クロッカスの花言葉
クロッカスの基本情報
英名 | crocus, Dutch crocus |
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学名 | Crocus L. |
別名 | ハナサフラン |
科 | アヤメ科 |
属 | サフラン属 |
季節 | 2~3月 |
花色 | 白、青、紫、黄など |
クロッカスの特徴は?
寒い時期でも見かける鮮やかな色のクロッカス。雪の中からぱっと顔をのぞかせる可愛らしい姿は、ヨーロッパで特に愛されている花です。寒さの厳しい地域に春の使者として親しまれてきました。日本でも冬から春にかけて色の少ない庭を彩ってくれます。
ギリシャ神話ではゼウスと妻のヘラのぬくもりから芽吹いた花とされています。古くから結婚式にはこの花が飾られ祝福されているそうです。
クロッカスの種類は80種類を超えていると言われます。地中海からアジア諸国に分布しており、可憐で可愛らしい花は世界中で愛されています。
クロッカスはいつの誕生花?
1/5生まれの有名人
宮崎駿
渡辺えり
クロッカスの名前の由来って??
クロッカスという名前はギリシャ語で糸を表す「krokos」に由来するとされています。長細い糸のように伸びるめしべがその名前がきています。よく似た種類にサフランがあります。料理のスパイスや薬として使われるサフランですが、このサフランもめしべが長く伸びます。咲く時期に違いがあり、クロッカスは春先に咲くので「春サフラン」とも呼ばれています。
クロッカスの魅力
春の訪れを告げるように咲くクロッカスには「切望」や「青春の喜び」といった花言葉があります。クロッカスの咲く時期は2月から4月ごろで、最盛期は3月です。春先に咲く花には青春に関わる花言葉がつけられることが多いですが、「青春の喜び」とはまさに春の到来を喜ぶ人々の様子から付けれたものでしょう。色鮮やかなクロッカスにはぴったりですね。「切望」という花言葉も、春を待ちきれずまだ寒い時期から咲いてしまうクロッカスの様子からでしょう。なんとも可愛らしい温かい気持ちになりますね。
クロッカスが色によって花言葉が違います。白は先に紹介した一般的な意味合いですが、特に紫と黄色は特別です。紫のクロッカスには「愛の後悔」、黄色のクロッカスには「私を信じて」という意味があります。ギリシャ神話にある羊飼いの青年クロッカスと羊飼いの娘スミラックスが恋に落ち、結婚を許してもらえず見を投げてしまったという悲しいお話に由来しているとも言われています。
クロッカスは球根植物で、簡単に育てられる花の一つです。土には植えず水栽培でも育てる事が出来ます。毎年咲いてくれるので、何年も楽しむ場合は土に植えてあげましょう。
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クロッカスを贈ろう
クロッカスは庭に植えても美しく、室内で水栽培をしても簡単に花を咲かせることが出来ます。早春の時期に鮮やかに咲くクロッカスは、まるで春の訪れを待てずに咲いてしまったかのような可愛らしさがあります。育てやすい球根なので、水栽培用のデザインの凝ったガラスの器と一緒に、ぜひ大切な人への贈り物にしましょう。花と共に春の訪れを感じることが出来ますよ。