サクラの花言葉
サクラの基本情報
英名 | Japanese cherry |
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学名 | Prunus pendula, Prunus lannesiana |
別名 | サクラ、サクラギ、サトザクラ |
科 | バラ科 |
属 | サクラ属 |
季節 | 3~4月 |
花色 | 桃、白 |
サクラの特徴は?
春の花と言えば桜というほど、日本の春を代表する花です。細長い日本では開花期が地域によって異なりますが、それぞれの地域に適した品種があり、季節を追って様々な品種の桜の花が楽しめます。
日本人は桜がとにかく大好きです。テレビでも開花予想や桜前線が毎日放送されるほど皆桜を心待ちにしています。
そんな桜の品種は園芸種でも300を超えるとされています。開花宣言される品種は有名なソメイヨシノですが、一般家庭で楽しめる桜はもっとコンパクトな品種で、マメザクラやカンヒザクラなどが好まれています。
サクラはいつの誕生花?
4/13生まれの有名人
西城秀樹
萬田久子
サクラの名前の由来って??
桜の桜の代表品種であるソメイヨシノは、オオシマザクラとエドヒガンを交配して作られたとされています。
江戸染井村で育成されたためこの名前の由来となりました。江戸末期に作られ、明治に入り急速に日本中に広まりました。
大変人気ではありますが、一斉に散る様子から家が長続きしないと言う印象がつき、家紋に使われることがほとんどありません。広まったのが江戸の後期であったため、家紋に取り入れるような古い歴史がある花ではないとも言えます。
サクラという名前自体は、「咲く」に複数形を表す「ら」を加えたという説や、春の里にやってくる「サ(稲)」の神様の「座(くら)」である説もあります。富士山の神様として有名な木花咲耶姫(このはなさくやひめ)という神様の名前に由来する説も有名です。
サクラの魅力
一気に開花する桜の花も魅力的ですが、散り際も美しく桜吹雪と呼ばれ愛されている桜です。
花の色は白か淡いピンク色で、ふんわりとした明るく優しい雰囲気を醸し出してくれます。珍しい品種では黄色や緑色の花もあり、ウコンやギョイコウといった品種は珍しいとされています。花びらは一重、半八重、八重があり、一重では5枚、八重では10枚近い花びらがつきます。八重桜は色も濃く見え、ふわふわとしたボリュームがあって人気の品種です。同時期に見られる桃や梅と似た雰囲気がありますが、花が枝から離れてつくのが桜の特徴です。
サクラにはファンが多く、昔から歌謡曲などでも歌詞に使われています。盆栽を楽しむ人たちはサクラを小さく仕立てて手元でその枝ぶりや花を眺めます。
サクラは花だけでなく、幹の樹皮も使われています。幹は湿気に強い性質があるため、テーブルやフローリング等の建築材料として重宝します。樹皮はつやがあり、その美しさから細工物が作られています。また香りも良いことから、スモークチップとしても人気です。このようにサクラは様々な場面で日本人の生活に浸透しています。
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サクラを贈ろう
サクラはその色や雰囲気から穏やかな気持ちになれる優しい植物です。贈り物としてサクラを選ぶのは、日本の粋を感じさせます。春を告げる花として、大切な人に贈りたくなる優しい花ではないでしょうか。