シャクヤクの花言葉
シャクヤクの基本情報
英名 | Chinese peony, common garden peony |
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学名 | Paeonia lactiflora |
別名 | シャクヤク |
科 | ボタン科 |
属 | ボタン属 |
季節 | 5~6月 |
花色 | 白、桃、赤、黄 |
シャクヤクの特徴は?
中国北部原産の多年草です。ヨーロッパで品種改良が進み、花弁の多いタイプが多数誕生しました。
「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」という言葉があるように、美人の代名詞の一つと言われています。
シャクヤクはボタン科ボタン属で、牡丹によく似た美しい花を咲かせますが、牡丹は樹木、シャクヤクは草として分類されます。冬になると茎や葉は枯れて根の状態で休眠します。
「恥じらい」「はにかみ」などの花言葉の由来は、昼は華やかに咲き、夕方に花を閉じる性質からはじらう女性に見立てたことから、はにかみ屋の妖精がシャクヤクの花に隠れたら花も一緒に赤らんだというイギリス民話からなど諸説あります。
シャクヤクはいつの誕生花?
5/2生まれの有名人
デヴィッド・ベッカム
夏木マリ
シャクヤクの名前の由来って??
シャクヤクの花名の由来には、昔中国から芍薬の根を生薬として輸入していたところからという説と、姿がしなやかで美しいさまを意味する綽約という言葉に由来しているという説があります。
属名のPaeonia(パエオニア)はギリシア神話で神の傷を治したという医の神Paeon(ペオン)に由来すると言われています。
シャクヤクの魅力
バラのような甘く爽やかな香りがし、西洋では妖精が姿を変えた花と言われるほど可憐な美しい花です。和のイメージがありますが、品種が豊富で和洋どちらのテイストにも使いやすく、庭で大活躍してくれます。
丸くきゅっと閉じた蕾の姿も愛らしく、花が開く前から長く楽しめます。開花期を迎えれば、その可愛らしい蕾からは想像できないほどの大きな花を咲かせます。品種によっては花径が20cmを超えるものもあり、八重咲きの大輪花が群生する様は庭の中でも抜群の存在感を誇ります。
3週間ほど開花期があるのでバラと一緒に楽しむこともできます。お手入れの手間があまりかからないのも魅力の一つです。
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シャクヤクを贈ろう
シャクヤクの花の色は、紅色、桃色、薄紅色、白、黄色などと華やかな色が多く、一重、八重、半八重咲きと種類も豊富でまさに絢爛です。
その姿からは意外な「恥じらい」「はにかみ」など慎ましい清楚なイメージの花言葉がより一層シャクヤクの魅力を引き立ててくれます。
あまり花がない5月中旬から6月初旬にかけてピークを迎えるため、ガーデニングでも活躍するほか、一本に大きな花を咲かせるので切り花としても楽しめるなど用途は様々です。魅力多き花シャクヤクは贈り物にも最適です。
インテリアとして花を飾るのが好きな方には切り花を、庭いじりが好きな方には花苗を贈ってみてはいかがでしょうか。