話題沸騰♪ プチギフトって知ってる?
なにかと話題のプチギフト。プチギフトは結婚式で贈られることが多いのですが、パパママ世代にはなかった習慣です。
最近では、結婚式で当たり前のようにプチギフトが活躍し、プチギフトを知らないという方は年々減少傾向。
だからこそ「プチギフトって何?」ということは避けたいところ。「プチ」と名前がつくのだから、小さめの贈り物と想像してしまいそうですが、小さくても役割はビッグです。
プチギフトをなんとなく理解しているというのではなく、しっかりとプチギフトの常識をふまえて、あなたもプチギフトを贈ってみませんか?
今回は、プチギフトの基礎から、プチギフトの出番があるシーン、プチギフトの選び方などについて紹介します。
プチギフトとは?
プチギフトというくらいだから、贈り物だということはなんとなく想像がつきますよね。でも、ちょっとした贈り物がプチギフトかというと、そうではありません。
どんなものがプチギフトなのか、ここでは「そもそもプチギフトとは?」という疑問に焦点を当てて解説します。
■お礼の気持を添えて渡す「小さな贈り物」
プチギフトの名からも想像がつくように、プチギフトとは小さな贈り物。大きさが小さいということだけではなく、プチギフトは価格も低め。
プチギフトは低予算ながら、相手に喜んでもらえるものを贈るというテクニックも必要になります。プチギフトは贈ることが一番の目的ではなく、そこに気持ちがこもっているかが重要です。
■近年では結婚式での定番の演出♪
プチギフトといったら何といっても結婚式!というくらい結婚式の定番となったプチギフト。お祝いに来ていただいた方に、お渡しします。
結婚式といっても身内だけのものから、大勢の方が来るものまでそのスタイルは様々。
大勢の方にプチギフトを贈るのは大変、と思ってしまいますが挨拶(あいさつ)のきっかけにもなるのでプチギフトを渡せてよかったという声も多いですよ。
■会話を弾ませる効果も!
プチギフトには会話を弾ませる効果も!贈り物をいただいたときは、誰でもうれしくなりますよね。
プチギフトが会話のきっかけをつかんでくれることもあり、プチギフトから始まる会話というのも素敵ですね。
■100~400円以内のものが一般的
プチギフトは、大きさが「プチ」なだけでなく、予算も「プチ」であることが良いところ。ちなみに「プチ」はフランス語で「小さい」を意味します。
プチギフトの金額ですが、どのくらいプチなのでしょうか。だいたいの相場ですが、100円から400円といったところ。なかには1,000円をこえるものもありますが、値段よりも実際に贈る品を重視したいですね。
プチギフトが大活躍な場面っていつ?
プチギフトの出番は意外と多いものですが、プチギフトが向いている場面というのもあります。結婚式の贈り物というイメージが強いプチギフトですが、それ以外でももちろん大活躍。
ちょっとした贈り物ですが、プチギフトの効果は予想以上かも。プチギフトが大活躍できる場面について紹介します。
■結婚式や2次会の演出に♪
プチギフトといったら、やはり結婚式が思い浮かびますね。結婚式の2次会でも活躍するプチギフトは、最近の結婚式では欠かせない存在。
プチギフトに似た存在で「引き出物」がありますが、プチギフトとはかぶらない品物にするのがポイント。プチギフトと引き出物がどちらも食品だったなど、同じものにならない工夫も必要です。
■退職する際に今までの「感謝」をこめて!
これまで会社を、そして自分を支えてくれた上司が退職してしまう。そんなときは上司に何を贈りますか?花束も良いですが、プチギフトを贈ってみてはいかがでしょうか。
花束はもらってもなかなか実用性がありませんが、プチギフトなら一生思い出に残るものを贈ることもできます。
感謝の気持ちにプチギフトを添えると、贈られる側はうれしさのあまり涙腺崩壊(るいせんほうかい)してしまいそう!
■誕生日パーティーを開いてもらったお礼に
誕生日は多くの方に祝福(しゅくふく)されたいものです。プレゼントをたくさんいただく幸せいっぱいの方も。
誕生日を祝ってもらった後は、プチギフトでお礼をしてみてはいかがでしょうか?誕生日プレゼントのお返しという習慣はあまりありませんが、プチギフトなら気軽に贈ることができますね。
■ちょっとしたクリスマスプレゼントに
クリスマスでもプチギフトの出番が。クッキーなどかわいい感じのプチギフトが好まれます。
ノンアルコールのスパークリングワインも人気の1つ。プチギフトにしてはお値段がちょっと高いのですが、クリスマスにピッタリのプチギフトでもあります。
■バレンタインデーに配っても◎
バレンタインのプチギフトは、食べるだけでなく見て楽しいものも人気です。例えば、チョコレート型のタオルなどは、話題性バツグン!
