秋田空港でおすすめのお土産とは?
秋田は、お土産がたくさん。でも、空港で買えるお土産となると、その数はどうしても少なくなってしまいます。
秋田は海の幸にも、山の幸にも恵まれたところ。冬はハタハタがとれ、夏は山菜とりのシーズンでもあります。
お土産には、クッキーなどが定番になってしまいがちで、ハタハタなど海の幸はお土産には不向き。
ところが秋田のお土産は、地元の味を生かそうと工夫して、お菓子やお酒に「秋田の味」を詰め込んでいます。
秋田空港で買うことができるお土産を紹介しながら、秋田についても解説していきます。
秋田空港はこんなところ♪
秋田には、秋田空港と大館能代空港の2つの空港があります。大館能代空港は県北部の空港ですが、今回見ていきたいのは秋田市雄和(ゆうわ)にある秋田空港。
秋田の市街地からは少し離れ、静けさがただよう落ち着いた雰囲気の秋田空港。その秋田空港を、ちょっとのぞいてみましょう。
■広々とした空間でお土産の品揃えも豊富
秋田空港のお土産は2階で買うのが便利。1階はコンビニがあるため、ちょっとしたお買い物もできちゃいます。
秋田空港でお土産を売っているお店はいくつかありますが、一番のおすすめは、秋田空港おみやげ広場の「あ・えーる」。たくさんのお土産を取り揃(そろ)えているため、秋田空港でお土産を買うときは、このお店をチェック。
■観光に便利な予約制のエアポートライナーが好評
秋田空港は秋田県の中央に位置していますが、場所的に秋田市中心部へ行くまではちょっと距離があります。秋田空港直通の電車もないため、秋田空港からの移動はリムジンバスやタクシー、レンタカーを選択する方がほとんど。
でも、エアポートライナーを知っていれば、当然こちらを利用したいところ。エアポートライナーとは秋田空港と秋田県内の各地を結ぶ乗合タクシーのこと。
エアポートライナーを利用すれば、なんとみちのく小京都「角館(かくのだて)」まで行くこともできちゃいます。もちろん秋田市内と秋田空港を結ぶ便も有り。
要予約で、行き先によって料金も変わってきます。
秋田の魅力とは?
秋田の魅力といっても、書ききれないというのが実際のところ。食べ物はおいしいし、空気は澄(す)んでいて一度住んでしまえば他には行きたくないというくらいの環境です。
今回は「これぞ秋田」と言いたいポイントを3つに絞(しぼ)って紹介します。他にも紹介したいことは山ほどありますが、まずその3つを見ていきましょう。
■とにかく美味しい「秋田米」
秋田米こと「あきたこまち」。秋田のスーパーでは、お米のコーナーではあきたこまちがズラリと並んでいます。
「コシヒカリ」やお隣、山形の「つや姫」も置いてはいるのですが、秋田県民ならやっぱり「あきたこまち」を選んでしまいます。
1984年に秋田の奨励(しょうれい)品種になり、その後もずっと秋田県民のみならず、日本の胃袋を支えてきました。
モチモチとした触感と、冷めてからもおいしさを保(たも)っているため、おにぎりに最適!
■美味しい秋田米から作る秋田の「美酒」
米だとあきたこまちが有名ですが、酒米(さかまい)も負けてはいません。
「秋田酒こまち」や「山田錦」などは県内で広く栽培され、生産量も高いです。酒造りに適したお米の秘密は水にあります。
雪国秋田では、豊富な雪解け水が稲の成長に欠かせません。その水で育ったお米がおいしくないわけがありません。
■心が落ち着く豊かな自然
「秋田は、なにもない」と言われることがありますが、そうでしょうか?確かに大型店やショッピングモールは少なく、モノは少ないかもしれません。
ですが、秋田にはなんといっても豊かな自然があります。夏は外に遊びに出かければ、昆虫とりやキャンプをする家族がたくさん。秋には黄金の田んぼが幻想的な光景を作り出します。
冬は「かまくら」など雪国ならではの行事も。春の訪れは、バッケ(ふきのとう)が知らせてくれます。
秋田空港でおすすめのお土産10選を紹介♪
秋田空港は、羽田空港など都会の華やかな空港とは違って大きさや規模という点ではさすがに敵(かな)いません。ですが、そのコンパクトさを生かせるというのが、秋田空港の強みでもあります。
そのためお土産選びでは、たくさんのお店を回る必要はありません。お店を回る手間が省けるので、お土産選びに、充分時間がとれそうですね。
そんな秋田空港でおすすめのお土産を、紹介していきます。
■1.手がついついのびてしまう!「あつみのかりんとう」
リピーター多し!
