ごま摺り団子」は冷凍で販売しています。
溶けかけの白い団子を一口で食べると、歯応えの良い団子の中から、とろっとごますり蜜がでてきます。
一口で食べないと大変なことになります。
値段も8個で525円と手頃です。
基本情報
正式名称:菓匠 松榮堂 フェザン店(しょうえいどう)
住 所:岩手県盛岡市盛岡駅前通1-44 盛岡駅ビル フェザン(1Fおでんせ館)
電話番号:019-654-7662
営業時間:9:00~21:00
定 休 日 :なし(駅ビルフェザンの定休日に準じます)
■5.タルトタタン【タルトタタン/駅ビル1F おでんせ館】
タルトタタンはリンゴのお店?
タルトタタンとは「タタン姉妹のタルト」という意味。タタン姉妹が得意とするタルト(アップルパイ)を作るときに作り方を失敗したものが由来と言われています。
その名前を冠するタルトタタンは「リンゴ」を使ったお菓子で有名なお店。タルトだけでなく焼き菓子も美味しい「スイーツのお店」です。
ネーミングがユニークなタルトタタン
盛岡駅フェザン内の1階"おでんせ土産館"内にあるタルトタタンに立ち寄りました。
館内に入ると最初に目に入る位置に陣取っています。
お土産のおすすめランキングが載っているので、初めてであればそちらを参照にすると失敗しないかもしれません。
「ニュートンのりんご」はリニューアルして「タルトタタン」に
東北新幹線が八戸まで延びたことを記念して作られたお菓子「ニュートンのりんご」。現在は「タルトタタン」と名称を変えて販売されています。
紅玉を使ったミニサイズ(直径約8センチ)のアップルパイで、1個238円(税込 2017/8月現在)。詰め合わせの箱菓子は不動の人気です。
タルトタタン(お店)のお菓子には地場のものが多く使われており、「ガトーショコラ グラン」には盛岡の養蜂家である藤原養蜂場のはちみつを使っているんです。
★☆タルトタタン☆★
盛岡の大地の恵み とあります
りんご がまずまず入り アップルパイですね〜♫
栗 レーズンはあまり感じないけど入ってる
バターが効いた生地が優しく美味しいです
パッケージもイイ感じです
基本情報
正式名称:タルトタタン フェザン店
住 所:岩手県盛岡市盛岡駅前通1-44盛岡駅ビル フェザン(1Fおでんせ館)
電話番号: 019-604-3834
営業時間:9:00~21:00
定 休 日 :なし(駅ビルフェザンの定休日に準じます)
■6.地酒【岩手の酒屋 KiKiZAKEYA/駅ビル1F おでんせ館】
利き酒(日本酒)ができるお酒屋さん!
岩手県内の酒造元で作られているお酒を一手に紹介している「KiKiZAKEYA」。一般の酒屋さんではお目にかかれない、季節限定のお酒や貴重な生酒・にごり酒などを扱っています。
日本酒が多いですが、地元のワインや焼酎・地ビール(画像:ベレンビールはオススメ)も扱いアリ♪
地場だからこその強みを生かし、蔵元さんが直々に店頭で試飲を勧めることもあるんですヨ。
「量り売り」が可能?!
ここでは一般の酒屋では決してしないことがデキてしまいます。それが、「量り売り」。容器はお猪口がフタにもなる優れもので1合用100円。お酒の代金に加算となります。
この量り売り容器に「日本酒やワインを量り売り」してくれるのです。いろんなお酒を少しずつ欲しいけど1本買うにはちょっと多い、という場合にも◎ですね。
容器を持ち込めば容器代は取られませんし、ちびちび飲む用に小さな紙コップの販売もしているので呑兵衛には至れり尽くせりです♪
基本情報
正式名称:岩手の酒屋 KiKiZAKEYA
住 所:岩手県盛岡市盛岡駅前通1-44盛岡駅ビル フェザン(1Fおでんせ館)
電話番号:019-601-8008
営業時間:9:00~21:00
定 休 日 :なし(駅ビルフェザンの定休日に準じます)
■7.冷麺・じゃじゃ麺・わんこそば【盛岡駅構内2F 大地館ほか】
盛岡、魅惑の三大麺!
