■終わりの挨拶
終わりの挨拶には、今後ともお付き合いやご指導をお願いする文章と、だんだん暑く(寒く)なっていくので、お体を大切に、という相手の健康を願う挨拶文を入れます。
近くに来たときは寄ってください、といったような内容も、終わりの挨拶に入れます。
■結語で締める!
結語(けつご)は、必ず頭語とセットで使います。どちらか1つだけにならないようにしましょう。
また、頭語と結語の組み合わせは決まっています。例えば、頭語に「拝啓」を使った場合の結語は「敬具」になります。間違った組み合わせで使うことのないように気を付けましょう。
女性だけが使う結語「かしこ」は、組み合わせる頭語が「一筆申し上げます」や「謹んで申し上げます」など、表現が異なりますので注意しましょう。
筆記具の色にも配慮を
筆記用具にも配慮できるようになれば「デキる人」になること間違いなしです。
使う筆記用具は「水で滲まない」「普段使いではない」ものがベスト。ボールペンよりは筆ペンや万年筆がベターです。
また、色にも気配りができれば尚良し、です。黒が基本ですが、弔事を思わせる薄墨はNG。季節によっては藍色など青みがかった色や濃臙脂など赤みがかった色を選ぶのも素敵ですね。
お礼状とは別の結婚祝いのお返しって知ってる?
お祝いを頂いたらお礼状を出すのが基本です。
結婚祝いに関してはお礼状を出さずに、別の方法で感謝の気持ちを表す方法もあります。その中で主だったもの3つをご紹介しますね。
もちろん、お礼状を出したうえでこれらの行動を起こせばより丁寧ですよ!
■披露宴へのご招待
披露宴まで日数がある場合、披露宴にゲストとしてお呼びする、という方法があります。
通常は披露宴の受付時にお祝いを渡しますが、お祝いは事前に渡している旨を伝えてください(当日はお祝いを持参しなくて結構です)、とお話ししておけば相手も気を使わなくて済みます。
それでも、もし当日お祝い金を持ってきてもらった場合は内祝いを送るなどの対応も必要です。
■新居へお招き
結婚を機に居住地を変更・お引越しをしている場合は、片付けが終わり次第新居に遊びに来てもらってゆっくり話すこともオススメです。新しい家庭をお披露目し、お互いの友人を繋ぎ合わせるいい機会となりますよ。
ただし自分一人ではなく配偶者や家族も交えて、みんなで盛り上がれるようにしましょうね。
■結婚内祝いを差し上げる♪
遠方のため新居に来ていただくのは難しい、披露宴まで日数がない、という場合は内祝いを送りましょう。お祝いをいただく間柄であれば、嗜好も把握しているはずですから、相手の好きなものをチョイスしてあげたいですね。
近況の報告も兼ねるのであれば、封書のお手紙を送るのがベターです。いづれにせよ、相手の連絡先や贈り先の住所に間違いが無いように細心の注意を払うのをお忘れなく。
結婚祝いのお礼状に感謝の想いをこめて!
お祝いを贈る側はお礼を期待して贈っているものではありませんから、過度なお返しをする必要はありません。
しかし、お礼をもらいながら電話で済ませてしまい、お礼状を書かないのはナンセンスです。どんなに下手でも、自筆(手書き)のものを送りましょう。
お祝いもお礼状も、『気持ちを届けるもの』です。心を込めれば、それはきっと相手に伝わるはずです!
2人の力を合わせて感謝の気持ちが詰まった1枚を、まずは書いてみませんか?