信州リンゴをたっぷり使った「まんまる林檎パイ」
博多で百年以上お菓子を作り続けている石村萬盛堂は、洋菓子のブランドとして「ボンサンク」を展開。ネットショップにはオリジナルの商品がたくさん並んでいる。老舗和菓子店が作り上げたアップルパイに興味を持ち、今回は「まんまる林檎パイ」を取り寄せてみた。
■「まんまる林檎パイ」の3つのおすすめポイント
おすすめポイント その1 | コロンとした丸い形がかわいい |
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おすすめポイント その2 | シャキシャキとした食感の甘酸っぱいリンゴ |
おすすめポイント その3 | 香り高いパイ生地は温めると違ったおいしさが楽しめる |
百年以上の歴史を持つ和洋菓子の老舗店
■博多で創業し九州を中心に店舗展開
石村萬盛堂が博多に店を構えたのは明治38年。博多の歴史と共に歩み、現在では九州を中心に数多くの店舗を展開。伝統と独創性を大切にしながら革新を続け、多くの人々に愛されるお菓子を作り出している。
■博多銘菓として皇室へ献上
20世紀初めにマシュマロの製法をいち早く取り入れて作り上げられた「鶴乃子」は、博多銘菓として百年以上の歴史を持つ。少し大ぶりで手練りの餡を使った「献上鶴乃子」は皇室や宮家へ献上されている逸品だ。
■素材から環境まで及ぶこだわり
石村萬盛堂は「お菓子は人々の思い出を演出する役目がある」とし、素材から清潔な環境にまでこだわって常に本物を追求。職人ひとりひとりが磨き上げた技術で、それぞれのお菓子を作っている。
たっぷりとリンゴが入った丸くてかわいいアップルパイ
パッケージは鮮やかな赤と淡い黄色。少し丸みを帯びた形もリンゴを連想させる。細いリボンが掛けられたプレゼントのような外観。箱を開けると個包装されたアップルパイが4個入っていた。コロンとした丸い形がかわいらしい。
■まんまるに焼き上げられたパイ生地
袋から取り出すと上部は正に「まんまる」。底は平らで横から見るとドーム状になっている。直径は6センチほどで手のひらに軽く乗る大きさ。表面は程よいキツネ色で、底には少しこんがりとした焼き目がある。
■中にはリンゴがぎっしり
中央部分を縦にカットすると、中には小さく刻まれたリンゴがぎっしりと詰まっている。周りのパイ生地は薄めだがもろくはなく、リンゴをしっかりと包んでいる。
濃厚なバターと甘酸っぱいリンゴの風味
口に入れると濃厚なバターの風味と甘酸っぱいリンゴの香りが同時に広がっていく。リンゴは素材本来の味を生かしたプリザーブ。リンゴの豊かな風味を凝縮させている。
■シャキシャキのリンゴをパイがしっとり包み込む
リンゴのプリザーブは、柔らかさの中に素材本来のシャキシャキとした食感が残っている。パイ生地はしっとり感がありソフトな歯ごたえ。口の中でパイ生地のまろやかさが爽やかなリンゴを包み込んでいく。
■素材の良さを生かす控えめな甘さ
パイ生地はほんのりとした甘さで、プリザーブはリンゴの持つ甘酸っぱさを引き立てる甘み。パイ生地の口どけはなめらかで、リンゴの繊維は特に感じない。喉に詰まる感じも全くなく、後味はすっきりと爽やか。
■温めると香り立つバターの風味
オーブントースターで軽く温めると、パイ生地が柔らかくなり、バターの風味が濃厚さを増す。リンゴの香りとのバランスが変わり、そのまま食べる時とはまた違ったおいしさが楽しめる。
友人へのプレゼントや手土産に
デザイン性のあるパッケージなので、プレゼントに最適。両親や祖父母の誕生日、クリスマスやホワイトデーなど、気軽な贈り物をしたいときに向いている。丸くてかわいらしい形のアップルパイは、贈った相手を笑顔にしてくれるだろう。ほかにも7個入り、11個入り、14個入りなども用意されている。