日本で手土産文化が根付いている理由の一つとして、「不器用・口下手」というのが挙げられると思います。
日本人は自分の感情を伝えるのが苦手ですよね。昔からの文化的に、「感情は隠すもの。あわらにするのは大人気ない」などと言われてきたからだと思います。
もちろん、表に出していい・出すべき感情とそうではない感情の両方があると思いますが、いい感情まで表現が苦手なのが日本人です。
愛情・感謝、そしてごめんね…。
これら全てをシンプルにサラッと表現できる人って魅力的だと思いませんか?こういう人に少しでも近づけるのも手土産の魔法の一つだと思います。今回は、あなたの感情表現を後押ししてくれる手土産をご紹介したいと思います。
オールマイティに使える 老舗和菓子屋さん「御菓子司 新生堂」のお菓子たち
みなさん、切腹最中ってご存知ですか?
“一度は耳にしたことある…”という方も多いのでしょうか。私もこの最中は知っていたのですが、こちらを提供されている和菓子屋さんにはいろんなシーンで使えるお菓子があるんです。
その名も「開運セット」「営業セット」「武家火消しセット」。このネーミングを聞いただけで、もらってみたくなりませんか?
こう言った手土産は本当に有効です。例えば訪問やアポイントが営業目的だけど、それを言葉で直接は言いづらい…気が引ける…なんてこと、よくあると思います。その時にこの「営業セット」を持っていくだけで相手に「あ、営業にきたのね(笑)」と伝えることができ、マイナスな空気にすることなく営業トークに入るお手伝いをしてくれます。
「武家火消しセット」なんてもらったら、相手は一言で言うと「仲直りしたいのね」と悟ることができますね(笑)
お菓子それぞれのネーミングもユニークで、「景気上昇最中」や「出世の石段」という名前のお菓子があります。景気上昇最中は、黒字の願いを込めて、黒糖を使った餡が詰められているそうです。
こう言ったユニークなお菓子・またはユニークなネーミングをしているお菓子は、知っておいて損はないと思います。
感謝や謝罪は社内こそ大切 そこで使える日常プレゼントグッズ
お客様とのトラブルはそうそうあってはなりませんが、社内ではついつい小さなミスや周りの人に助けられたり、甘えたりすることありますよね?そんな時にも感謝や謝罪を忘れてはなりません。
お客様は怒りが治らないと失注で終わると思いますが、社員には「失注」という終わりはありません。毎日顔を合わせるからこそ、きちんと感情は伝えたいものです。
そこでふとした時に使えるグッズとしてあげたいのが、「絆創膏」です。
人生1度も使ったことないという人はいないと思います。そして急に必要になるのが絆創膏です。靴ずれや紙の端で手を切る…など、ビジネスシーンに意外と絆創膏が活躍することが多くあります。なのに、毎日持ち歩いている人って意外と少なくないですか?そして、必要じゃない時にもらっても邪魔にもならず、いざという時に使えるという優れもの。
今はいろんなところで様々なメッセージを伝えることができる絆創膏が販売されています。あなたらしい絆創膏を見つけるのも楽しみの一つだと思います。
社外や社内においても、日頃の感謝を伝えることを忘れたくないですね。
言葉で言いづらい、角が立つ、恥ずかしい。こう言った時にこそ、手土産の力を借りてみてはいかがでしょうか。