プレゼントやパーティーにアイシングクッキーを♪
大人の女性も夢中にさせるアイシングクッキーの魅力はその「華やかさ」。練習すればするほど上手にできて、上手にできれば誰かにプレゼントしたくなる・・・。パーティーやお茶会にも華を添えるお菓子になります。
アイシングクッキーの魅力
最近、大人の女性の趣味として人気でお教室や専用本、また専門の資格まであるアイシング。可愛い!やってみたい!と思ったら、まずはアイシングクッキーのいろんなことを知ってみましょう。
■自分だけのデザインクッキーが作れる
プレーンなクッキーがあれば、絵を書くように自由な発想でデザインできるアイシングクッキー。色や文字、デザインで自分だけのクッキーが作れるのが楽しく、ハマる人も続出。今や趣味として夢中になる女子が急上昇中のお菓子なのです。
■誕生日やバレンタインにもぴったり
練習すれば細やかなメッセージや絵も自在に描けるアイシングクッキーは、小さなプレゼントとしてバレンタインや誕生日にもぴったり。気持ちを伝えられるメッセージを入れた可愛いクッキーは、贈られる側も大感激間違いなしですね。
■気軽なプレゼントにも最適!
上手にできたら小分けにして小さなプレゼントにも最適。中身の見えるこんなセロファンでラッピングすれば、アイシングクッキー自体が素敵なラッピングの一部に。「すごいね!」「可愛い!自分で作ったの?」が聞こえてきそうです。
■賞味期限はしっかり確認
可愛くて食べるのがもったい、なんて思いますが手作りのアイシングクッキーは、乾燥卵白、生の卵白に関わらずできれば2~3日以内で食べてもらうようにしましょう。
市販品で未開封の場合は、短いものでは1週間、長いものでは3ヶ月ほども日持ちするものもあります。どちらにしてもプレゼントする際には、賞味期限をしっかり確認し「早めに食べてね」と一声かけて贈るようにしましょう。
アイシングクッキーに必要な材料を揃えよう!
可愛いアイシングクッキー、私でもできるかな?と作ってみたくなったら、まず材料を揃えましょう。といっても、難しいものや高価なものは必要ないのです。材料は少なく、簡単に揃うもので作れるのもアイシングクッキーの魅力。ではチェックしてみましょう!
■お好きな形のプレーンクッキー
まず土台となるプレーンクッキー。手作りでも市販品でもOKです。手作りなら、どんなクッキーを作るかデザインを決めて作れるので自由度は高いですね。お好きな形、枚数を用意しましょう。
■乾燥卵白または生の卵白
アイシングの材料は基本的に砂糖・卵白・水でできています。おうちにある生の卵白でも作れますが、黄身だけ残るのがちょっと、という方は乾燥卵白もおすすめ。最近のアイシング人気でお店によっては100円ショップの製菓コーナーでも購入可能です。
色々活用可能な乾燥卵白
商品名:乾燥卵白
\329 税込(2017年4月12日時点)
乾燥卵白は固めでしっかりとしたメレンゲができ、仕上がりも滑らか。アイシングだけでなくマカロンやパン、いろんなお菓子作りにも大活躍します。
重宝してます。
やっぱり出来上がりの見た目も口当たりも違いますね。買って良かったです。
■粉糖(アイシングシュガー)
サラサラの粉糖、いわゆるアイシングシュガーを使用します。通常のお砂糖ではできないので必ず粉糖を使ってくださいね。取り扱いは非常に粉が飛びやすいのでキッチンカウンターの周りをきちんと片付けてから取り扱いましょう。
■お好きなカラーの「食用色素」
どんなデザインを作るか決めたら、必要な食用色素を揃えましょう。使う量によって淡い色や濃い色に調節できます。食用色素は粉状のものと液体状のものがあります。初めは何色かがセットになったものが使いやすくおすすめです。
便利な4色セットが人気
商品名:マコーミック フードカラーボックス【7.25ml×4色入】アイシングカラーセット
¥415 税込(2017年4月12日時点)
赤・青・黄・緑の4色がセットになった液状食用色素。クリームやアイシングなど材料に混ぜ込みやすく、色同士混ぜれば紫やピンク・オレンジも作れて重宝します。
カラフルなクリームにしたくて
カラフルなクリームをトッピングしたくて買いました。1滴ですごい発色!!おかげでピンクとか黄色とかかわいい色のクリームでデコれました。
■粉類に混ぜる「少量のお水」
はじめの材料以外にアイシングの固さを調節するのにも使います。粉糖は少量の水分ですぐに溶け出すので入れる量に気をつけながら少しずつ加えましょう。
■アイシング用絞り出し袋「コルネ」
コルネはいわゆるアイシングの「絞り出し袋」です。OPPシートで好みの大きさに作ることもできます。色別にコルネを分けて用意しておき、デコレーションに利用しましょう。
■小さめパレットナイフ
コルネにアイシングを詰めたり、表面にアイシングを塗り広げるときに使用します。クッキーの場合は小さめのパレットナイフが扱いやすいですね。
小回りの効くタイプが◎
商品名:ミニパレットナイフ L型
\410 税込(2017年4月12日時点)
小さな部分にも使いやすいミニサイズ。通常のパレットと違い段差になっている部分が断然使いやすい人気の一品です。
コンパクト
収納しやすいコンパクトサイズ
幅があるので ちょっとしたデコにも使えます
■細かい作業に便利「つまようじ」
