ストックの花言葉
ストックの基本情報
英名 | common stock |
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学名 | Matthiola |
別名 | アラセイトウ、ストック |
科 | アブラナ科 |
属 | アラセイトウ属 |
季節 | 10~4月 |
花色 | 白、クリーム、桃、赤、紫など |
ストックの特徴は?
「茎」という意味をもつストックは、アブラナ科マッチオラ(ストック)属の一年草で、アラセイトウという別名があります。その名の通り、ストックは茎が太くて長く、まっすぐ伸びるのが特徴的です。なお、英名のstockとgilly flowerは、それぞれ「茎」「アラセイトウ」の意味があります。
原産地は南ヨーロッパ。栽培の歴史は、古代ギリシャからローマの時代まで遡ります。日本には、鎖国時代にオランダ船を通じて伝来し、戦前から切り花として身近なところで利用されてきました。
半耐寒性の一年草として、全国に流通していますが、なかには耐寒性の強い品種もあり、近年、冬から春先には、ガーデニングの材料として、庭先を明るく彩ってくれます。
開花期は春ですが、秋から年内に咲く超極早生種は、花が少なく寂しさの目立つ冬の花壇やコンテナで存在感を発揮します。なかでも、八重咲き種はひときわ豪華で、見る者の目を惹きつけて離しません。また、日だまりの中でふんわりと漂う、甘い香りにも魅了されます。
花言葉は「逆境を克服する力」「永遠に続く愛の絆」「求愛」のほか、「永遠の美しさ」というものもあります。これは、ストックが持続力のある美しさを誇る花であることに由来するものです。
ストックはいつの誕生花?
3/5生まれの有名人
北条司
松山ケンイチ
ストックの名前の由来って??
マッチオラという属名は、イタリアの医師兼植物学者のマッティオーリ(P.Mattioli)に由来するもので、フランスの植物学者、シャルル・プリュミエにより名付けられました。
ストックの魅力
ストックは、とても華やかな見た目が特徴的。ほのかな甘い香りを漂わせ、花数が少なくても豪華な印象を与えてくれることから、アレンジメントにも引っ張りだこです。菜の花が春の訪れを告げる頃に、ストックも花盛りを迎えます。
紫、赤、ピンク、淡黄、白など、彩り豊かな花色も魅力の一つとされるストックは、種まきにより増殖し、花茎が分岐しない無分枝系と、枝に花を付ける分枝系のものがあります。
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ストックを贈ろう
香りも良く、美しい見た目を長く楽しめるストックは、その花言葉から、恋する相手への贈り物として最適です。
また、飾ればその場がぱっと明るい雰囲気に包まれるので、お祝いや、ちょっとしたお呼ばれの席にもうってつけ。
ただ、さまざまなシーンで活用可能なストックですが、「求愛」の意味があるので、トラブルや無用な誤解を避けるためにも、贈る相手は慎重に選ぶようにしましょう。