土屋鞄がプロデュース 繊細なガラスペン
土屋鞄といえば、職人技が光る鞄作りでおなじみですね。その土屋鞄が今年8月に浅草合羽橋にガラス工芸品の専門店「TSUCHI-YA(つちや)」をオープン。10月より、自社ECサイトも運営しています。今回注目する製品は、2022年11月11日に発売された切子のガラスペン。
最近は、インク壺にペンを浸して手紙などを手書きすることが流行っていますね。TSUCHI-YA/つちや「切子のガラスペン」は、高度な技術で作製した3種類のペン先を持つ製品で、見た目もとても優美。大切な人へクリスマスプレゼントや記念日のお祝いに贈ると、とてもロマンチックな贈り物になりますよ。
鞄で培った技術を工芸品に 緻密な切子文様が美しい
TSUCHI-YA/つちや「切子のガラスペン」は、一本一本職人さんの手作りで作られています。軸の部分は三角柱で、手になじみ握りやすくなっています。
軸には切子で文様がほどこされ、らせん状のねじりが入っているタイプも。画像のガラスペンは両方が採り入れられていますね。ガラスペンの素材は、軽さと耐久性に優れた「ホウケイ酸ガラス」です。
ホウケイ酸ガラス」は、硬さゆえ加工する際の力加減が難しいことで知られています。しかしTSUCHI-YA/つちやでは、ランドセル製造などから得た高い技術によって鋭いカッティングを丁寧に入れています。ペンの書き味ももちろん上質ですが、華やかなこの外観は、所有しているだけで嬉しくなる逸品ですね。
オリジナルワイングラスにも注目! ユニークな造型を実現
さらにTSUCHI-YA/つちやでは、オリジナルグラスやカップなどの製品も販売しています。画像は、11月11日に発売されたフロストワイングラス。「フロスト」とは英語で霜のこと。このワイングラスはグラスの足元が霜で覆われたようなユニークなデザインです。
「来客やギフトにも相応しいデザインを」というコンセプトで生まれたそうですが、高速に吹きつけた砂で表面を削る「サンドブラスト」という技法が使用されているそうですよ。
その他にも高い技術力を活かした、全国のガラス作家によるひと味凝った製品がそろっています。商品は東京・浅草合羽橋店でも購入できますが、まずはオンラインストアをのぞいてみてくださいね!