ご存知の方も多いと思いますが、盛岡といえば「冷麺(れいめん)」「じゃじゃ麺」「わんこそば」という3種類の麺類が有名な土地です。
お土産としては箱入りや取っ手付き、お椀付きのものなどがお土産品店に出ていますので、そちらがオススメです。
盛岡じゃじゃ麺(2食入り) 1,110円(税込)~
盛岡冷麺(2食入り) 702円(税込)~
わんこそば(お椀つき) 972円(税込)~
新幹線の時間待ちでお土産を買いました!
見やすい商品ディスプレイが印象的で好感度抜群でした。
岩手三大麺 1080円
盛岡冷麺・じゃじゃ麺・わんこそば 各2人前です。
それぞれに特色がある
わんこそばは普通のお蕎麦を小分けにして食べる形態なので、お蕎麦が食べられる人なら問題ないですね。
じゃじゃ麺はうどんのような白い麺。肉みそはクセがあるので、好き嫌いが分かれるところ。はじめは苦手でも、何度か食べるうちに虜になっていく方も多い不思議な味噌です。
冷麺はムチムチとした触感が特徴の麺で好き嫌いが分かれるかもしれません。テールスープは本来辛みなしで子供でも飲めるのですが、市販のたれは初めから辛味入りなので、辛いのが苦手な方には辛いかもしれませんね。
盛岡で最後にお土産を購入するならこちら(^^)
盛岡駅構内にあり改札を出て少し歩くとすぐにこちらのお店が現れます。
この日は盛岡を後にしなければならず最後のお土産を購入しようと店内へ。
店内は結構広めで、冷麺やじゃじゃ麺、盛岡限定のお菓子など種類も豊富。
基本情報
正式名称:大地館
住 所:岩手県盛岡市盛岡駅前通1-48 盛岡駅2F(改札北口そば)
電話番号:019-623-1033
営業時間:8:00~20:40
定 休 日 :なし
■8.岩谷堂羊羹【回進堂/駅ビル1F おでんせ館】
ひとくちサイズならバラまきにも!
包丁で切り分けて食べる昔ながらの「1本」タイプの羊羹も非常においしいのですが、職場などで分けるときには大変ですよね。ましてその場で食べない、持ち帰るとなれば尚更。
そんな時はこちらの「ひとくち」がオススメです。バラ売りもしていますし、箱入りもありますので、人数に合わせてお選びください♪
「岩谷堂羊羹 ひとくち」はバラで100円(税抜 2017/8月現在)。各味が同じ本数入った箱入りもありますよ!
狙うは期間限定「栗」!
岩谷堂羊羹ひとくちには、秋~初冬までの期間限定品があります。
それが画像の「純栗ようかん ひとくち」です。お値段も1個130円(税別 2017/8月現在)と他のひとくちより高め。その理由は・・・
「新栗(その年に収穫された栗)」を使い、栗と砂糖のみで練り上げているから
なのです!栗ようかんですが、栗の粒が入っているのではなく、練り栗(ペースト状)の羊羹。
原料が栗と砂糖だけなんて、贅沢な羊羹なんでしょう♪ぜひとも味わっておきたいですよね。
基本情報
正式名称:回進堂 フェザン店(かいしんどう)
住 所:岩手県盛岡市盛岡駅前通1-44盛岡駅ビル フェザン(1Fおでんせ館)
電話番号:019-613-2637
営業時間:9:00~21:00
定 休 日 :なし(駅ビルフェザンの定休日に準じます)
■9.三陸海宝漬【中村屋/駅ビル1F おでんせ館 岩手路】
三陸の海産をギッシリ詰めた宝箱
岩手は海の恵みも豊富です!海のものをお土産に、と考えているならゼヒゼヒ買っていただきたいのがコチラの「三陸海宝漬(さんりくかいほうづけ」です。
冷凍状態での販売なのですが、解凍してもイクラのプチッとした触感が楽しめる一品なのです。
保冷袋に入れれば持ち歩きもできるので、帰り道にぜひおひとつ!お酒のアテにもイイですよ!
