意外とみられている名刺入れ!
ビジネスシーンにおいて、ご挨拶の次に行われる機会が多いのが「名刺交換」。
様々なシーンで名刺の交換方法を叩き込まれる新人の頃は名刺交換することで手一杯ですが、慣れてくると相手の名刺入れが気になる方も多いはず。
名刺入れはちょっとした会話の糸口になることもあるので、良いものを持っておきましょう!
ペアで使える名刺入れ10選
恋人や夫婦などとお揃いの名刺入れを持っていると、なんだかちょっとウキウキ・ドキドキしますよね。ちょっとミスがあっても、名刺入れを見るたびに元気を取り戻せるということもあるはず。同デザインや同ブランドなど、ペアで持てる名刺入れをご紹介します!
■特徴的なデザインの「IL BISONTE(イルビゾンテ)」
革製品で名高いイルビゾンデ。ご存知の方も多いですよね。イタリア語でイル(IL)とは英語の「The」と同じ。ビゾンデ(BISONTE)とは水牛のこと。ブランドの創始者が水牛をとても敬愛していたことからブランド名とロゴマークになっているのだそうですよ。
珍しい封筒型名刺入れ
IL BISONTE/イルビゾンテ
カードケース
1枚の革を折りたたんで作られる名刺入れなので継ぎ目なしなのが一番の特徴。使い込むほどに味わいが出てくる革の魅力が楽しめる品です。
名刺を大切に包み込むような、封筒型のデザインにも注目。色展開が豊富なので、それぞれが好みの色を選べますね。
■日本製らしい匠の技が生きている「ISURU JAPON(イスルジャポン)」
知る人ぞ知る「Made in Japan」の革製品のひとつです。日本人らしい細やかな気遣いと色柄の組み合わせが、何とも言えない落ち着きを感じます。日本の匠の技が凝縮された、「和」の詰まった魅力溢れる製品なのです。
男性には重厚感のある漆塗りがオススメ
ISURU JAPON/イスルジャポン
本革漆塗り名刺入れ
漆は「JAPON」と呼ばれる程、日本を代表する素材。その漆を本革に塗りこんでいるので重厚感も高級感もあります。
伝統技法”印伝”を使って漆の老舗メーカーが仕上げたもので、日本でしかお目にかかれない珍しい品でもあります。
女性には華やかかつ細やかな柄が施されたものがオススメ
ISURU JAPON/イスルジャポン
レース柄名刺入れ
こちらも漆を塗って仕上げたものですが、先ほどご紹介した品と比べるととても繊細で華やかなデザインとなっています。
デザイン性は他の革メーカーにはないものなので、ビジネスだけでなくフォーマルやデイリーのカード入れとして使っても良いですね。
■ユニセックスデザインの定番「Paul Smith(ポールスミス)」
性別や年代を問わず使えるユニセックスなデザインが多いポールスミスは、同じデザインでペアにしても違和感がないブランドの1つです。控えめなロゴと、トレードマークであるストライプ柄は色の多さが特徴。年代を問わず持てる逸品です。
定番の無地にアクセント付き
Paul Smith/ポールスミス
フォトグラムアイリストリム 名刺入れ
フラップからチラリと覗くのは、フラップ裏側で使われているアイリスの生地。水の中をたゆたうような花びらの広がりが芸術的です。
羊革なので手触りはしっとり柔らかめ。落ち着いた雰囲気が出ますね。
■本格的なヌメ革を使用「FOOTAN PREMIUM(フータンプレミアム)」
1995年に神戸で誕生した革ブランド「FOOTAN(フータン)」。その中でも国産のヌメ革を使用したシリーズが、「FOOTAN PREMIUM」です。1か月半もの間なめし上げた高級な革で、絶妙なツヤと光沢感が特徴。使えば使うほどに味わい深くなります。
見た目、実用性どちらも叶える優れもの
FOOTAN PREMIUM/フータンプレミアム
ヌメ革(栃木レザー)名刺入れ
5色の豊富なカラー展開で個性を演出できる、一枚革のシンプルな名刺入れです。スリムなシルエットながら、最大30枚収納できる大きなポケットと、さらに細かく収納できる小さなポケットが2つ付いているので、名刺の整理にも便利ですね。
内側にお名前など刻印することも可能。レザーの色によって刻印の印象が異なるので、さりげないのがお好みの方はダークカラーを選ぶのがおすすめです。
■手染めの美しさがピカイチ!「YUHAKU(ユハク)」
2006年からオーダメイドで革製品を作ってきた工房です。2009年には株式会社となり、ブランドとして売り出しも始まりました。海外のバイヤーからも高く評価される「染色技術の高さ」が魅力のひとつで、単色ではなくグラデーションの染色を得意とするのが特徴です。
新色も展開されている新鋭ブランド
YUHAKU/ユハク
Foschia
職人さんが手染めしているからこその美しさに見惚れ、衝動買いしてしまう人もいるほどのユハク。その中でも今回のオススメはフォースキアというシリーズ。
太陽光に当たるなど光の加減によって、まるで立体的にも見えるグラデーションは新進気鋭の名刺入れと言えるでしょう。
■レディースラインも展開されている「CYPRIS(キプリス)」
お財布などのほうがよく知られているキプリス。メンズブランドとして有名ですね。実はウィメンズというレディースラインも展開されています。色柄違いで持つのは難しいデザインもありますが、女性が男性用のデザインを使っていても違和感がないかもしれませんね。
お財布ともセット持ちができる高級品
CYPRIS/キプリス
オイルシェルコードバン&シラサギレザー
名刺入れで10,000円越えとなるとかなりの高級品ですが、オシャレ男子なら、お財布と揃えることができるシラサギレザーはオススメ。
