オミナエシの花言葉
オミナエシの基本情報
英名 | patrinia |
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学名 | Patrinia scabiosifolia |
別名 | オミナエシ |
科 | スイカズラ科 |
属 | オミナエシ属 |
季節 | 6~11月 |
花色 | 黄、白 |
オミナエシの特徴は?
オミナエシは漢字では”女郎花”と書きます。秋の七草として有名な野草なので既にご存知の方も多いでしょうが、8~10月の辺りに黄色く小さい傘のような花を咲かせる可愛らしい植物です。その可憐さから観賞用にも供されていますが、日本では元から全国的に自生しており、里山や農村部の路傍などでよく目にすることができます。まさに日本の平穏な秋の景色を象徴する植物と言えるでしょう。
栽培に際しては、浴びる日光を適度に調節してあげることで、オミナエシに合った穏やかな佇まいに成長させてあげることができます。ちなみに、オミナエシ(女郎花)と反対の植物、白い花を咲かせるオトコエシ(男郎花)というものもあるのですが、前者に比べて後者はあまり広く知られていません。
オミナエシは秋の七草ということで何となく体に良いイメージもあるでしょうが、実際に漢方では根を利尿剤や消炎薬として利用していたようです。
オミナエシはいつの誕生花?
1/9生まれの有名人
長野博
オミナエシの名前の由来って??
属名にあたるパトリニアはシベリアから東アジア地域を中心にフィールドワーク兼旅行をしていた鉱山学者のパトランをもじったものと言われています。オミナエシという名前の由来としては諸説ありますが、黄色く小さい花が粟粒に似ていることから、粟飯(古くは俗にオミナメシと呼ばれていた)をもじり、それが少し変化してオミナエシになったという説があります。
オミナエシの魅力
ありふれた野草ではありますが、その小さく可憐な花が密集して作り出す鮮やかな黄色は目に優しく見る者の心を和ませてくれます。花が終わってしまっても色が残って見栄えを保ってくれるという特徴があり、ものによって開花の早晩にかなりの差があるという性質と相まって、かなり長い期間にわたって鑑賞し続けることができます。
大きさとしては15~20cmほどですが、すらっと茎を伸ばして立つので適度な存在感があり、花壇の中でしっかりと主張してくれるのもガーデニング向きと言えるでしょう。
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オミナエシを贈ろう
日常的によく見かける野草なので贈り物の候補としては浮かびづらいですが、実はスッキリした佇まいと優しい色合いを備えているため、受け取る側としてはガーデニングや生け花などに加えやすい植物です。
また、成長が気候(=地域)にあまり左右されないため、贈る相手の住む土地柄などに気を遣わなくて良いというメリットもあります。鉢や花瓶と一緒にプレゼントしたりすると喜ばれる贈り物と言えるでしょう。花言葉やその名前から、女性への贈り物により適しているかも知れません。