はみ出してしまった細かな部分を除去したり、曲がってしまったところを直したり、引っ掻く要領でマーブル模様やハート模様を描くときに大活躍する爪楊枝。食用色素をアイシングに少しずつ混ぜるときにも使用します。
■デジタルで測れる「スケール(はかり)」がおすすめ
粉糖や乾燥卵白を計量するのに必要なスケールは、少量のものを測れるデジタルのものがおすすめです。適当に作るとアイシングが均一に仕上がりませんので、基本はしっかりと測りましょう。
アイシングクッキーの作り方を簡単に紹介
準備ができたら、いよいよアイシングを作ってみましょう。たくさんの色を重ねるものはボールやコルネもたくさん用意しなければいけないので、まずは簡単なデザインのものから練習してみましょう。
■1. 乾燥卵白と粉糖を合わせてふるいにかける
アイシングは生の卵白を使ってもできますが、乾燥卵白を使う場合は粉糖と一緒に一度ふるいにかけて、ダマのないようにします。
<乾燥卵白を使う場合の基本の分量>
粉砂糖:200g
乾燥卵白:5g
水:30ml
<生の卵白を使う場合の基本の分量>
粉糖 :100g
卵白:15g
水:適量(用途に合わせて水で固さを調節)
粉糖は非常に飛び散りやすいのでボールできるだけボールに近づけてふるいましょう。
■2. 水を加えてよく混ぜ合わせる
先ほどの粉類に一度で水を加えます。ここで直接ハンドミキサーを使ってもいいのですが、周囲に粉が飛び散りやすいので、まずはゴムべらなどで粉っぽさがなくなるまで混ぜておくと後片付けも簡単。
■3. 固さを調節をする
泡立て器で混ぜるか、ハンドミキサーの低速で2~3分艶が出るまで混ぜます。アイシングをすくって、先が少しおじぎするくらいの固さが搾り出すには理想的です。
基本的に固くするには粉糖を、緩くするには水を足します。広い面に塗るアイシングは緩めにしたほうが塗りやすいです。
ここまで手作りの工程ですが、市販の「アイシングパウダー」を使えば水を足すだけで気軽に作れ、手作りのものより日持ちもするのでおすすめです。
水を加えるだけの簡単タイプ
商品名:水を加えるだけ♪楽々アイシング3色セット
¥259 税込(2017年4月12日時点)
付属の計量スプーンで水を加えるだけでできるアイシングパウダーは初心者の方に便利なセット。ピンク・グリーン・ホワイトの3色が入っており、ビギナーにおお助かりの一品です。
かわいい色♪
使いやすいかわいい色3色のセット!!
白が入っているのでピンク緑の色を微妙に調整したりできました♪
■4. 食用色素で好みの色合いを作る
別カップにアイシングを取り、つまようじで少量づつ食用色素を混ぜて好みの色合いを作ります。その間、作ったアイシングが固まらないように濡れふきんをかけておくことを忘れずに。
■5. コルネでクッキーをデコろう!
コルネにパレットナイフでアイシングを詰めます。コルネの閉じ口にアイシングがつかないように入れるのは食事用ナイフなどでは難しいので、パレットを使ってみてください。思い思いのデザインに楽しくデコレーションしてみましょう。
アイシングクッキーを上手に作る4つのコツ
アイシングクッキー成功のコツは大まかに4つ。あとは何度か練習をくりかえすことで、いろんなデザインに挑戦できます。コツをつかむと作業もスムーズになるので覚えておきましょう。
■1. 割れにくく平らなクッキーを選ぼう♪
アイシングクッキーのようにデコレーションすることを前提に使うクッキーは、オーブンで焼いても膨らまない、ホロホロと割れにくい平らなクッキーが適しています。また、アイシングをトッピングすることになるので甘さ控えめのものが嬉しいですね。
最初は練習のために市販のクッキーを使ってみるのも簡単でおすすめです。
■2. アイシングは「固め」と「緩め」の2種類を用意
アイシングは2種類作っておくとデザインも自由度が増しますね。
コルネに入れ搾り出して文字や絵を描くのに適しているのは固め。コルネは2mmくらいの細さに先端を切り落とします。
表面にベタ塗りする場合や、他の色と混ぜてマーブル模様にする場合は柔らかめがおすすめ。こちらはすくうと滑らかに落ち、10秒前後で跡がなくなり表面がつるりとするくらいが目安です。コルネの先端は少し太めに切って、すばやく乗せていきましょう。
■3. 模様を描く際は絞り口を「浮かせる」
模様を描く場合はコルネの上の部分を持ち、親指でゆっくり押し出すように使います。描いている途中の先端はクッキーに付けないで、浮かせるようにして出てくる線を引くというよりも「置いていく」感覚で描いていきます。要領を得るまで何度か練習してみましょう。
■4. アイシングはしっかり「乾燥」させること
デコレーションし終わったクッキーは完全に乾くまで半日~1日ほどかかります。急ぐ場合は大きな密閉容器にクッキーを重ねないよう入れ、乾燥剤と一緒に保管するのもいいでしょう。乾いたと思って重ねたり、触ったりするとアイシングの形が崩れてしまうので、しっかりと乾かすことが大事です。
自分だけのアイシングクッキーに挑戦してみて♪
難しそうだけど意外と簡単なアイシングクッキー。いろいろなデザインのクッキーを見るたびに作ってみたくなったのではないでしょうか?
アイシングの固さ調節とコルネの扱いに慣れれば、どんどん上達してさまざまなデザインのクッキーが作れるようになるので、女性達がハマってしまうのも納得です。ぜひ可愛く作ってお友だちや彼にプレゼントしてみてはいかがでしょうか?