かりんとうは一度手をのばしたら止まらない!「あつみのかりんとう」を初めて食べた方は、これぞかりんとうだ!と思ってしまうほどで、1袋空けるまでは手が止まりません。
あつみのかりんとうを食べるときは、途中で食べ終えるという考えを持てなくなりますよ。
もはや全国区になるかりん糖
ここのかりん糖は薄くて食べやすい。
一度秋田にきた際は空港か金浦でゲットして、食べて欲しい品物だ。
空港では三個限定になったりもしたが、その位みんなが欲しがるかりん糖になった証だ。とても嬉しく思う。これからもずっーと続けていって欲しいと心から願います。
遠くの方はネットでも買えると空港の秋田美人が行っておりました。空港の秋田美人さんこの度は色々お手数お掛けしてすみません。そしてありがとう。貰ったみんな、美味しい、止まらないと、食べまくってます。笑
秋田県民は買う機会が多い?
にかほ市は秋田県の南に位置しています。あつみのかりんとうの販売元、渥美菓子店もにかほ市。
ところが秋田県の道の駅や、秋田の特産品を売っている店ではあつみのかりんとうは常連さん。今では、秋田県のあちらこちらでも買うことができるようになりました。
基本情報
正式名称:渥美菓子店
住所 :秋田県にかほ市金浦字高森115-1
電話番号:0184-38-2233
営業時間:9:00~16:30
定休日 :土日祝日
■2. こだわりがうまい!「雪の茅舎」
主力の雪の茅舎(ぼうしゃ)
齋彌酒造店がおくる雪の茅舎。雪の茅舎はシリーズとなっていて、隠し酒から純米大吟醸(だいぎんじょう)まで取り揃えていて色々な味を楽しめます。米の旨みを引き出した味は、格別です。
水に恵まれ
秋田の日本酒は、米作りから徹底しています。米作りでは、水が欠かせませんが、その水は雪解け水から来ています。
由利本荘の水を使った「雪の茅舎」。一度、ご賞味あれ。
基本情報
正式名称:齋彌酒造店
住所 :秋田県由利本荘市石脇字石脇53
電話番号:0184-22-0536
■3.バターと餅のハーモニー!「バターもち」
相性抜群!
餅にバターを加えただけ。そんなシンプルな餅がバターもちですが、その相性はすこぶる良く秋田県では毎週新聞に取り上げられるほどの人気を博(はく)しました。
高校生がバターもちを作ったり、バターもちを使ったレシピも登場したり、一種の社会現象にもなったほどです。
おやつにピッタリ!
味としてはマイルドな感じですが、このマイルドさはバター由来(ゆらい)。ご飯にはなれなくても、3時のおやつにはピッタリ。
やさしい味に、心もほっこり。
基本情報
正式名称:蕗月堂
住所 :秋田県横手市十文字町西原一番町74
電話番号:0182-42-0206
営業時間:9:00~19:00
定休日 :日曜
■4.ホッとする味!「山吹まんじゅう」
しっとりとした食感
しっとりとした食感が特徴の山吹まんじゅう。秋田県上小阿仁村で生まれたその味は、すっかり秋田土産の定番に。
山吹まんじゅうのほかには姉妹品として、山吹ようかんがあります。余裕のある方は、こちらもゲットしたい。
お茶が欲しい
日本人の心をつかんで離さないまんじゅう。山吹まんじゅうも、日本を代表するまんじゅうの仲間入りができるほどの味です。
そんな山吹まんじゅうには、やはり日本茶がピッタリ。お茶にまんじゅう、日本に生まれて良かったと思える瞬間(しゅんかん)です。
小阿仁村の銘菓
このおまんじゅうは秋田では有名なんですよと、秋田の知り合いが言っていた、山吹まんじゅう。黒餡と白餡の2種類があるが、見た目は、温泉まんじゅうをもう少し大きくしたような感じに見える。
食べてみると、皮が薄い。その皮は乾いておらず、しっとりしていて、この薄さとあいまっておいしく食べられる。餡は、黒餡と白餡は好みではあるが、やはり黒餡の方がおいしいかな。
餡の甘さがすぎないのがよいのか、人気の商品で、今は空港でも買えるようだ。
基本情報
正式名称:宮伝
住所 :秋田県北秋田郡上小阿仁村沖田面字屋布96-2
電話番号:0186-77-2509
営業時間:火~土 6:30~18:00
日曜 6:30~17:00
定休日 :月曜
■5.素朴なおいしさ!「しとぎ豆がき」
全国のしとぎ
サクッとした食感に控えめな味。だけれど、ついつい食べてしまって気づいたらなくなっていた、ということは「しとぎ豆がき」ではよくある話です。
しとぎは秋田だけのものではなく、全国にも見られます。ただ、名前にしとぎと残っているのは東北が主(おも)で、その珍しさからもお土産にしたいお菓子です。
歴史をひも解く
しとぎは餅の原型。昔はハレの日の食べ物でした。昔は米はお供え物で、お祭りのときにしか食べられないもの。
そこから今の「しとぎ豆がき」が生まれたわけですが、素朴さは昔からの変わらない味を引き継いでいるのですね。
