手土産で印象に格差を!あなたを映えさせる手土産選びと渡し方

ディライテッド株式会社代表取締役CEOを務める橋本真里子さんに、おもてなし術を学ぶ本連載。これまで、上場企業5社以上で受付をご経験された橋本さん。1日平均500人、月間10,000人、延べ120万人もの接客経験を通して確立した独自のノウハウを活かし、2017年にディライテッド株式会社を設立し、翌年にクラウド受付システム”RECEPTIONIST(レセプショニスト)”をリリースされました。圧倒的なコミュニケーション力と接遇力を身につけていらっしゃる橋本さんに、日々意識されているおもてなし術をこっそり教えてもらいまいましょう。


初めましてのご挨拶

初めまして。今月から連載をもたせていただくことになりました、ディライテッド株式会社の橋本真里子と申します。連載の第一回なので、簡単に自己紹介をさせていただきます。

私は1981年11月生まれ、三重県鈴鹿市出身です。大学進学とともに上京し、大学卒業後は企業受付の仕事に従事してまいりました。振り返れば受付嬢を10年以上続けていました。

年々受付の仕事に愛が増し、その結果「もっと受付を効率化したい!」という想いが強くなり、プロダクトを作るべく起業し、今はクラウド受付システム|RECEPTIONISTをご提供させていただいております。

受付嬢から起業という珍しいキャリアのため、メディアに取り上げていただくことも多く、今回はmemocoさんにご縁をいただきました。この連載では、受付嬢だった時代に培ったマナーや経営層からご家族・友人といった幅広い方々に喜んでいただけるような手土産や接遇をお話しさせていただければと思っております。

本連載は「双方が温かい気持ちになれる手土産」がテーマ

――第一回の連載ということで…これからどんな連載にしていきたいですか?――

手土産を送る側になることもあれば、受け取る側になることもあるはずです。この連載では送る際のマナーだけでなく、受け取る側になった時にも使える「送る側ももらう側も温かい気持ちになれる」をテーマに書いて来たいと思います。インターネットや本にはたくさんのマナー知識が溢れているので、少し違った視点で書いていきたいです。

――オススメする手土産にはどういう想いを込めて選んでいますか?――

以前取材いただいた際にもお伝えしたのですが、手土産とプレゼントは違うと思います。プレゼントは「あげた感」「もらった感」がそれなりに得られるもの。それに対して手土産は「日常のほんの気持ちのおすそ分け」「地味に嬉しい」そう言ったニュアンスのものだと思っています。

ですので、ここで紹介していきたいものとしては、決して高価なものではなく、みなさんが日常の生活を送る中で「何気なく買えて、何気なく人にもあげたくなるもの。」ということを意識して紹介していきたいと思います。

そんな中でたまには「目から鱗」なものや「ちょっとチャレンジしたくなる手土産」もご紹介できたらと思います。

橋本真里子のおもてなし術|第一弾
爽やかに手土産をお渡しできる渡し方について

ということで連載第一回は、爽やかに手土産をお渡しできる渡し方についてお話いたします。来月はお盆がやってきますね。帰省や義理の両親や親戚などが集まり、何かと手土産を渡すシーンが多いシーズンなので、身内へ渡すと喜ばれる手土産をご紹介させていただきたいと思います。

どんな手土産も渡し方一つで印象を台無しに!?
初回のおもてなし術に"手土産の渡し方"を選んだエピソードとは

私が連載の最初にこの内容を書こうと思ったエピソードをお伝えします。弊社にはイケメン爽やか営業マンがいます(笑)彼が前職でお世話になった会社にアポイントをいただいたので、手土産を持って行こうという話になりました。

当日、面会時に紙袋のまま渡しそうな予感がしたので、私は彼に「渡すときは紙袋から出して渡してね」と伝えました。そして「その紙袋は持って帰るんだよ」と。そしたら彼は、確かに紙袋から出して先方にお渡ししたのですが、まさかの片手で渡したのです(笑)

そこは突っ込みを入れたことと、先方が彼の前職で関係値があったためマイナスな印象にはならずむしろアイスブレイクになりましたが、内心ひやっとしました。それと同時に「意外と社会人になっても、こういったマナーを知らないビジネスマンが多いんだ!」と思いました。

誤解を与えるといけないので補足をしますと、彼自身は新卒でもなく社会人になって数年経っており、常識的で非常に好青年で仕事も丁寧です。そんな彼でも教えられないと場合によっては損をしてしまうと感じたので、ここでお伝えできればと思いました。