海宝漬はバリエーションあり!
海宝漬の基本である「三陸海宝漬」は、メカブの醤油漬け・煮貝アワビ・イクラがたっぷり入ったもの。
海宝漬にはバリエーションがあり、ウニ・ホタテ・数の子などをあしらった海宝漬と一緒になった「黄金海宝漬」、「カゼ」と呼ばれる「焼きウニ」や酒蒸しホタテをあしらった「うに海宝漬」などがあります。
お値段は、少量のもので2,570円(税込 2017/8月現在)から。公式サイトを見ているだけでご飯1膳くらいは食べられる気がするほど美味しそうな画像が満載です♪
基本情報
正式名称:中村屋 フェザン店
住 所:岩手県盛岡市盛岡駅前通1-44盛岡駅ビル フェザン(1Fおでんせ館)
電話番号:019-613-2637
営業時間:9:00~21:00
定 休 日 :なし(駅ビルフェザンの定休日に準じます)
■10.明けがらす【御菓子司 山善/駅ビル1F おでんせ館】
ちょっとオトナな餅菓子
「明けがらす」は米粉の中にゴマ・クルミ・砂糖を練り込んだ餅菓子。甘味は少な目なので、洋菓子やあんこのような甘さを期待する方には物足りないかもしれません。
しかし「コーヒーにも」「お茶にも」合うお茶請けで、お餅なので重量感もあります。日が経つと硬くなってくるので、トースターなどで少し炙ってあげると柔らかさが戻りますよ。
盛岡銘菓セットを頂きました~
☆明けがらす
米粉に散らした黒ごまを夜明け空に
飛び交うカラスの群れに鬼ぐるみを浮き雲に見立てて練り合わせた
岩手の伝統銘菓です。
「明けがらす」はなぜ明けがらすというの?
なぜ「明けがらす」という名前になったのか由来を紐解いてみると、非常に面白いお話があります。
カラスは縁起の悪いものと言われていますが、それは最近の事。日本書紀では「八咫烏(やたがらす)」という3本足のカラスがいて、八咫烏は神の使いとされていました。つまり、カラスは幸運を運ぶ使者であったわけです。
山善さんでは、『寒梅粉の中に散らした黒ごまが夜明け空に飛び交うからすの群れを、くるみが浮き雲を連想させる』ものとして使用しています。
同じ名前のお菓子を販売する遠野のまつだ松林堂さん(盛岡駅にはありません)では、『日の出かまぼこのようなお菓子の外型を明け方の空の様子に見立て、お菓子に入っているクルミの切り口がカラスが飛んでいるように見えること、ゴマは遠くを飛ぶカラスやスズメの姿を表している』としています。
自然の風景を表したお菓子なんですね。
基本情報
正式名称:御菓子司 山善 フェザン店
住 所:岩手県盛岡市盛岡駅前通1-44盛岡駅ビル フェザン(1Fおでんせ館)
電話番号:019-651-1666
営業時間:9:00~21:00
定 休 日 :なし(駅ビルフェザンの定休日に準じます)
時間を作って訪ねて欲しい「JR盛岡駅近隣のおすすめ観光スポット」とは?
