福井駅エキナカ＆エキチカで買える人気のお土産10選をご紹介♪

2014年、2016年と、幸福度ランキング1位を連続獲得している福井。そんな福井へ、お出かけしてみませんか？豊かな自然に恵まれた福井は、美味しい物がたくさん！古くから、産業技術も発達し、全国的にも著名な工芸品も多いです。

今回は、そんな福井へお出かけする方のために、福井駅で買えるおすすめのお土産をご紹介します。

福井の玄関口であるJR福井駅には、県内はもちろん、北陸エリアの人気のお土産が買えるスポットが充実しています。時間がない人にも、便利でおすすめです。まずは福井駅のエキナカ及びケキチカで、お土産探しに便利なお店をご紹介します。

プリズム福井は、JR福井駅に直結するショッピングセンターです。飲食店や食品スーパーの他、お土産店も豊富で県内の有名店の様々な商品がそろっています。

お土産売り場は1階フロアが中心で、年中無休です。早朝や深夜など、通常のお土産店が営業していない時間帯なら、同フロアのセブン‐イレブンが便利。通常のコンビニエンスストアよりも、お土産が充実しています。

※　営業時間：（土産店）8:30～19:00／（セブン‐イレブン）5：40～23:00

福井駅西口の「ハピリン」は、県内でも最も高い高層ビル。博物館やホールなどの文化施設や公共施設と、ショッピングモール等の商業施設を備えています。お土産を買うなら、1～2階のショップへ。特に2階の物産展は、福井の特産品がそろうので、時間がない時にもおすすめです。

※　営業時間：9:00～22:00（一部、店舗により異なります）

JR福井駅の東口から徒歩5分の「西武福井店」もおすすめ。新館B1階には、通常のデパ地下グルメの他、県産品や北陸地方の名産品を扱っています。福井はもちろん、近隣エリアの美味しいお土産もゲットしちゃいましょう。

※　営業時間：10:00～19:30

ここからは、福井駅のエキナカ＆エキチカで買えるお土産10選をご紹介。全国的にも有名な人気スイーツから、福井でしか買えないレアものまで、充実のラインナップです。ちょっとアクセスしづらいエリアのお土産も、エキナカでサクッと買えちゃいますよ♪

福井の代表的な銘菓として、真っ先に名前が挙がるのが羽二重餅でしょう。福井駅はもちろん、県内の様々な和菓子店やお土産店で取り扱っています。「羽二重」とは、もともと福井でも生産されている高級絹織物のこと。羽二重餅は、その名の由来の織物のように、なめらかな食感と上品な甘さが特徴の郷土銘菓なのです。

多くの土産店で取り扱っている羽二重餅。福井駅なら、県内の有名店も複数集まっています。その中の１つが、創業明治43年、100年以上の歴史を持つ老舗の村中甘泉堂です。県産の材料にこだわった羽二重餅は、しっとり、滑らかな舌触り。ぜひその食感を味わってみてください。24包入り1,830円。

正式名称：佐佳枝上町 村中甘泉堂
場所：プリズム福井1F
電話番号：0776-23-3323
営業時間：8:30～19:00
定休日：無休

せっかく福井に来たなら、北陸ならではの海産物をお土産にしたい！という人は多いでしょう。そんな人におすすめなのが、天たつの汐うに。新鮮なバフンウニの卵巣に塩をまぶし、日持ちがするように加工したものです。日本三大珍味にも数えられる越前ウニを味わってみませんか？

天たつは、江戸時代から続く老舗の雲丹商で、越前松平藩の御用達でもありました。現在も、越前雲丹をはじめ、若狭の伝統の海産物加工品を製造販売しています。本店は市内の片町ですが、福井駅でも気軽にお土産が買えますよ。汐うには、看板商品のひとつ。お酒の肴に、ごはんのお供に最強です！塗物容器入（23g）3,780円。

販売店名：県産品・諸国名産売場
場所：西武福井店 新館B1F
電話番号：0776-27-0111（代表）
営業時間：10:00～19:30
定休日：不定休
※プリズム福井 1F「天たつ」でもお買い求めいただけます。

けんけらは、福井県大野市の郷土銘菓。県産の大豆粉に白ごまや砂糖、水あめを加え、短冊状にして焼き上げ、きなこをまぶした素朴な干菓子です。カリッとした歯ごたえと香ばしい風味が特徴。福井を代表するお土産のひとつとして、福井駅でももちろん購入できます。

けんけらの発祥には諸説あり、曹洞宗の古刹の僧侶の名前に由来する説や、大野藩主がこのお菓子を気に入って名付けたという説などがあるとか。なんとその歴史は、300年以上！厳選した大豆を使い、今も丁寧に手作りされています。独特の歯ごたえが癖になりそうな逸品です。4袋入り1,296円。

