ワレモコウの花言葉
ワレモコウの基本情報
英名 | burnet bloodwort, great burnet |
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学名 | Sanguisorba officinalis |
別名 | ワレモコウ、ジユ |
科 | バラ科 |
属 | ワレモコウ属 |
季節 | 7~10月 |
花色 | 赤茶色 |
ワレモコウの特徴は?
ワレモコウは日本の山々でも見かける多年草で、夏から秋にかけて、日当たりの良い高原で咲く花になります。
特徴として、細い茎の先端に小さな花が卵形に寄り集まっていき花穂をつけます。その見た目から、バラ科のイメージとは、ほど遠い団子花(ダンゴバナ)という別名を持っている花とも言われています。
日常で使われる場面としては、生け花やアレンジメントといったもので秋を演出したい時などに用いられます。特にアレンジメントでは、ワレモコウは、卵形に集まって可愛らしく姿を見せているので、思いのほか豪華な仕上がりになります。
そんなワレモコウですが、実は、かの有名な古典小説『源氏物語』の匂宮の巻にも登場しています。そのためもあってか、古くから文人趣味として扱われる花々という印象が強いものとなっています。
ワレモコウはいつの誕生花?
1/30生まれの有名人
ディエゴ・マラドーナ
ワレモコウの名前の由来って??
ワレモコウの属名であるサンギゾルバは、ラテン語のsanguis(血)とsorbeo(飲みこむ・吸収する)といった意味に由来されます。これらは、ワレモコウが古くからの血止めの薬として、用いられていたことから名づけられました。
ワレモコウの魅力
ワレモコウは、穂の先端から咲き始める「有限花序」という咲き方をする草花になります。この移りゆく変化を表したものとして、ワレモコウの花言葉の意味に「変化」という言葉が用いられています。これらは今いる場所から離れ、新しい環境に身を置く人に贈る花言葉に向いている草花なのです。
ワレモコウの管理は、庭植えなら水やりを自然の雨などに頼ってしまえば、特別、自分で水やりを行わなくても勝手に育ちます。花の手入れに慣れない初心者の方にも育てやすい草花としても定評があります。そのため、ガーデニングの趣味ではもちろんのこと、贈り物としてもお世話になった方への感謝の印に贈るものとしても最適な花になります。
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ワレモコウを贈ろう
生け花やアレンジメントといった、趣味レベルで扱われるイメージが強いワレモコウですが、実は、退職祝いなどの贈り物にはピッタリな花になります。ワレモコウは、花言葉からも分かる通り、「変化」という時間の流れを表した意味を持つ草花です。これは、転職や退職などで今の職場を離れ、新しい環境に変わる方へ向いている言葉になります。なのでもし、アナタの周りにもそのような状況にある方がいましたら、ぜひ贈り物として贈ってみてはいかがでしょうか。