お鍋のプレゼントが喜ばれる理由と選び方

■おしゃれで実用的な「お鍋」は人気の贈り物
キッチンツールの中でもお鍋はたとえ一人暮らしでも欠かせない存在。実用的で自分で買うにはなかなか思い切れないお鍋はプレゼントとして大変人気です。せっかくなので、キッチンでの見た目も美しく贈る側もむしろ自分が使いたいと思える納得のいくものを選んであげたいですね。
■サイズ選びを慎重に
お鍋をプレゼントするならまずどのくらいの大きさのものを選ぶのかが重要。目安としてはカップル2人なら2~3リットル、家族4人なら4~5リットルぐらいの大きさが使いやすく、ときにはゲストにも食べてもらえる分も調理可能な容量のものが最も活用しやすいと言えるでしょう。
素材で知る鍋の特徴
■カラー豊富で汚れにくい「ホーロー鍋」
ホーローは金属に無機ガラスの釉薬を焼き付け加工されたもので、鍋の素材には、鋳物または鉄板・銅板から作られています。鋳物は、重量が重く保温性・密閉性が高く煮込み料理に適しており、板や銅板のホーロー鍋は比較的リーズナブルで軽量ですのでお味噌汁や煮込まなくても良いお料理に最適。お手入れはどちらも焦げ付きにくく汚れも落ちやすいのが共通点です。
■保温性と耐久性が高い「ステンレス鍋」
キッチンのシンクやレストランの厨房にも使われることの多いステンレス素材は、錆びにくく耐久性がバツグン。重くて密閉性が高いので圧力鍋や、保温性と保冷性に優れているのでアウトドア用のドリンクボトルにもよく使われています。またIH調理にもほとんどのものが対応可能。
■リーズナブルで軽量「アルミニウム鍋」
リーズナブルで扱いやすいのはアルミニウム鍋。軽量で熱伝導率に優れていますが、焦げ付きやすく形も変形しやすいので煮込み料理よりはちょっとしたラーメンやお味噌汁、ゆで卵を茹でるときなどに手に取りやすい素材です。少量の材料で自炊する一人暮らしのキッチンに重宝するお鍋とも言えます。
■調理で鉄分摂取も可能な「鉄製鍋」
鉄鍋はホーローと同じく熱伝導が良く冷めにくいのが特徴。ホーロー加工の鉄鍋と違い、調理するだけで鉄分が補えるのもメリットです。耐久性があり、アウトドアでもよく利用されます。お手入れに少々手間がかかりますが、使い込まれ油がなじむほどに使いよくなる美しい鉄鍋を「育てる」のが楽しみ、というファンも多くいます。
■日本人にかかせない万能な「土鍋」
お米は炊飯器でなく土鍋で炊く、という方も多く人気上昇中の土鍋。その秘密は温まりにくく冷めにくい土鍋独特の性質です。加熱してからゆっくりと温まり40~60℃の温度で食材の旨み成分を最大限に引き出します。そのため、お鍋料理はもちろん旅館で食べるようなおいしいご飯を家庭で味わうことも可能。
お鍋の予算相場はどのくらい?
お鍋をプレゼントするにあたって、どのくらいのものを買えば良いのかが気になりますね。贈る側の立場やシチュエーションにもよりますが、一般的にはお安いもので5000円~、友人の結婚祝いなどでは1万円からのものをプレゼントする方が多いようです。身内のお祝いなどでは2万円台からのちょっと高級でおしゃれなブランド鍋もとても喜ばれます。
おすすめの人気鍋ブランド20選
ある意味身に着けるグッズよりプレゼントとして選びやすいお鍋の贈り物はある程度本人の希望も聞いておきたいもの。ただ同じブランドでもサイズや種類が違うだけでお値段も変わってくるので、お値段からブランドを決めるのもひとつの手。さっそく人気のおすすめ鍋ブランドを見てみましょう。
【鋳物ホーロー編】1. お鍋人気No.1の「ル・クルーゼ」
1925年フランス創業のル・クルーゼは、鋳物ホーロー鍋のパイオニア的存在。どっしりとした重量感と独特のスチーム機能で、効果的に素材の甘みと旨みを引き出します。また独自のエナメル技術で、遊び心のあるカラフルなカラーリングと臭いや汚れ・焦げがつきにくい効果も。ホーロー鍋にありがちな衝撃への耐性も備えています。
■お鍋さえもインテリアに。おしゃれなルックスが決め手
名だたる料理研究家や料理好きが長く愛用するル・クルーゼのお鍋は、まずは夫婦2人なら20cm、家族4人なら24~26cmからがおすすめ。毎日使えるようあえてキッチンに置いておきたいおしゃれでワクワクするカラーリングはプレゼントなら相手のキッチンのインテリアに合せて選んであげるときっと喜んでいただけますよ。

商品名:ルクルーゼ 鍋 20cm ココット
\20,778
2. 無水調理も簡単に「STAUB(ストウブ)」
ル・クルーゼとともに人気なのがこちらもフランスの鋳物ホーロー鍋STAUB(ストウブ)。フタにある特殊なピコと呼ばれる突起物が鍋内の蒸気を循環させ、食材の水分だけで無水調理ができます。そのため無水調理で作ったカレーやシチューは素材の甘さと旨みがギュッと凝縮され格段においしさが違います。