父の日ギフトは何にしよう?
一家の大黒柱であるお父さんへ、「いつも家族の為にありがとう!」と思ってはいるけれど、なかなか直接伝えられないという方は多いのではないでしょうか。口数が少なくて感情表現が不器用なお父さんも世の中にはたくさん。そんなお互いの気持ちに素直になれない親子には、「父の日」は日頃の感謝を伝える絶好のチャンス!
「そうは言っても、どんなものを贈れば良いのかわからない…」という方へ、お父さんが思わず笑顔になるプレゼント選びのポイントや、父の日の基礎知識などをご紹介します♡
父の日って?
毎年「母の日」が終わるとすぐに世の中は「父の日」向けのギフトコーナーに早変わり。でも、意外と「今年の父の日の日付は?」と聞かれると返答に困ってしまう人も少なくありません。まずは、そんな「父の日」の基礎知識や由来についておさらいしましょう。
■毎年第3日曜日は「父の日」
「父の日」は毎年同じ日にやってくるのではなく、”6月の第3日曜日”と制定されています。いつも「母の日」が大々的にクローズアップされ、「父の日」の存在が少し薄れがちな印象がありますが、忘れないようにしておきましょう。
■「父の日」はアメリカで誕生♪
「父の日」の発祥地はアメリカ合衆国であることをご存知ですか?元々は1900年代初めにワシントン州で「父の日」という記念日が定められました。きっかけはソナラという女性が教会に「母の日のように、父へ感謝する日をつくってほしい」と礼拝を頼み込んだことでした。彼女の亡き父親の誕生月である6月の第3日曜日に礼拝が実施されたことから、その日が「父の日」としてアメリカの祝日となったのです。
■日々の感謝の想いを伝える日
年齢を重ね、自分が結婚や出産というライフイベントを迎えると改めて”両親への感謝”を感じる機会も増えるものですよね。しかし、母親とは気兼ねなく会話できるけれど父親とは上手く会話ができなくて…という親子は意外と多いようです。「父の日」は、そんな素直になれない自分を脱して”日頃の感謝”をストレートに伝えることができる日です。
■日本に広まったのは1950年代
「父の日」という慣習が日本で広まったのは、実はそれほど古くはなく1950年代のこと。「母の日」が先に世に広まり、それから徐々に「父の日」も浸透していきました。それでもあまり馴染みのないイベントである時代が続き、1980年代の「日本ファーザーズ・デイ委員会」による普及活動によってようやく一般的なイベントになったようです。
■「無事を願う黄色いリボン」が父の日のシンボル♪
「母の日」というと赤いカーネーションを贈るのが定番ですが、「父の日」の場合は”黄色”がイメージカラーとされています。「父の日」が生まれたアメリカでは、黄色は”無事の帰還を祈る色”という意味合いがあります。それを日本ファーザーズ・デイ委員会が「父の日黄色いリボンキャンペーン」と位置付けたのです。父の日の花にちなんで、黄色いバラを贈ることも多いですよ。
知っておきたい!「父の日」のギフトマナー♪
親子間のプレゼントでもマナーは大切!「どれくらいの予算が妥当かわからない…」「より感謝が伝わる渡し方ってどんなもの?」など、「父の日」ギフトを贈るマナーや喜んでもらうコツに関する疑問を解決します♪
■ギフトの平均予算は5,000円前後
いざプレゼントを選ぼうとすると価格帯もピンキリで悩んでしまいがちですが、「父の日」の贈り物の平均予算は5,000円前後が相場です。還暦などの節目を迎える年や、兄弟で折半する場合などは予算をもう少し高く設定しても良いですね。「母の日」にもお母さんへプレゼントしているなら、あまり差が出ないような配慮も大切。
■欲しがっている物を事前にリサーチ♪
お父さんに心から喜んでもらうためには、事前のリサーチが欠かせません!直接「欲しいものはない?」と聞くとサプライズ感が薄れてしまうので、普段の会話や言動からヒントを得るのがポイントです。また、お母さんから最新情報を教えてもらったり、それとなく欲しいものを聞き出してもらう方法もアリ♡
■当日に手渡しが◎
用意した「父の日」ギフトは、当日に直接お父さんへ手渡ししましょう!プレゼントはもちろん嬉しいものですが、直接渡されることで気持ちも一緒に伝わり、お父さんも思わず笑顔に♡離れて暮らしているなど手渡しが難しい場合は、父の日当日に届くように配送手続きをしておきましょう。
■ギフトを渡す時に「感謝の気持」も伝えよう!