販売店名：水仙花
場所：プリズム福井1F
電話番号：0776-27-1201
営業時間：8:30～19:00
定休日：無休

西洋菓子倶楽部は、福井県産コシヒカリを絶妙にブレンドしたスイーツが人気の洋菓子店です。県内に複数店舗がありますが、福井駅でも購入できます。お土産として人気なのが、食感と味わいの異なる2種類のバウムクーヘン。ずっしりとしたバターの風味のバウムッシュと、しっとり優しい味わいのバウマダムです。

2つのバウムクーヘンの美味しさの秘密は、厳選した素材にあります。バウムッシュは北海道産の香り豊かな発酵バターを使い、すこし硬めのどっしりした食感。一方、バウマダムは「能登半島の健康卵セイアグリー」を使用し、甘さのバランスが絶妙です。思わず両方試したくなりますね。バウムッシュ1,450円、バウマダム1,250円。

販売店名：水仙花
場所：プリズム福井1F
電話番号：0776-27-1201
営業時間：8:30～19:00
定休日：無休

小鯛の笹漬けは、福井県小浜市に伝わる郷土料理で、良質な海産物が豊富な福井でも人気のお土産です。鯛の幼魚を酢で締め、小さな杉樽に笹と一緒に詰めたもの。杉樽が余分な水分が吸収することで、鯛の旨みが凝縮されるとか。若狭まで行く時間がなくても、福井駅で入手可能です。

小鯛の笹漬けは、お酒のおつまみや、ごはんのお供にバッチリ。そのまま食べるだけで美味しいですが、お寿司やお茶漬け、カルパッチョなどにアレンジしてもOKです。製造元によっても、味付けにこだわりがあるので、食べ比べもおすすめです。福井駅でお土産に買うなら、有名店の1つ、田村長がおすすめ。半樽（80g）1,404円。

販売店名：県産品・諸国名産売場
場所：西武福井店 新館B1
電話番号：0776-27-0111（代表）
定休日：不定休

福井土産の定番中の定番、羽二重餅には、様々なアレンジ商品があります。その中でも人気が高いのが「はや川」の羽二重くるみ。くるみ入りの羽二重餅をシュー生地でサンドした和洋折衷のお菓子で、全国菓子大博覧会で第22回内閣総理大臣賞を受賞した名品です。

羽二重くるみの美味しさの特徴は、素材の絶妙なバランスです。甘く煮詰められたくるみと、素朴な甘さの羽二重餅、シュー生地の香ばしさが、ほどよくマッチ。まさに三位一体の美味しさです。たびたび売り切れてしまう人気のお土産。福井駅に着いたら、早めのチェックをおすすめします。1個110円、30個入り3,300円。

正式名称：はや川
場所：プリズム福井1F
電話番号：0776-26-5177
営業時間：8:30～19:00
定休日：無休

御素麺屋は元禄12年（1699年）創業、300年以上も続く福井市の老舗和菓子店です。一番人気のかりんとう饅頭は、もともと作っていた黒糖饅頭を高温の油で揚げたもの。カリカリ食感の外側としっとりした餡が絶妙なバランスです。2015年の発売以来、地元の人からも愛されるヒット商品となりました。

かりんとう饅頭の賞味期限は1日。翌日以降も食べられますが、その最大の特徴である独特のカリカリ食感を楽しむためには、当日中がおすすめです。手土産や自宅用のお土産として買う人が多いとか。バラ売りもしていますので、福井駅に着いたら、ひとつ試してみては？1個108円。

販売店名：水仙花
場所：プリズム福井1F
電話番号：0776-27-1201
営業時間：8:30～19:00
定休日：無休

かつて福井からは多くの海産物が都である京都へ運ばれていました。特に鯖の流通量は多く、最近では当時の物流ルートが「鯖街道」と呼ばれているほど。様々な加工や調理技術も発展し、その中から生まれた名産品が焼き鯖寿司です。福井駅でも、もちろん人気のお土産のひとつです。

焼き鯖寿司は福井駅でも複数のお土産店で購入できますが、おすすめは越前田村屋。脂の乗った肉厚の焼き鯖と県産コシヒカリを使い、1本1本、丁寧に手押しで仕上げています。押し寿司なのに、ふっくらした仕上がりで、鯖と酢飯の間の椎茸煮、甘酢生姜もほどよいアクセントになっています。1本（約300g）1,100円。

