押さえておこう!JR秋田駅で買える人気のお土産と駅周辺の観光スポット
秋田県にはきりたんぽ、いぶりがっこ、稲庭うどんなどなど、思い浮かぶ名物がいっぱいありますね。でもお土産を買うとなると、ちょっと悩んでしまうのではないでしょうか。そこで、評判の秋田土産を10点紹介します。併せて駅周辺の観光スポットもご紹介します。いろんなシーンで使える、ハズレなしのお土産ばかりです。
秋田駅周辺でお土産を探すならこの3店
秋田駅周辺で秋田のお土産や名産品が買える便利なお店を3店舗ご紹介します。3店とも駅から近い所にあるので、フラリと気軽に立ち寄れます。列車を待つ間や、お土産買い忘れちゃった!なんていう時にも便利!ぜひ覚えておいてくださいね。
■秋田ステーションビル・トピコ
「トピコ」は、その名の通り秋田駅に併設された駅ビルで、改札からすぐのところにあります。1階から3階まであり、2階は秋田のお土産や特産品を扱うショップが多数入っています。お土産探しにならまずは2階を目指すといいでしょう。2階は秋田駅と直結しているのでとても便利!「トピコ」2階の営業時間は08:00~20:00となっています。
■あきた県産品プラザ
こちらは秋田駅西口から歩いて5分ほどのところにあります。アトリオンというビルの地下一階で、広々としたフロアには秋田のお土産や名産品が所狭しと並び、その数なんと約4,000点!「秋田の特産品なら日本一!」と謳うほどの品ぞろえが自慢です。ここならレアなお土産ものも見つかるかも。営業時間は09:30~18:30です。
■秋田市民市場
こちら「秋田市民市場」は、一般の方からプロまで新鮮な食材を買いに集まる市場で、かつては「秋田の台所」とも呼ばれていました。市場だけあって青果や鮮魚、乾物、精肉など、取り扱いの種類は多彩です。秋田出身の佐々木希さんも訪れるのだとか。営業時間は朝の5:00から18:00まで。秋田のおいしいものがいただける食事処もありますよ。
秋田駅で人気のお土産10選を紹介♪
それでは、秋田駅周辺でゲットできるオススメのお土産をご紹介します。おなじみの定番モノから、あまり知られていないけれど評判のお土産、最近人気上昇している比較的新しいお土産までいろいろありますよ。
■1.秋田銘菓なら:金萬本舗<金萬>
60年愛されて
秋田銘菓として秋田県民に60年以上愛され続けているのがこの「金萬」。おめでたい感じのネーミングのためか、結婚式の引き出物にも使われることもあるのだそうです。自宅用はもちろん、お土産用にも買い求める方が多く、秋田の定番土産となっています。秋田駅周辺では「トピコ」にショップがあります。
やさしい味
「金萬」は、はちみつと卵を使ったリッチな皮で卵入りの白あんを包んだお饅頭です。カステラみないな皮でふっくら香ばしく焼き上げてあります。焼きたての「生」と日持ちがする「真空パック」の2タイプがあります。10個入 648円。ほどよい甘さ&手のひらサイズなので、いくらでも食べられちゃうという方もいるんだそうですよ。
基本情報
正式名称:金萬・金萬セレクト
場所:秋田駅ビル「トピコ」2階
電話番号:018-833-0620
営業時間:08:00~20:00
定休日:無休
2.山ぶどうのおいしさ:菓子舗榮太楼<さなづら>
老舗のお菓子
この「さなづら」の製造・販売元は、秋田の和菓子店「菓子舗榮太楼」です。「菓子舗榮太楼」は、明治創業、120年越えの老舗中の老舗。「さなづら」はその看板商品で、発売から60年以上になります。全国菓子大博覧会で、名誉無鑑査賞も受賞し、かの昭和天皇もお買い上げになったという由緒正しきお菓子です。
健康効果もアリ
