クレマチスの花言葉
クレマチスの基本情報
英名 | leather flower, vase vine |
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学名 | Clematis florida/C.patens |
別名 | テッセン、カザグルマ |
科 | キンポウゲ科 |
属 | キンポウゲ属 |
季節 | 5~10月 |
花色 | 白、黄、桃、赤、青、紫など |
クレマチスの特徴は?
英国ではつる植物の女王として古くから親しまれてきました。19世紀の英国では水の代わりに紅茶を与えるとより美しく咲くと信じられていたほど、人々に愛されてきた植物です。紅茶のように身近で高貴な雰囲気が貴族にも愛でられていたのでしょう。
花の色も鮮やかで、白や薄いピンク、濃い目のピンク、群青、薄い紫、濃い目の紫のように様々なものが作られています。大判の花びらの真ん中に一筋ラインが乗るものや、小ぶりの花を付ける品種もあり、色々な種類を組み合わせてバラと共につるを這わせると美しいアーチを作ることが出来ます。どんな花にも劣らない堂々とした美しさです。
クレマチスはいつの誕生花?
1/22生まれの有名人
イチロー
クレマチスの名前の由来って??
クレマチスという名前はギリシア語の「klema」が由来となっています。「つる」や「まきひげ」を意味し、クレマチスの良く伸びるつるの形に由来しています。「klema」がラテン語に入ると「つる性植物」という意味の「clematis」という形に変化し、そのままクレマチスという名がキンポウゲ科センニンソウの総称となりました。
しかしつるという意味を持ちながら木扱いと草扱いのタイプがあり、落葉性や常緑性など様々なタイプが存在しています。
クレマチスの魅力
クレマチスには春咲き、夏から秋咲き、冬咲きのものとあり、品種によって多様な性格であるのが最大の魅力です。1年に1回だけ咲くものから、何か月にも渡って咲くものもあります。中には剪定を繰り返すことで長く咲く品種もあります。
また花の咲く向きも違っており、フロリダ系と呼ばれる大輪を咲かせる品種は上を向いて咲きます。ヴィチセラ系は中輪から小輪で、横向きや下向きの物が多い品種です。テキセンシス系はチューリップ型やベル型をしています。インテグリフォリア系はつるが絡みつかないタイプで、すらりと伸びて、横や下向きに花を咲かせます。配置や咲かせる時期をずらして組み合わせれば、無限の楽しみが広がります。このように集めて植えればクレマチスだけで1年中花を見る事も可能です。
クレマチスは、イングリッシュガーデンの定番の植物で、バラのパートナープランツとしても有名です。つるバラと共に這わせれば、つるが織りなす形を自由に楽しむことができます。黒に近いディープパープルカラーの大輪と濃いピンク色のバラを合わせれば、個性的な独特の世界観に。淡く花びらが細めの中輪と小さめでたくさん花をつけるサーモンピンクのつるばらを合わせれば、パステルカラーの可愛らしい庭園に。お庭に自由に色を差し、思い通りの雰囲気を作るのに一役買ってくれる魅力あふれる植物です。
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クレマチスを贈ろう
クレマチスの花は小ぶりで可愛らしいものから、大輪で高貴な雰囲気のものまで実に様々です。まるで私たち人間のように個性的で性格もさまざまですから、贈り物にするのならその人のイメージに合った花を選ぶ事が出来ます。定番でありながらどれも特別感を感じさせるクレマチスをぜひ選んでみて下さいね。