親孝行の意味って知ってる?
親孝行とは何か考えた時、何を思い浮かべるのだろう。プレゼントを贈るのか?それとも感謝の気持ちを伝えるのか?今思いついただけでもいくつか出てきそうです。本来の親孝行の意味とは何か辞書で調べてみると、そのほとんどが「親に尽くすこと、子供が親を敬うこと」など記載してあります。早速ですが、本記事では親孝行についてどのような行動や態度がいいのか考えてみました。
親孝行とは?
■親を大切にし真心をもって接すること
親孝行って何をしたらいいのだろうかと悩んだと時、親が大好きな物を何かプレゼントをするのもいいと思います。しかし、やっぱり大切なことって気持ちだと思います。親が私たちに溢れるくらいの愛情をいっぱいに注いでくれたように、子供もそれに答えるように親も大切にする気持ちが一番です。
■親に対して尊敬や感謝の心をもつこと
尊敬や感謝を表すことも大切です。意外と目に見えないことを表すって難しいです。私自身はそう思っていても親に伝わっていなければ悲しいですよね。しかし、尊敬や感謝の心があれば自然とそのような立ち振る舞いができると思います。
例えば「ありがとう」という言葉を伝えるだけでも感謝の気持ちが伝わるように。日ごろ当たり前のことを親はしていたとしても、その1つ1つに感謝することもいいと思います。
■親に余計な心配をかけさせないこと
あなた自身が年齢を重ね大人になったとしても、親は子供が何歳だったとしもて子供は子供と思っているものです。大切な我が子ですから心配はつきもの。なので、親を心配させないように元気で健康的でいたり、遠くてなかなか会いに行けない時は、連絡をするなどでも親孝行になると思います。
■自分が日々を活き活きと過ごすこと
先ほどの「親に余計な心配をかけさせないこと」と同じように親は自分の子供をずっと気にかけています。だからこそ、子供である自分がいつもでも元気でい続けることは、親にとって何より嬉しいことなのです。
親がされたら嬉しいこと♪
■感謝の気持ちを伝える
感謝の気持ちを伝えることは恥ずかしいかもしれません。日ごろから「ありがとう。」って思っていても、なかなか言葉で伝えることって難しいこともあります。ありがとうと言うことが難しかったら他の方法、例えば「手紙」で感謝を伝えるのはいかがでしょう。言うことは恥ずかしくても手紙だったら自分の気持ちを伝えやすいこともあります。
■「孫」を見せる
子供が大人になって新しい家族ができ親に孫を見せることは素晴らしいです。親は子供の幸せを祈っているものだったりしますので、こうして親が子供に愛情を注いだように、子供も同じように幸せな家庭を築いたり、孫を見せることはとても嬉しいことなのです。
■一緒に旅行に行く
日々の感謝だけではなく一緒に旅行をすることは非日常なことなので一生の思い出になります。親が行きたかった場所に連れて行って夢を叶えてあげること、同じ空気や景色を一緒に共有することで会話も生まれ、きっと親は嬉しいことでしょう。
■離れていてもこまめに電話で連絡を取り合う
連絡が来ないと「何かあったのかな?」とか「風邪で寝込んでいるのかな?」と心配に思うからこそ、親はいつまでも子供を気にかけていますので、元気な姿をこまめに伝えることも親にとっては嬉しいことです。
■親の健康に気を配る
子供にとって親とは、いつまでも元気で長生きしてほしいと願うものです。だからこそ、親の健康を気にしてあげることは、親にとっても嬉しいことです。最近の体の調子はどう?って聞いてみたり、風邪予防になる飲み物や食べ物をあげるのもいいでしょう。
子どもが考える親孝行
■プレゼントを贈る
日ごろの感謝の伝え方で伝えやすい方法ってプレゼントを贈ることが多いかもしれません。親の欲しい物をプレゼントすることは感謝の気持ちを伝わりますし、親も欲しい物をプレゼントして貰ったら喜ばない人なんていません。子供から贈られた物をきっと大切にしてくれるでしょう。
■豪華な食事に招待する
親が大好きな食べ物ばかりや、今まで食べたことのない高級な食べ物など豪華な食事の招待することも親孝行の1つとして子供は考えることも多いです。食べるということは幸せな気持ちになりますから、豪華な食事のプレゼントも親は喜びそうです。
■旅行に連れて行く
子供が親と旅行に連れて行くことは子供にとっても親孝行をしている実感が強いのではないでしょうか。なぜなら、親は生まれた時からずっと育ててきています。小さくて何も出来ない時を見てきています。そんな我が子が大きくなり社会に出て、自分で働いて稼いだお金で「旅行に連れていく」という行動が、子供にとっても親孝行していると感じるでしょう。
親が思う親孝行
■親に対して「感謝」の気持があること
大切に大切に育てた子供がどのように成長したのか親の立場で考えると気になるものです。子供が成長する中で、考え方や感情など親の影響は少なからず与えられているわけですから、社会に出て立派に生きているのか、人に思いやる気持ちがあるのかと。子育てが間違っていなかったのか心配する方もいるでしょう。
そのような中で、「感謝」の気持ちが伝わると安心を与えることもできます。自分だけではなく相手の事も考え尊重できる人に成長したんだと親もきっと分かってくれます。
■親が子供にしたように、自分の子どもに愛情をもって接していること
子供は親が自分に愛情を注いでくれたように自分の子供にも同じように愛情を与えることができると思います。よく耳にするのが、親が子供を虐待したというニュースです。親の過去を遡ると、実はその親も虐待をされていたということを聞いたことがあります。虐待という誤った方法で愛情表現をしたこともあり、その子供も、その行為が愛情と捉えてしまう可能性も考えられます。
親が子供へ与える影響は少なからずあると感じますので、親がいつもニコニコ優しく幸せなと感じるような態度で接していたのであれば、自分も同じように優しく愛おしく自分の子供に接していることができて、その様子を親が見ていれば、きっと喜ぶでしょう。
■周囲に愛される生き方をすること
親として気にすることとは、社会にでて生きていくうえで周りに必要とされているかどうかもあると思います。一人ぼっちや社会に馴染めてなかったりすると、親は心配するでしょう。やはり、生きていくうえで周りとコミュニケーションがとれて、愛されるような人物に育っていればイヤと思う親などいません。社会に貢献きて、周りから信頼され必要とされていると親は嬉しいと感じます。
親孝行をしたいと思っているあなたの気持が「親孝行」
親孝行とは何か考えた時、自分自身は何を浮かべましたか?プレゼントや旅行、感謝の気持ちを伝えるなど様々なことがあると思います。何をしたら親は喜んでもらえるのか考えたその気持ちでだけでもあなたにとっての親孝行になると思います。
普段はなかなか親孝行ができない方も、気が付いたら親孝行ができなかったと後悔しないためにも、まずは日ごろの感謝を伝えることから始めるのもいいと思います。
小さい頃、テレビをボーッと見ていたお父さんがふと独り言を言っていなかったですか?例えば旅行番組を見ている時「ああ、こんなところ行きたいな」とか、台所で料理をしているお母さんが「自動で洗ってくれる機械があれば手も荒れずに楽に洗えるのに・・」とか。
思い返せば自分の親が求めているものは何だったか思い出すこともあるはずです。そして、そうやって思い返したりすることがもう既に立派な親孝行だと思います。