せっかく盛岡駅に降り立ったのだから、近隣をすこ~し散策してみませんか。盛岡駅周辺には観光地が少ないのですが、それでも全くないわけではないのです♪
ぜひ訪れていただきたい観光地をいくつかご紹介しますので、参考になさってください。
■ビルの谷間のオアシス「御田屋清水」
盛岡には「御田屋清水」「大慈寺清水」「青龍水」という『盛岡三大清水』と、これらを含む『盛岡十大清水』があるほどあちこちに清水が流れています。
盛岡駅から徒歩で約20分、サンビルの向かいというの街中にひそっとあるのが「御田屋清水(おたやしみず)」です。
南部藩では城中の御用清水・茶会の名水として使われていて、鍵をかけ、番人を置いていたこともあるそう。かの宮沢賢治も散歩の途中でこの清水を飲んでいたと言われています。
現在でも飲用することができます(飲用にコップがあります)。
■国の天然記念物「石割桜」
石割桜は盛岡駅から徒歩で約20分(路線バスなら約10分)、先ほどご紹介した「御田屋清水」から歩いて約5分という場所。国の天然記念物に指定されている石割桜はエドヒガンザクラの樹です。
名前の通り根本には巨大な岩石があり、岩を割るように幹が伸びています。基本的にいつでも見られますが、石割桜があるのは、なんと「盛岡地方裁判所の構内(敷地内)」。
桜のシーズンは石割桜を愛でるために裁判所に人が殺到するということが起きるのです(笑)
■「もりおか歴史文化館」で盛岡の歴史を学ぶ
盛岡駅から徒歩で約25分、「元の県立図書館」を再利用して平成23年に開館した「もりおか歴史文化館」。
盛岡城址公園(旧岩手公園)と隣接し、南部藩の歴史や文化資料などを公開しています。2階は有料ですが1階は無料で見学できるので、街歩きのついでに寄っても良いですね。
■「盛岡てがみ館」で先人の手紙を楽しんでみよう
盛岡駅から徒歩で約30分、先ほどご紹介した「もりおか歴史文化館」とは川を隔てた対岸にあるのが「盛岡てがみ館」。路線バスなら盛岡駅から約15分ほどで到着します。
岩手の偉人である宮沢賢治や石川啄木など、ゆかりのある先人たちの書簡(手紙・はがき)や原稿・日記などが公開されており、研究資料としても注目を集めています。
公開されているのは直筆のものなので、「こんな字を書いていたんだ」と親近感が沸くかもしれませんね。
近くには鮭の遡上が見られる川も!
盛岡てがみ館の前を流れる「中津川(なかつがわ)」。毎年10月上旬~11月下旬ごろまで、産卵のために海からサケが戻ってくる「鮭の遡上」が見られます。
欄干から川面(橋の下)を覗いている人が多数いたら、サケが川をのぼってきている証拠。春先には稚魚の放流も行っているので、必ず戻ってくるんです♪
■明治の彩りを今に伝える「南昌荘」
盛岡駅から徒歩で行くにはちょっと遠いのですが、ぜひ訪れてほしいのが「南昌荘(なんしょうそう)」。
徒歩で約40分(路線バスで約20分)、先ほどご紹介した「もりおか歴史文化館」や「盛岡てがみ館」からは徒歩で約15分ほどの場所にあります。
盛岡出身の事業家が明治18年に建てた邸宅で、敷地は盛岡市の「保護庭園・保存建造物」に、庭園は国の「登録記念物」に指定されています。
とても「風流な場所」で、建物と桜・紅葉の絶景ポイント。インスタ映え抜群の写真が撮れますよ。
■番外編:駅のコインロッカー
いちばん手っ取り早く「岩手に来たんだなー」と感じていただけるのは新幹線改札口のある盛岡駅2階のコインロッカー。
ロッカーすべてが「岩手の方言・名物」となっているのです!ダブリはありません。面白い!とインスタに多数の投稿があがっています。
地元の専門学校生が取材・デザインをしたもので、非常に親近感が沸くと同時に、どこに荷物をしまったか一発でわかる仕様(?)となっています。
盛岡駅のお土産はもらった人をハッピーにする力がある!
お土産としてもらう「モノ」にはお土産を買った人の気持ちがこもっています。
相手のために選ぶ楽しみ、貰った時の顔を想像する楽しみなどいろいろな「ワクワク」を経験しながら選んだお土産は「相手もワクワク」することでしょう。
「お土産話」のお供になるようなお土産に出会えますように!