アイスとメレンゲのハーモニー「ストロベリーブーケ」
ケーキを選ぶポイントとして、味と共に重要となるのが見た目。浜松の老舗菓子店春華堂が「苺をたっぷりと使って花のようなアイスケーキを作っている」という情報を入手し、早速取り寄せてみた。
■「ストロベリーブーケ」の3つのおすすめポイント
おすすめポイント その1 | 苺を花のように配した美しいデザイン |
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おすすめポイント その2 | メレンゲのサクサクとした食感 |
おすすめポイント その3 | 爽やかな酸味と上品な甘さが味わえるアイス |
地元で愛され続ける和洋菓子の老舗「春華堂」
■始まりは茶屋で売った甘納豆
浜松銘菓「うなぎパイ」で有名な春華堂。その誕生は、1887年に茶屋を営む初代店主が甘納豆を売り出したことに端を発する。1889年には浜松市に店を構え、1949年に「有限会社 春華堂」を設立。地元で愛される和洋菓子を作り続けている。
■アイスケーキ10選の栄誉を獲得
春華堂が販売している商品は、団子やカステラ、サブレやケーキなど和菓子洋菓子共にバラエティー豊か。それぞれに厳選した素材を使い、伝統の製法で丁寧に作っている。2017年の第27回全国菓子博覧会では、春華堂の「うなぎパイV.S.O.P.」が「外務大臣賞」を受賞。それと同年、この「ストロベリーブーケ」は「NIKKEIプラス1」のアイスケーキ10選に選出された。
大輪の花を模した美しいデザイン
外箱を開けると厚いクッション材で保護されたパッケージが入っていた。商品を大切に届けるための心遣いが伝わってくる。そっと取り出してみると、真っ白な台の上に苺が花のように並んでいた。
■鮮やかな色の苺をたっぷりと使用
カットされた苺が花びらを開くようにぎっしりと並べられている。大輪の花をそのまま飾ったような華やかな外観。白と赤のコントラストが非常に美しい。
■メレンゲが作り出す立体感
台の部分は苺アイスとバニラアイスで、間には刻んだチョコレートが入っている。側面をふっくらと覆っているのはメレンゲ。ほろっと崩れる繊細さがある。
なめらかなアイスに寄り添うサクサクのメレンゲ
一面に並んだ苺の下は生クリーム。真っ白な台をカットすると、上から苺アイス、チョコレート入りのメレンゲ、バニラアイスと重なっている。
■酸味のあるアイスの底にアクセントをプラス
苺アイスを口に入れると爽やかな酸味が広がる。フルーティーでさっぱりとした口当たり。メレンゲとバニラアイスが層になった部分は上品な甘さで、中に入ったチョコレートの歯ごたえがアクセントとなっている。
■食感と味に変化を加えるメレンゲ
側面のメレンゲはサクッとした軽い食感。優しい甘みを感じるとすぐにすうっと溶けて行く。酸味のある苺アイスと相性が良く、一緒に口に入れると食感と味の変化が楽しめる。
■美しさとおいしさを兼ね備えた苺
苺を口に入れると、冷たさの後に瑞々しい風味が広がる。凍っていても甘さと酸味がしっかりと感じられ、苺本来のおいしさが味わえる。
特別な日を華やかに飾るアイスケーキ
大輪の赤い花を模した外観なので、記念日や誕生日など特別な日に最適。テーブルを華やかに飾って楽しい時間を盛り上げてくれるだろうし、プレゼントに使えば相手を喜ばせることができるだろう。サイズが小ぶりなので、少人数の家庭へ贈るものとしてもふさわしい。