ジンチョウゲの花言葉
ジンチョウゲの基本情報
英名 | winter daphne |
---|---|
学名 | Daphne odora |
別名 | ジンチョウゲ |
科 | ジンチョウゲ科 |
属 | ジンチョウゲ属 |
季節 | 2~4月 |
花色 | 白、桃 |
ジンチョウゲの特徴は?
ジンチョウゲは早春の花。3~4月頃の庭にかぐわしい香りを漂わせてくれる常緑樹です。その香りはとても強く、茶花にふさわしくないと言われるほどです。嗅いだだけで春の訪れを感じる人も多いことでしょう。
遠くまで匂わせることから「千里香」と呼ばれることもあるのだそう。原産地の中国では、縁起の良い芳香花として古くから珍重されていて「瑞香(ズイコウ)」という名で呼ばれ愛好されています。
丈夫で育てやすいので、ガーデニング初心者にも育てられます。簡単にさし木で数を増やすことができるので、ご近所から1枝もらって育てるのも楽しいでしょう。
水分に富んだような、独特の質感が特徴的な花を咲かせます。蕾の状態では濃いピンク色ですが、開花するにつれて色が変わり、やがて淡いピンクや白色になります。
ジンチョウゲはいつの誕生花?
3/16生まれの有名人
高橋大輔
ジンチョウゲの名前の由来って??
属名daphne(ダフネ)はギリシア神話に登場する女神の名に由来していて、月桂樹のギリシア名でもあります。太陽神アポロンが恋してしまう森の妖精ダフネは、アポロンから逃げ惑う中、不憫に思った全能の神ゼウスによって、月桂樹に変えられたという伝説からきています。
和名の沈丁花は、代表的な香木の1つである沈香のような匂いがすることと、クローブ(日本では丁香)と呼ばれる、インドネシアの花に似ていたことからつけられたとされています。
ジンチョウゲの魅力
「栄光」や「不滅」といった花言葉を持つジンチョウゲは、成功者への贈り物に最適です。
クチナシやキンモクセイとともに、三大芳香木と呼ばれるジンチョウゲ。その素晴らしい香りが何よりの魅力です。
春の訪れを告げる花とも言われていて、春の季語として多くの俳句に使われた記録が残っているほどです。
中国ではジンチョウゲの枝が紙の原料として使われていたり、花を煎じた汁が口内炎などの薬として使われたりと、万能の植物とも言えます。
ジンチョウゲに関連する商品
ジンチョウゲを贈ろう
ジンチョウゲの花言葉「栄光」は、ギリシア神話のエピソードからつけられたと言われています。
太陽神アポロンからの愛を受け止められなかったダフネが月桂樹に変えられ、アポロンは月桂樹を自分の聖樹として崇めるようになります。その葉で作られた冠を愛の証として、一生身に着けていたという話から、月桂樹の葉で作られた月桂冠は優秀なものが冠るようになり、「栄光」の花言葉がつけられたそうです。
また、1年中緑色の葉をつける性質にちなんだ「不滅」などの花言葉もあります。これらの花言葉を添えて、成功者や経営者に贈ってみてはいかがでしょうか。きっと喜ばれますよ。