キンモクセイの花言葉
キンモクセイの基本情報
英名 | fragrant olive, sweet olive |
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学名 | Osmanthus fragrans var. |
別名 | キンモクセイ、タンケイ(丹桂) |
科 | モクセイ科 |
属 | モクセイ属 |
季節 | 9~10月 |
花色 | 橙 |
キンモクセイの特徴は?
金木犀(キンモクセイ)は初秋に咲き、甘くてとても良い香りを放つ常緑小高木樹です。キンモクセイの香りがして秋の訪れを感じる人がたくさんいるのではないでしょうか。小さなオレンジ色の小花をかたまって咲かせ、鉢植えや露地植えに向いています。開花時には枝を花瓶にさすだけで部屋中が良い香りに包まれます。
中国が原産ですが、日本の風土にもよくなじむため、丈夫で育てやすい植物だといわれています。6月から7月の梅雨の時期にはさし木で増やすこともできます。
キンモクセイはいつの誕生花?
1/15生まれの有名人
真木よう子
キンモクセイの名前の由来って??
「オスマンサス(Osmanthus)」という属名は、ギリシア語の「osme(におい)」と「anthos(花)」に由来し、香りの強い花とにちなんで名づけられました。変種名である「aurantiacus」はキンモクセイの花色が黄色から橙黄色あることに由来します。
日本名である「金木犀(キンモクセイ)」は中国語の音読みですが、原種である「銀木犀」が白い花をつけるのに対して、橙黄色の花をつけることから「金木犀」と名づけられました。「モクセイ」については、樹皮が動サイの皮に似ていることが由来するといわれています。
キンモクセイの魅力
可愛らしい小さな黄橙色の小花が密集して咲くキンモクセイですが、最大の魅力は秋を感じさせてくれるさわやかで甘くてていい香りです。日本人には馴染みの深い香りがする花のひとつではないでしょうか。
古くから香りのよい花木として知られており、中国では茶の中にキンモクセイの花を入れて、香りを移したお茶である「桂花茶」という花茶があります。またお酒に漬けて香りを移した「桂花酒」も有名です。
日本ではトイレの近くに植えられていたため、そのイメージがある人も多いですが、最近はキンモクセイの香りをもちいた練香水やポプリも人気となっているようです。
よい香りのする花は4枚の花びらをもち、大きさが約5ミリほどと可愛らしく可憐です。花が散ったあとも、一面をオレンジ色の花びらで染めて楽しませてくれます。
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キンモクセイを贈ろう
キンモクセイは「謙虚」「謙遜」「気高い人」「真実」「陶酔」「初恋」という花言葉をもちます。「謙虚」という花言葉は強い香りが印象的な反面、小さくつつましい花を咲かせる様子にちなんみつけられたといいれています。
毎年の秋の訪れが楽しみになるキンモクセイ。素敵な花言葉と共に贈り物としてプレゼントするのもいいですね。