基本情報
正式名称:一乃穂 本店
住所 :秋田県秋田市中通2丁目4-15
電話番号:018-837-3800
■6.北鹿で有名!「北秋田」
秋田県民なら知っているあのCM
決して派手ではないけれど、心に残るやさしい音楽と清純なイメージが残る北鹿のCM。秋田では長く放送されていて、そのCMは北鹿のホームページでも見ることができます。
北鹿の大吟醸
北鹿の大吟醸は3つ。「鹿鳴の宴」「夢の幻」、そして「北秋田」。北秋田は本格派の大吟醸で、秋田のおいしい水から作られたお酒。冷やにして飲むのがおすすめです。
基本情報
正式名称:北鹿
住所 :秋田県大館市有浦2丁目2番3号
電話番号:0186-42-2101
■7.地ビールランキングでは上位!「田沢湖ビール」
劇団「わらび座」と二人三脚
田沢湖ビールを語るうえではずせないのが、劇団「わらび座」の存在。劇団「わらび座」は秋田の民族伝統を基に全国公演を行っています。そんな劇団「わらび座」がなければ、田沢湖ビールはなかったかもしれません。
1994年の酒税法の緩和(かんわ)に目を付けたわらび座は準備期間の後、1997年に田沢湖ビールを誕生させます。秋田初の地ビールの登場でした。
華やかな受賞歴
田沢湖ビールは受賞歴もある実力派の地ビール。田沢湖ビール「アルト」は、ヨーロピアン・ビア・スター2016金賞を受賞しました。
アルトだけでなく、「ケルシュ」「ピルスナー」「ダークラガー」などなど田沢湖ビールの味は名実ともに世界が認めるビールです。
基本情報
正式名称:田沢湖ビール
住所 :秋田県仙北市田沢湖卒田字早稲田430(あきた芸術村内)
電話番号:0187-44-3988
■8.ごまだれがトロリ!「セキトのだまこ餅」
溶けるような食感
子供の頃に初めて食べただまこ餅は、不思議な食感でした。口に入れ噛(か)むと、ごまだれがドロッと出てきて「なんだこれは」と思っているうちに溶けてしまう。まるでアイスを食べているかのような食感でしたが、今食べてもその食感は変わらず不思議の一言です。
忘れられない味
ごまの風味が強いだまこ餅。甘さも強めで一度に何個も食べられる感じではないのですが、1つ食べただけで幸せな気分になるような味です。
冷凍販売のため、食べるときも口の中が一気に冷えます。夏でも冬でもおいしいだまこ餅です。
基本情報
正式名称:株式会社 セキト
住所 :秋田県能代市上町12-2
電話番号:0185-54-3131
■9.あの魚がパイになった!「はたはたパイ」
秋田県の魚ともいえるハタハタ
ハタハタは秋田県民にとっては冬を告(つ)げる魚。鱩は「魚」に「雷」と書くように、荒れた天気が似合う魚。
うろこがないのも特徴的で、焼いたり鍋に入れたり食べ方のバリュエーションも豊富。ハタハタ寿司も、秋田の郷土(きょうど)料理です。
味付けにはしょっつるを使用
そんなハタハタの名を冠した「はたはたパイ」ですが、ハタハタの味がするのでしょうか?形はハタハタに似ていますが、実は味付けには塩汁を使用しています。
その塩汁の別名は「しょっつる」。しょっつるは原料がハタハタである魚醤(ぎょしょう)で、味は食べてからのお楽しみです。
基本情報
正式名称:木村屋
住所 :秋田県横手市大町5-23
電話番号:0182-32-0700
■10.秋田銘菓!「金萬」
迷ったときは金萬
秋田銘菓として名高い金萬。秋田を代表するお菓子の1つですが、お土産に迷ったときは金萬というくらい秋田では知名度があります。
28個の謎
「28個、タベマシタ」と秋田県民に言うと、「あのCMか」と言う反応が返ってきます。そのCMでは、金萬を紹介しているのですが、CMの最後に外国人が登場し、「28個、タベマシタ」というセリフを発します。
この28個という個数や、なぜ外人が登場するのかは謎ですが、28個も本当に食べたのでしょうか?謎が謎を呼んでいます。
生金萬 美味しかったです♪
ちなみに味に関しては真空パックでもメチャクチャうまいん
ですよ!サイズ感も完璧で中が白餡ってのも良い感じです!
でもね、生の金萬も存在するんだ〜(しかも秋田限定)って
心の引っかかりが邪魔をして素直に喜べない〜w
基本情報
正式名称:金萬本舗 公営駐車場店
住所 :秋田県秋田市中通2-6-2
電話番号:018-834-3822
営業時間:10:00~18:00
定休日 :なし
秋田空港には人気のお土産がたくさん♪
秋田空港はお土産の種類が豊富な上に、秋田県のあちらこちらの名産品が手に入るため、出張帰りや旅行で買い忘れたお土産を買うのにも便利。
秋田空港には、秋田県民も知らないようなお土産もあるとか。「秋田でこういうお土産があったよ」と同僚の方や家族に秋田のお土産を自慢しちゃいましょう。