フラップ部分にスリットポケットが2つある、珍しいデザインです。インナーがレッドのタイプなら、女性でも持てますね。
■色の名前がそのままブランド名に!「BRITISH GREEN(ブリテッシュグリーン)」
馬術の本場であるイギリスのブランドです。日本ではまだあまり見かけないかもしれませんね。馬具にも使われる革製品なので耐久性は抜群。縫製も本場仕込みなので安定の品質です。この品を持っていると「デキるビジネスマン」に見えること間違いなし(?)かもしれませんよ。
技術に裏打ちされた品なのにお手軽価格
BRITISH GREEN/ブリテッシュグリーン
英国製ブライドルレザー カードケース
外側と内側の色合いが異なる「ツートンカラー」タイプの名刺入れです。
外革の色だけでなく、ステッチの糸色も選べるので、「ちょっとオシャレ」な名刺入れをお探しの方にオススメ!ブライドルレザーの品は10,000円を超えるものが多い中、こちらはコスパ良し&お買い得です。
■好きなものは大切にするから「Favorite style(フェイバリットスタイル)」
フェイバリットスタイルは「お気に入りと暮らす」をコンセプトとしています。自分の気に入ったものに囲まれていたら、イヤなことは忘れてしまいますよね。そんな「気持ち良い生活」を目指したアイテムを沢山提案しています。落ち込んだ時に元気になれるビタミンカラーはオススメです。
新社会人にオススメ
Favorite style/フェイバリットスタイル)
corale名刺入れ
サイトでは女性用となっていますが、男性が持ってもおかしくないデザイン。社会人になりたてはいろいろとお金のやりくりがうまくいかず、高いものは買えないという事もあるかもしれません。
5,000円を切っていながら大手のイタリアンレザーが使われていて、間違いなくコスパ良しのひと品です。
■木の素材にこだわった「+LUMBER(プラスランバー)」
「木製」であることや様々な「木の材質」に拘ったブランドです。名刺入れも例外ではなく、銘木を使った品は「新作」ではないものの人気がじわじわと出ています。ビジネスシーンで木製のものがあると、ちょっと気持ちが和みやすくなるかもしれませんね。
ある意味新作!ステンレス×銘木のコラボ
+LUMBER/プラスランバー
木製名刺入れ
使い込むほどに落ち着き&艶が加わり、経年変化を楽しむことができる品です。表裏合わせて3ヶ所に名前の刻印が可能。オプションで裏面に20種類のレーザー刻印を選ぶこともできますよ!
今回のご紹介はステンレスのケースに銘木をプラスしたタイプですが、全て木製の名刺入れもありますのでチェックしてみてくださいね。
■日本人職人のセンスが光る「+m(エムピウ)」
「純日本製」にこだわるならぜひエムピウがオススメ。日本人の革職人が2001年に立ち上げたブランドですので、まだまだ持っている人は少ないかもしれませんね。日本人らしい細やかな気遣いが感じられます。愛着をもって長年使える革は、ビジネスにおけるハードユースにも十分耐えてくれますよ。
営業メンズなら大容量の名刺入れをおすすめ
+m/エムピウ
cento 2
チェントとはイタリア語で100のこと。その名の通り100枚の名刺が入れられる名刺入れです。上部と下部がそれぞれフラップ式になっており、2つのポケットに名刺が入れられます。
上下とも同じ造りのフラップなので、名刺が多い時は厚く、少ない時は薄くなるのでかさばることもありません。
商談中も名刺をテーブルに置くならコレ
+m/エムピウ
FERMA MATI
名刺の収納は50枚と普通ながら、フラップが変わっているコチラの品。商談など、多くの人と会って話す機会の多いお仕事の方にオススメです。
フラップが特徴的で、名刺入れをテーブルに置いたまま相手の名刺を立てておけるという優れもの。風圧などで飛んで行ってしまう心配もありません。機能的&お買い得です。
予算と選び方
名刺入れの平均予算は3,000円~20,000円とかなりの幅があります。5,000円~10,000円が相場なので、10,000円以上なら高級品と言えるでしょう。ペアで揃えるとなると単純に2倍の金額が必要になりますね。
持ち歩く名刺の枚数によって使い勝手も変わってくるので、好みのデザインや色柄と持ち歩く名刺の数・必要なポケット数を考え、自分にベストな機能に優先順位を付けていくと良いかもしれません。
名刺入れの「マチ」の状態によって収納力が変わってくるので、下記を参考に選んでみてください。
マチの名称と特徴
名称 | 特徴 |
---|---|
ササマチ | 横から見ると、先に向かって細くなるため「笹の葉」のように見えるマチのこと。 底に当たる部分にはマチがありません。 |
通しマチ | 底に当たる部分にもマチがあり、全体に同じ幅のマチがある作りです。 ササマチよりも収納力が高くなります。 |
風琴マチ (ふうきんマチ) |
横から見た時、アコーディオンのジャバラのように見えるマチのこと。 通しマチやササマチが内側に折れているのに対して、風琴マチは外側に折れています。 中に入れたものの出し入れの際に引っかかりにくいのが特徴です。 |
名刺交換が楽しくなりそう
自分の名刺を差し出すとともに、相手の名刺を自分の名刺入れの上で受け取ることが多い名刺交換。おのずと相手の名刺入れも目に飛び込んできます。
同じ名刺入れだと親近感が沸くし、変わったデザインだと気になってしまうのは人の心情ですよね。「話題に困ったときには名刺入れの話をする」なんて手段を考えつくような、余裕&気配りのできるビジネスマンになりたいですね。