コデマリの花言葉
コデマリの基本情報
英名 | reeves spirea |
---|---|
学名 | Spiraea cantoniensis |
別名 | コデマリ、(古名)スズカケ |
科 | バラ科 |
属 | シモツケ属 |
季節 | 4~5月 |
花色 | 白 |
コデマリの特徴は?
コデマリは漢字で小手毬と書きます。春に咲くコデマリは枝先を弓状に垂らし、枝についた小さな花が毬のように丸く密集して咲くのが特徴です。
小さな手毬のような可愛らしい雰囲気があります。生け花に用いられるため和風のイメージがありますが、洋風のアレンジメントでも好まれています。
スラリと伸びた細かい枝が動きを表現し、アレンジはとても華やかで広がりがあります。花は八重咲きのものもあり、組み合わせる事でお庭を艶やかに演出します。新葉が黄金色になるキンバゴデマリは、その色から特に美しくお庭を彩ってくれます。
コデマリはいつの誕生花?
1/15生まれの有名人
樹木希林
河野洋平
コデマリの名前の由来って??
コデマリは中国から日本に渡ってきたとされる植物で、江戸時代頃から庭木として栽培されるようになりました。枝の先に3mm程の花を丸くつける事から「鈴懸(スズカケ)」と呼ばれていましたが、次第に小手毬に変化していきました。
他にもその花の様子から「団子花(だんごばな)」と呼ばれることもあります。学名である「Spiraea(スピラエラ)」はギリシャ語の「花輪」や「渦巻」を意味する「speira」に由来しています。これは花のついた枝が花輪を作ることからきています。
コデマリの魅力
コデマリの魅力はなんといってもその花の密集した丸い形です。名前のごとく手毬のような可愛らしさで、葉が見えなくなってしまう程びっしりと花を咲かせます。
開花期は4月から5月の春ですが、花の多い時期でも他の花に劣らずたくさんの花をつけるので存在感があります。庭にコデマリがあると、見た目も良く花の量もありとても楽しめます。秋には紅葉し、冬には葉を落とすので、季節を感じる事が出来ます。
コデマリと同じグループに分類されるユキヤナギも、よく似た白い花をつけます。良く間違われますが、ユキヤナギはコデマリのように枝先に花をまとまって咲かせることはなく、枝全体に花が付くので見分けることが出来ます。また、コデマリのように開花期が長いのも違いとされます。
コデマリは一般的には白い花に緑色の葉をつけますが、「コデマリ・ピンクアイス」と呼ばれる園芸種は葉にところどころピンク色が入ります。白い花との組み合わせで可愛らしさを演出出来ます。
「ヤエコデマリ」は花が八重咲になりタイプです。花びらが増えて花のボリュームが上がり豪華な雰囲気になります。切り花でアレンジするとふわふわとした豪華さが愛されています。
コデマリに関連する商品
コデマリを贈ろう
コデマリはアレンジメントでもとても楽しめますが、庭木として植えれば毎年華やかに庭を飾ってくれます。白い花だけでなく、緑色のきれいな葉も、ピンク色の斑入りの葉も目を楽しませてくれます。このバリエーションの多さが魅力的ですが、剪定もいらず寒さに強いところも愛される理由となっているようです。お庭を華やかにする木としてぜひコデマリを選んでみませんか。春をより楽しくさせる花です。