ハナショウブの花言葉
ハナショウブの基本情報
英名 | Japanese iris, sword-leaved iris |
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学名 | Iris ensata var. hortensis |
別名 | ハナショウブ、ドンドバナ |
科 | アイリス属 |
属 | アヤメ科 |
季節 | 1~6月 |
花色 | 紫、白、紅紫、淡紅、青紫、覆輪、脈目 |
ハナショウブの特徴は?
まっすぐと伸びた茎に細長い葉、その先端には大きくて鮮やかな花を咲かせます。梅雨空に映えるその姿は、たいへん風雅で趣があります。
ハナショウブは江戸時代より改良されてきた園芸品種で、もとは野生種です。日本では古くから親しまれ、各地に菖蒲園があり、多種多様な品種を楽しむことができます。
「花を咲かせる菖蒲(ショウブ)」ということで、花名は「ハナショウブ」といいますが、端午の節句飾りや菖蒲酒、菖蒲湯を作る葉っぱの「菖蒲(ショウブ)」とは異なる植物です。ショウブはサトイモ科、ハナショウブはアヤメ科に属する植物なのです。
ハナショウブの名前の由来って??
ハナショウブは日本に自生する「ノハナショウブ」から改良された園芸品種ですが、ノハナショウブの別名である「ドンドバナ」は水が流れる様子、またその流れに近い湿地に自生している花を表しています。
ハナショウブの英名は〝Japanese water iris”と呼ばれています。"
ハナショウブの魅力
英名で〝Japanese water iris”と呼ばれているとおり、日本らしさを感じさせる梅雨を代表する花です。
もとは日本の中部地方より北に自生していた「ノハナショウブ」から観賞用に品種改良された園芸品種です。
古くは江戸時代初期に生け花や園芸が盛んになった際に庶民層へもブームが広がり、各地に花菖蒲園が開き品種改良も進められました。
梅雨の時期に直径10~15cmの大きな花を2~3輪開花させます。花色は紫色、紅紫色、藤色、黄色、桃色、白色など様々で、絞りや覆輪、ぼかしなどと豊富にあります。
サトイモ科のショウブと葉が似ており、更に花が美しいことからハナショウブと名づけられています。端午の節句には、サトイモ科のショウブの葉と共にハナショウブも飾りとして飾り付けられることがあります。
ハナショウブはその美しさから、三重県の県花に指定されています。
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ハナショウブを贈ろう
じめじめとした梅雨に気品のある鮮やかな花姿を見せてくれるハナショウブ。花言葉は「優雅」「あなたを信じます」「やさしい心」など、素敵な意味を多く持ちます。
古くから日本で親しまれ、上品な花を咲かせるハナショウブは贈り物にもぴったりな植物です。花言葉を添えて、大切な人への贈り物として考えてみてはいかがでしょうか。