スズランの花言葉
スズランの基本情報
英名 | lily-of-the-valley |
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学名 | Convallaria |
別名 | スズラン |
科 | キジカクシ科 |
属 | スズラン属 |
季節 | 5~6月 |
花色 | 白、桃 |
スズランの特徴は?
スズラン(鈴蘭)は、4~5月に白い釣り鐘状の花を咲かせる、ユリ科の多年草です。大ぶりな深緑色の葉の間から、清楚で趣の漂う花姿をそっと覗かせているのが特徴的です。
その名の通り、まるで小さな鈴を思わせるような可憐な花姿は、見る人の心に春の歓びを感じさせる花として、古くから、多くの人々に愛され、親しまれてきました。また、春風に揺られるスズランの花からは、春の豊かな情緒を存分に感じ取ることができます。
ちなみに、フランスでは毎年5月1日に、大切な人へ幸福の祈りを込めてスズランの花束を贈るという習わしがあります。
また、アイルランドを代表する詩人、オスカー・ワイルドの有名な詩にも登場するスズランは、春の幸福感を象徴する花として、多くの文人から愛されてきました。
スズランはいつの誕生花?
5/1生まれの有名人
北杜夫
ジョン・ウー
スズランの名前の由来って??
スズランの属名「コンバラリア」は、スズランの自生地である「谷間」のラテン語表記であるconvallisに由来しています。
スズランの魅力
春から初夏にかけて、純白の可憐な花を咲かせるスズラン。一つ一つの花の大きさは小ぶりながら、鈴なりになった花が醸し出す、しなやかな美しさはインパクト大です。
「幸福の訪れ」「純潔」という花言葉が示しているように、スズランは、見る人に明るい春の訪れを感じさせてくれるのはもちろん、新しい季節の到来とともに、幸福の兆しをもたらしてくれるような、普遍的な美しさを兼ね備えています。さらに、ころんとした、丸みのあるフォルムは愛らしさたっぷりで、眺めているだけで心穏やかな優しい気持ちになれそうです。
栽培にあたっては、スズランは耐寒性があるので、特に寒さを気にする必要はありません。また、半日陰で風通しの良い場所で育てるのが花を健康に長持ちさせるポイントです。
植え付けは10月から11月が適しており、株分けで増殖します。市販されている種類としてはドイツスズランが大多数を占めています。ただし、配糖体を複数含んでおり、毒があるため、注意が必要です。
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スズランを贈ろう
やや俯くような花姿でありながら、純白な輝きを放つスズランは存在感が大きく、たくさんの人に広く愛される、可憐さと華麗さを備えた春の花です。
イギリスやフランスでは、5月1日をスズランの日として知人や友人にスズランを贈る風習があり、贈られた相手は幸せになると言い伝えられています。皆さんも、今年は大切なあの人に、スズランを贈ってみてはいかがでしょうか。