正式名称：越前田村屋
場所：プリズム福井1F
電話番号：0776-27-7001
営業時間：8:30～19:00
定休日：無休

福井県鯖江市で昔から親しまれてきた堅パン。もともとは戦前から軍隊用の保存食として作られていました。かなり堅い食感で、素朴な味わいが特徴です。伝統の堅パンを同じく鯖江名物であるメガネ型に焼き上げたのがコチラ。ユニークな形が受けて、福井の新定番土産として人気上昇中です。

眼鏡堅麺麭（めがねかたぱん）の製造元、ヨーロッパンキムラヤは、創業昭和2年（1927年）の老舗パン工房です。創業者は東京の木村屋で修行し、暖簾分けで鯖江で開業しました。以来、地元で長く愛され続けています。人気の眼鏡堅パンは、鯖江だけでなく県内各所、福井駅のお土産店でも購入できます。7個入864円。

販売店名：かゞみや福井駅前店
場所：ハピリン1F
電話番号：0776-22-5561
営業時間：7:30～20:00
定休日：無休

福井の冬の味覚と言えば、越前ガニと並んで、実は水ようかんも代表格。冬になると多くの和菓子店で、店頭に並びます。福井の水ようかんは、他の地域より糖度が低く、日持ちしにくいため、冬に作られるようになったと言われています。「こたつとみかんと水ようかん」は昔から福井の風物詩なんです。

数ある水ようかんの中でも、1番人気は「えがわ」でしょう。製造販売は冬季限定で、11月から3月頃しか入手できません。無添加の水ようかんは、大豆の自然な甘さと、とろけるような口当たりが特徴。本店は市内にありますが、福井駅のお土産店でも取り扱いがあります。1箱（520g）700円。

販売店名：水仙花
場所：プリズム福井1F
電話番号：0776-27-1201
営業時間：8:30～19:00
定休日：無休

お買い物をエキナカ・エキチカでサクッと済ませたら、余った時間で観光を楽しんではいかがでしょう？かつて福井藩のお膝下であった福井市は、歴史や文化の香りが豊かなスポットが、中心部に点在しています。ここでは、JR福井駅からアクセスしやすい観光スポットをご紹介します。

北ノ庄城址・柴田公園は、かつて柴田勝家が築城した北ノ庄城の天守が存在した場所です。福井市の中心部として発展し、現在は公園として整備されています。隣接する柴田神社には、勝家公及びお市の方が合祀されており、園内の銅像や資料館とともに、全国の勝家公ファンが訪れています。

JR福井駅からは徒歩5分ほど。資料館は9:00～18:00開館で、入場無料です。

養浩館庭園は、福井藩主・松平家の別邸で、江戸初期から中期を代表する名園です。数寄屋造りの邸宅と豊かな上水を生かした回遊式林泉庭園は、見事な「水の庭園」と絶賛されています。園内を散策して、季節の風景を楽しんでみてはいかがでしょう？お茶席やライトアップイベントも人気です。

福井駅からは徒歩15分ほどでアクセスできます。年末年始を除き、9:00～19:00まで開園しています。（冬季は17時閉園）入園料は210円です。

グリフィス記念館は、福井藩が外国人教師のために建設した洋館を復元した資料館です。明治初期に福井の藩校で活躍した米国人教師W.Eグリフィスの功績や著作を紹介しています。当時を象徴する貴重な建築スタイルや、様々な資料を通じて、明治維新という激動の時代を垣間見ることができます。

福井駅からは徒歩15分ほど。年末年始を除き10:00～19:00の開館（12～2月は18時閉館）。入館料は無料です。

橘曙覧は、幕末の福井に生まれた歌人・国学者。その生涯と福井の郷土史を紹介しているのが、コチラの記念文学館です。商家に生まれましたが家督は弟に譲り、歌と学問に打ち込みました。日常的な題材を身近な表現で詠み、没後も明治期の歌壇にも大きな影響を与えたと言われています。

施設内のテラスからは福井の街並みを一望できます。静かな時間を過ごしたい人におすすめ。アクセスは福井駅からバスで15分ほど。9:00～17:15の開館で、通常の観覧料は100円です。

福井市立郷土歴史博物館は、昭和28年の開館で、福井の郷土史に関する展示を行っています。特に福井藩、越前松平家に関する資料の充実で知られ、頻繁に開催される特別展示も見ごたえがあります。隣接する養浩館庭園とセットで入園割引もあるので、あわせて立ち寄ってみてはいかがでしょうか？

アクセスはJR福井駅から徒歩15分ほど。9:00～19:00開館（冬季は17時閉館）で、平常展示観覧料は210円です。

福井の観光や美味しい食事を存分に楽しんだあとは、お土産もお忘れなく！県内の名産品が集まる福井駅なら、うっかり買い忘れたものも、きっと見つけられるはず。家族やお友達に、福井の思い出をおすそ分けしてあげてくださいね！