お父さんに喜んでもらう1番のポイントは、プレゼントを渡す時に”感謝の気持ち”を一緒に伝えることです。面と向かって言葉にするのは照れくさいかもしれませんが、「いつもありがとう」の一言添えるだけでも気持ちは充分伝わります。どうしても恥ずかしい場合は、プレゼントにメッセージカードを添えても◎。ギフトを配送する場合は当日に電話をするのが良いですね。
ギフト選びのポイントを紹介!
お母さんへのプレゼントは比較的すぐに決まるけれど、お父さんへのプレゼントは何が良いのかさっぱり…という方も多いかもしれません。でも、”どんなものなら使ってもらえるか”どんな演出なら喜んでもらえるか”と一生懸命に考えた贈り物なら、お父さんはなんだって嬉しいはず。その中でも特におすすめな父の日ギフトをご紹介します!
■実用性の高いギフトが喜ばれる秘訣♪
お父さんへ贈るプレゼントに困ったら、”実用性の高さ”をポイントにして選んでみましょう。できれば毎日使う必需品であれば尚GOOD。煙草を吸うお父さんならシガレットケースやライター、スマホデビューしたばかりのお父さんへスマホケースなんてアイディアも素敵ですね。お父さんの愛用品が古くなっていたら、買い替えてあげるのも◎。
■狙い目は自分では買わないけれどもらうと嬉しい物!
プレゼントを選ぶときのコツは、”お値段が高くて自分では買えないけれど、あったら良いなぁ”という憧れのアイテムをチョイスすること。ちょっと高級なお酒やおつまみ、憧れブランドのネクタイなんてものも良いですし、「夜寝る前に本を読めるようなライトがあったらなぁ」なんて具体的に言っていたら大チャンス!!ちょっとした会話を覚えてくれていたことにお父さんも感動してしまうはず♪
■「形」に残るギフトは良い思い出に
最近ではお取り寄せグルメも進化していて「父の日」などのイベント時にはとても便利です。確かに美味しい物のプレゼントも嬉しい贈り物ですが、”形に残るギフト”ならずっとお父さんの宝物になるほど良い思い出になるはず。プレゼントを見返す度にお父さんの気持ちも温かくなりますし、グッズを使っている様子を見れば贈った側も嬉しくなりますよね。
■一緒に楽しむ「思い出」のギフトも◎
「どうしてもプレゼントが決まらない!」という場合や「普段あんまり一緒に過ごす時間がないなぁ」と感じるなら、お父さんと一緒にお出掛けして”思い出”をギフトにするのもひとつのアイディアです。子どもたちが成長するにつれて家族で出かける機会も減ってしまいがち。「父の日」をきっかけに家族で食事に出掛けたり、週末に温泉へ1泊旅行へ出発するなどみんなで楽しい時間を過ごしましょう。
■「趣味」に関連したギフトは満足度高め!
お父さんの大好きな趣味を知っているなら、それに関連したギフトを贈れば大喜び!釣りやキャンプなどアクティブなお父さんにはアウトドアグッズ、読書好きなお父さんにはおしゃれなブックカバーなど、すぐに役立つアイテムを贈るのがおすすめ。趣味に関するグッズにはこだわりが強い場合もあるので、詳しくない分野の場合は消耗品や無難なアイテムにした方が良いかもしれません。
■食卓を華やかに飾る「グルメギフト」は家族で楽しむ時間もプレゼント!
グルメ好きなお父さんには、豪華な食卓を囲んでパーティーを楽しむのもおすすめ!話題のお取り寄せグルメを並べるのも良いですし、ちょっと豪華な手作りメニューで華やかに彩るのも◎。家族みんなでわいわい食事をすればグルメギフトがいっそう美味しく感じられますし、楽しい記憶がずっとお父さんの記憶に残るはず。
父の日のギフト選びは楽しい時間♪
毎年「母の日」が終わるとあっという間にやってくる「父の日」。当日が近付いてくると「去年は何をプレゼントしたんだっけ?」「もうプレゼントのネタがない!」などちょっと焦ってしまいがちですが、お父さんの趣味や性格、最近の会話を思い浮かべればきっとベストなギフトが思い浮かぶはず。お父さんの喜ぶ顔を想像しながら、プレゼント選びの時間も楽しんでくださいね。