義理チョコをたくさん配る予定の方も、プチギフト用のチョコを大量にゲットできるチャンスでもあります。予算も少なくてすみますよ!
おすすめのプチギフトのポイントは?
プチギフトが活躍するシーンについて見てきましたが、今度はプチギフトの選び方を見てみましょう。予算的になんでも選べるというわけではないので、プチギフトを選ぶということは実はセンスが問われるもの。
贈って終わり、ではなく贈られた側に立って、「どんなものが喜ばれるか」「こういうものはどうだろう」と相手の気持ちをくむことができるような、素敵なプチギフトの選び方を紹介します。
■タオルなどいくつあっても困らないもの
日常的に使えるかという点もプチギフトでは重要なこと。お菓子など食べたら無くなるものでなければ、その後の使い道も考えて選びたいところです。
毎日使うもので、いくらあっても困らないものの代表として「タオル」があります。手ぬぐいなども、うれしかったという声が。
タオルならオリジナルのものも今では簡単に注文できデザイン性も良いので、プチギフト選びに迷ったらタオルを候補に挙げても良いかも。
■可愛くておしゃれな雑貨
雑貨は種類豊富で、雑貨そのものがオリジナリティを発揮するので、「プチギフトは雑貨で決まり!」という方も。
スプーンのセットなどかわいらしいものが選ばれていて、エコを感じさせるものも人気だとか。今の時代にピッタリの雑貨を選びたいですね。
■種類も豊富で見た目が鮮やかなお菓子
プチギフトは値段が手ごろなものが多いですが、この価格帯で多いのがなんといってもお菓子類。プチギフトにも縁起が良いものがあって、「ドラジェ」という祝い菓子の名前を聞いたことがある方も多いのでは?
ドラジェは「繁栄」を意味しているフランスのお菓子。アーモンドを砂糖でコーティングしていて、丸みを帯びたかわいらしいお菓子です。
要注意!こんなプチギフトは避けて
「プチギフトだから、相手が気に入らなくても大丈夫」と思っていませんか?たしかにプチギフトは手ごろな予算で準備できる贈り物。だから失敗もそんなにないはず、と思ってしまいがち。
でもプチギフトが活躍するのは、ここぞという場面が多かったですよね。例えば結婚式に贈ったプチギフトというのは一生思い出に残るもので、だからこそプチギフト選びでは失敗は避けたいところ。
自分では良かれと思っていても、プチギフトには適していないものも。プチギフトに向いていないような、「プチギフトではNG」というものを紹介します。
■普段使わないもの
普段使用しないものをプチギフトにしてしまうと、その後の扱(あつか)いに苦労します。プチギフトはお祝いでいただくことが多く、もらう側にしてみるといつまでもとっておきたいものです。
実用性のないものは、日がたつにつれ段々じゃまに感じてしまうことも。いつまでも使わないで取っておいてほしいという気持ちもあるかもしれませんが、受け取る側の気持ちも考えたいですね。
■キャラクター物のギフト
かわいいキャラクターのプチギフトを贈っても、相手の好みに合わないということは、十分考えられます。雑貨などはシンプルな方が好まれる傾向がありますが、キャラクター物はそれでだけで存在感ありまくりです。
できるだけ、多くの方の好みに合うようなプチギフトを贈りたいですね。
■手作りのお菓子
お菓子を自分で作ってプチギフトにしてしまう方もいらっしゃいますが、プチギフトでは手作りのお菓子は敬遠(けいえん)されがち。
味や形がどうしてもバラけてしまうのが手作り菓子の難点で、手作り菓子のプチギフトは高い技術力が要求されます。
■扱いに困る生花
花はどんなお祝いごとでも喜ばれますが、プチギフトには不向きです。いただいたときは良いかもしれませんが、時間がたてば枯れてしまうのが生花の弱点です。
プチギフトで感謝の想いも贈ろう♪
これからますます登場の機会が拡大していきそうなプチギフト。もう数年もしたら、結婚式でプチギフトを贈るということは当たり前になっているかもしれません。
プチギフトを贈るときは気持ちを添えることも大事。気持ちを添えるということは相手のことを考えるということ。そうなれば、自(おの)ずとどんなものをプチギフトにしたら良いかがわかってきますね。