「さなづら」は、秋田の方言で山ぶどうのこと。これは山奥で自生している山ぶどうをジュースにし、天然の寒天でゼリー状に固めた商品です。甘酸っぱく濃厚な山ぶどうの味が楽しめます。8枚入り840円。山ぶどうにはポリフェノールやアントシアニン、寒天には食物繊維が豊富に含まれていてヘルシーなお菓子ですね。
基本情報
正式名称:菓子舗 榮太楼 秋田駅トピコ店
場所:秋田駅ビル「トピコ」2階
電話番号:018-889-3581
営業時間:08:00~20:00
定休日:無休
■3.心までぽっかぽか:斎藤昭一商店<秋田きりたんぽ鍋>
おうちできりたんぽを♪
秋田の郷土料理と尋ねられたら、一番に思い浮かぶのがきりたんぽではないでしょうか。きりたんぽは、ご飯をつぶし棒に巻き付け焼いたもの。それを食べやすい大きさに切り、鶏肉、野菜とともに鍋に仕立てたのがきりたんぽ鍋で、きりたんぽ鍋をご家庭で楽しめるのがこちらの商品です。発売元の「さいとう」は、秋田では誰もが知っているお店です。
本場の味を手軽に
こちらはきりたんぽ、だまこ餅に比内地鶏スープまでセットになっている商品。だからあとは鶏肉やお好みの野菜を加えて煮込むだけです。おいしいスープがじんわり染みたきりたんぽは最高!秋田に行かなくても本格きりたんぽ鍋が手軽に楽しんでいただけます。4人前のセットで1,080円。身も心も温まること間違いナシ。
基本情報
正式名称:秋田特産 さいとう
場所:秋田駅ビル「トピコ」2階
電話番号:018-832-8414
営業時間:08:00~20:00
定休日:無休
■4.和風のバームクーヘン:お菓子のくらた<醤油ばうむ>
しょう油にこだわる
醤油は、海外の方にも愛されてる日本の誇る調味料ですね。1853年創業の老舗和菓子屋「お菓子のくらた」は、おまんじゅうや季節の生菓子などの他、醤油を使ったちょとユニークな洋菓子も製造・販売しています。この「醤油ばうむ」もそんな洋菓子の一つで、お土産に、御遣い物にと人気のバームクーヘンです。
ほっこりする味
「醤油ばうむ」はその名の通り、醤油が入った和風のバームクーヘンです。材料には秋田の卵、小麦粉、醤油を使うというこだわりです。また醤油は安藤醸造という秋田の老舗店の醤油を使っています。ふんわりとした食感で、ほのかに醤油の香りがします。品のいい甘さも人気です。1ホール1,300円。ちょっと珍しいスイーツをお土産にいかが?
基本情報
正式名称:お菓子のくらた トピコ店
場所:秋田駅ビル「トピコ」2階
電話番号:018-834-7341
営業時間:08:00~20:00
定休日:無休
■5.秋田らしいふりかけ:須藤健太郎商店<まんまけぇ>
ごはんがすすむ!
「いぶりがっこ」は、古くは大根を囲炉裏の上に吊るして作られてきました。燻ることによって独特の香ばしさと歯ごたえが味わえ、現在でも秋田を代表するお漬物となっています。こちらはそんな「いぶりがっこ」を生ふりかけにしちゃった商品で、ごはんのお供にピッタリと評判の商品です。
おにぎりにも、お茶漬けにも
秋田県産の大根のいぶりがっこが香ばしく、ゴマも入っていて歯ざわりが楽しい。商品名の「まんまけぇ」は、秋田の方言で「ごはんを食べて!」という意味。ごはんがすすんじゃいます。そのままふりかけても、おにぎり、お茶漬けにしても、チャーハンにもと、使い勝手もいいですよ。1袋335円とお手頃価格なので気軽なお土産にいいですね。
基本情報
販売店名:あきた県産品プラザ
場所:アトリオン地下1階
電話番号:018-836-7830
営業時間:9:30~18:30
定休日:元日
■6.泣ぐこはいねがー:お菓子のにこり<なまはげのおくりもの>
なんといってもインパクト大!