手土産の渡し方は、インターネットで検索すればたくさん出て来ます。ですので、ここでは絶対に押さえておきたいポイントだけお伝えしたいと思います。細かい作法を実践すると仰々しくなってしまったり、作法を守らなければと意識がそっちに行ってしまい、商談に集中できないという状況にもなりかねないので、「リアルに使いたいマナー」と称してお伝えします。

橋本真里子のおもてなし術
絶対押さえておきたい|手土産の渡し方における3つのマナー

①紙袋は持ち運ぶ際の汚れよけと考えてください。

だからお渡しするときは、紙袋から出した状態で必ず両手でお渡ししましょう。受け取る際も同じです。両手で受け取りましょう

②お渡しした後の紙袋は、基本的に持ち帰りましょう。

もし先方が、「よろしければこちらでお預かりしましょうか」などとお声がけをいただいた場合は関係値に応じてお言葉に甘えても問題ないかと思います。

いただく側になった場合は、紙袋を積極的に預かってあげましょう。紙袋は実は結構かさばるものです。気を使って持ち帰られると言われた時には、「綺麗な紙袋なので、何かに使わせてください」などと添えてあげると、お相手も甘えやすくなるかと思います。

③手土産に添える言葉は、会話の広がる言葉を添えて。

よく「つまらないものですが…」という言葉を添えるのを耳にしますが、「つまらないもの」という表現の真意を理解してもらえないことも少なくないという点と、せっかくであればポジティブな言葉を添えた方がその場の空気も和見ます。

「評判のお菓子と聞いたので」や「実は、わたくしも大好きで…」というかしこまった表現ではなく、会話に広がりが出せそうな言葉を添えてお渡しするのがいいかと思います。

橋本真里子のイチオシ!
お盆の帰省時におすすめしたい手土産2アイテム

コスト・重さ・日持ち、どれを取っても間違いなし!
常温でも持ち運び可な「油揚げ」

油揚げはコスパがとてもよく、もらって「迷惑」と感じる人はいないと思います。主婦であれば、絶対に嬉しいです。お盆やお正月などの帰省時は食卓が賑わう分、準備も大変です。そう言った場面に一つ使いやすい食材を手土産として渡すのはきっと好印象に繋がります。

これは余談ですが、彼や旦那様のご実家に行かれる際に持って行くと、「ちゃんと料理できる人なんだな」とか、「日々栄養など気を使ってくれそう!」なんて印象も持たれるかも!?

※左:相模屋 おだしがしみたきざみあげ/右:程野商店 松山あげ きざみ

「相模屋 おだしがしみたきざみあげ」と「程野商店 松山あげ きざみ」の商品は、私が偶然スーパーで見つけたのが出会いです。油揚げって冷蔵保管が普通だと思っていたのですが、これらは常温保存OKで、お味も美味しい。油揚げってちょっとした時にお味噌汁の具にしたり、炒め物や煮物、またちらし寿司などの飾りにも使えます。

子供から大人まで喜ぶ!
家族全員で楽しめるスイーツの代名詞「カステラ」

カステラって歴史が長いスイーツなんです。それだけいつの時代も愛されて来た「カステラ」。うちの家族も大好きで、帰省するときはリクエストされるくらい!子供から大人まで、日本茶やコーヒー紅茶、牛乳となんでも合わせられる優秀スイーツです。

常温での持ち運びもでき、化粧箱入のものもあるので、フォーマルな手土産にも最適です。私のオススメは、文明堂総本店のカステラと福砂屋のカステラ、そしてファミリアが扱っているカステラです。

文明堂総本店と福砂屋は老舗で有名店かと思います。一方ファミリアがカステラを取り扱っていることをご存知でしたでしょうか。三重県の津市にあるお店で作られているカステラで、元々は神戸の本店でしか取り扱いがなかったようですが、今代官山の店舗でも取り扱いがあります。

素材はすべて無添加で自然なものを使っており、おまけにとても可愛いプリント入り!これはお子様の見た目にも、お口にも優しいです。

「人とかぶりたくない!」「小さいお子様がいらっしゃるからこれは喜ばれそう」という場合は、ファミリアのカステラがオススメです。ちなみにこのカステラを作っているのは三重県にあるお店です。大人向けのカステラ「デ カルネロ カステ」は以下リンクから購入できます!

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