恐ろしい鬼の面を被り、家々を「泣ぐこはいねがー?」と歩いて回るなまはげ。なまはげは秋田県男鹿半島の伝統行事で、国重要無形民俗文化財となっています。この「なまはげのおくりもの」は、そんななまはげのお面をサブレにしました。見た目のインパクトがすごいでしょう?差し上げたら盛り上がること必至です。
高橋優さんのお気に入り
秋田県大潟村産の米粉を使い、上はモナカ、下はサブレのようで、サクサクの食感。ゴマも入って香りもバツグンです。秋田県横手市出身のシンガーソングライター 高橋優さんの大のお気に入りということでファンの間でも評判となっています。4個セットで513円。話題作りにもオススメのお土産です。
基本情報
販売店名:あきた県産品プラザ
場所:アトリオン地下1階
電話番号:018-836-7830
営業時間:9:30~18:30
定休日:元日
■7.鶏のうま味染みる:JA全農あきた北央<比内地鶏ご飯の素>
ブランド鶏の比内地鶏
秋田県の比内地鶏は、名古屋コーチン、薩摩地鶏と並び日本三大美味鶏の一つに数えられています。焼いたり揚げたりきりたんぽ鍋に入れたりなど、楽しみ方はいろいろ。適度な歯ごたえに濃厚なうま味が人気ですが、この「比内地鶏ご飯の素」は、秋田のブランド鶏である比内地鶏を手軽にご家庭で楽しめる商品です。
混ぜて炊くだけ
この「比内地鶏ご飯の素」は、具とスープがセットになっています。お米を研いだら混ぜて炊くだけで、おいしい炊き込みご飯の出来上がりです。ストレートタイプだから水も必要ありません。豊かな自然の中で育てられた比内地鶏のうま味がたっぷり!お米2合分で1個648円。ご家族皆さんに楽しんでいただけますね。
基本情報
販売店名:あきた県産品プラザ
場所:アトリオン地下1階
電話番号:018-836-7830
営業時間:9:30~18:30
定休日:元日
■8.オシャレな限定コラボワンカップ:浅舞酒造<のんびり>
米どころ秋田の名酒
秋田県は日本有数の米どころ。となると、当然日本酒通もうなる美味しい日本酒がたくさんあります。お酒好きの方へお土産に買って帰りたい、と思っても重くて持ち運びが大変だからどうしよう?そんな時にオススメしたいのがこの「天の戸×のんびり 純米ワンカップ」です。ワンカップだからとっても手軽です。製造元は横手市の浅舞酒造。
カワイイけど味は本格的
こちらはフリーマガジンなどを発行している秋田の「のんびり合同会社」と、浅舞酒造とのコラボから生まれた商品です。イラストレーターの福田利之さんによる、なまはげや秋田犬などの秋田のモチーフがデザインされたカップです。ユーモラスでカワイイと評判のカップで、女性にも人気です。中は飲みやすい本格純米酒で冷やでよし、寒い日には熱燗もいいですよ。1本180mlで378円。
基本情報
販売店名:市場の酒屋(あきた市民市場メイト)
場所:秋田市民市場1階
電話番号:018-893-3917
営業時間:05:00~18:00
定休日:日曜日
■9.市場に来たらコレ:進藤水産<すじこ等>
秋田で筋子ならココ
秋田市民市場は、市場だけあって海鮮ものを取り扱うお店が多数あります。こちらの「進藤水産」は、筋子やたらこ、紅鮭、干物などを販売するお店です。特に筋子には定評があり、秋田市民の中には「筋子を買うなら進藤水産」と言うファンの方も多く、特に年末には買い求める方で混雑します。市場の中央口近くのなんでも広場からすぐのところです。
ごはん進む進む
「進藤水産」の筋子は、ねっとり濃厚、そして一粒一粒がプリッとしていてお口に入れるとはじけます。ほどよいしょっぱさで、生臭みもなく、ごはんの最強のお供といえますね。また筋子をつまみにちょっと一杯なんていかがでしょう?お酒好きにはたまらないアテですね!アラスカ産筋子100g450円。筋子やたらこ、明太子のセットもあります。
基本情報
正式名称:進藤水産 秋田市民市場店
場所:秋田市民市場1階
電話番号:018-833-1816
営業時間:05:00~17:00
定休日:日曜日
■秋田の有名つくだ煮:安田つくだ煮本舗:<つくだ煮各種>
秋田 八郎潟の恵み
つくだ煮の製造・販売の「安田のつくだ煮本舗」は、地元秋田ではよく知られているつくだ煮やさんで、秋田市民市場内にも店舗を構えています。秋田の八郎潟から水揚げされた小魚を中心につくだ煮を作っています。ごはんのお供にと普段遣いに、ちょっとした手土産や遠方の方へのお土産といろいろなシーンで便利に使われています。
受賞歴ありのつくだ煮
安田の焼きわかさぎ、ちりめん白魚は水産庁長官賞受賞という栄誉に輝くつくだ煮です。これなら自信を持ってプレゼントできますね。単品の焼わかさぎ100gは420円、ちりめん白魚100gは600円。単品なら気軽に差し上げられますね。各種セット商品は3,000円からあります。秋田で長年愛されるつくだ煮をお土産にいかがでしょう?
基本情報
正式名称:安田のつくだ煮
場所:秋田市民市場1階
電話番号:018-833-0214
営業時間:05:00~17:00
定休日:日曜日
■JR秋田駅近くのおすすめ観光スポット5つ
秋田駅から近い観光スポットもご紹介します。もっと秋田のことを知りたいなという時や、ちょっと出発まで時間があるという時にぜひお立ち寄りください。どこも徒歩で行けるところにあるので気軽に行けます。魅力あふれる5つの施設ですよ。
■藤田嗣治の絵を鑑賞するなら「秋田県立美術館」
こちらは日本が世界に誇る洋画家 藤田嗣治の作品を鑑賞できる美術館です。作品の多くは、藤田と親交の深かった平野政吉という人のコレクションです。中でも大壁画の「秋田の行事」は圧巻です。秋田駅から徒歩で10分ほど、エリアなかいちの中の施設です。世界で愛される藤田の作品に触れてみませんか?他に特別展も開催しています。
■桜とツツジの名所「千秋公園」
「千秋(せんしゅう)公園」は、慶長年間に建てられた1久保田城の本丸・二の丸跡地に整備された公園です。復元された久保田城御隅櫓や本丸表門、御物頭御番所からは往時を偲ぶことが出来ます。またあやめ園やポケットパークは自然を楽しみながらの散策にピッタリ。四季折々のお花も楽しめます。秋田駅より徒歩10分ほど。
■秋田ゆかりの芸術家の作品が楽しめる「秋田市立千秋美術館」
こちらは「あきた県産品プラザ」も入っている複合施設「アトリオン」の2階にあります。駅から歩いて5分ほど。江戸時代に誕生した和洋折衷絵画である「秋田蘭画」の作品や、秋田県になじみのある作家作品、洋画家の岡田謙三作品に企画展も鑑賞できます。駅チカで秋田ゆかりの作品に触れてみませんか?
■民俗芸能を訪ねる「秋田市民俗芸能伝承館(ねぶり流し館)」
46個ものちょうちんを吊るした長い竿を、たった一人で持ち上げながら街中を練り歩く「竿灯祭り」は、東北三大祭りの一つ。こちらではそんな竿灯をはじめ、秋田の民俗行事や芸能を鑑賞、体験できる施設になっています。通称は「ねぶり流し館」。秋田駅西口から徒歩で15分ほど。1年を通して竿灯祭りが楽しめると人気です。
■明治の香りを残す「赤れんが郷土館」
こちらは「秋田市民俗芸能伝承館」のお隣にあります。駅から徒歩で15分。赤れんが館・新館・収蔵庫の3施設から構成されています。旧秋田銀行本店の赤れんが館は、文字通り赤いレンガ造りでレトロ感ただよう素敵な建物で、国の重要文化財にも指定されています。館内は見学ができます。また新館では秋田にまつわるいろいろな企画展が開催されます。
秋田駅で素敵なお土産をGETしよう!
秋田県民がこよなく愛する郷土料理や地元でおなじみのお菓子、なまはげをモチーフにしたお菓子やお酒などなど、秋田ならではのおいしくて個性あふれるお土産をご紹介してきました。秋田にいらしたらぜひ参考にしてくださいね。こんな魅力あふれるお土産を差し上げたら楽しく話に花が咲くことでしょう。