結婚の顔合わせで服装選びは重要!
プロポーズが成功して婚約し、無事にお互いの両親への挨拶が済んだら一安心。でも、結婚までの道のりはまだまだ序盤!結婚式までに必要な数々のイベントの中でも、まず重要なのが「両家の顔合わせ食事会」。お互いの両親が初めて顔を合わせ親睦を深める大切な場なので、このイベントの成功のためには入念な準備が欠かせません。
今回は、そんな大切な顔合わせ食事会を成功させるための注意点や、当日の服装に関するアドバイスをたっぷりご紹介します。ご両親が「どんな服装が良いかわからない!」と悩んでいる場合も、一緒に参考にしてみてくださいね。
結婚の顔合わせとは?
結婚情報誌などでもよく特集される「顔合わせ」とは、そもそもどんなイベントなのでしょうか。お互いの両親を安心させるためにも、ここでしっかり基礎知識を学んでスムーズな手配・準備をしましょう!
■両家が食事をしながら「親睦」を深めることが目的のイベント
結婚するふたりとその両親が初めて一堂に会し、食事をしながら親睦を深めるというのが「顔合わせ」の最大の目的です。結婚すると、それまで他人同士だったふたりが夫婦となり、それぞれの家同士も繋がりをもつことになります。
この先ずっと続くことになる付き合いを円満にするためにも、顔合わせの成功は重要なポイントです。お互いの家族を紹介したり、共通の趣味の話で盛り上がったり、みんなで楽しめるよう幹事役のふたりはサポートしましょう。
自分たちが中心となって準備を進めるのが一般的
基本的に顔合わせ食事会の幹事は”結婚するふたり”が担当するものです。お互いの両親を招待するかたちで、日時打ち合わせや会場の手配、料理の決定などを進めていきましょう。
ご両親の苦手なものやアレルギーなどには特に注意して手配しなければいけません。婚約記念品のお披露目など目玉となる場面で盛り上がるように、必要なグッズは余裕をもって準備しておくと◎。なかには、家族のプロフィールを記載したしおりなどを印刷して準備しておくカップルも。
個室のある料亭など落ち着ける場所が◎
両家の顔合わせに適しているのは、個室のある料亭など落ち着いて会話ができる場所です。騒々しい居酒屋や、料理の取り分けに気を遣う中華テーブルなどは初対面の食事会にはあまり向いていません。ブライダル専用の式場レストランなどでも「顔合わせプラン」などが設けられているので、活用すると安心♪
結婚の顔合わせの注意点!
結婚するふたりにとっても、初めて準備する「顔合わせ」は何もかも手探りですよね。どんなことに注意しておけば良いかまとめたので、参考にしながら前準備を万端にしておきましょう!
■両家の中間距離にあるお店がオススメ
多くのカップルが最初に悩むのが、「会場はどこにしたら良いのだろう?」という点。地域の風習などによって”新郎側が花嫁側に出向くのが良い”などという傾向はありますが、最近では両家の中間距離のお店で実施することも多くなっています。実家が遠方であるなど様々なケースがあるので、お互いの両親の希望を聞きながらより良い場所選びをしましょう。
招待か折半か?お金の支払い方は事前に決めておく
食事代を誰が負担するのかをあらかじめ明確にしておくことも重要です。最近では幹事役であるふたりが費用を負担して、両親を招待するというかたちをとるのが一般的なようです。ただし、どちらかの両親に遠方から来てもらった場合はもう一方の両親が食事代を負担するなど、費用負担を分散させるケースもよくあります。
両家に手土産の有無も確認しておこう!
当日を迎える前に、それぞれの親へ手土産の有無を確認しておくことも忘れてはいけません。手土産を用意したのが新郎側だけあるいはその逆、というのが当日わかってしまうと、何も用意していなかった両親はとても気まずい思いをしてしまいます。そのような情報は、主役のふたりが密に報告し合って連携しながら準備をしましょう。
気を付けたい結婚の顔合わせの服装のポイントは?
さて、食事会の内容や料理は完璧に準備が整ったとしても、当日の服装まで決めていなかった!と直前に慌てることがないようにしなければいけません。「結婚式ではないのだから、普段着で大丈夫だよね?」と安直に考えず、両親や自分の服装をしっかり決めておきましょう。
■事前の打ち合わせが肝心!両家で服装の「格」を合わせて
顔合わせ食事会は”親同士が初めて顔を合わせる機会”であるため、お互いの第一印象が決まる重要な場です。一方がフォーマルな服装でもう一方がカジュアルな服装で参加となると、お互いに気まずい時間を過ごすことになってしまいます。そのような事態を避けるためにも、事前に打ち合わせをして、両家で服装の「格」を合わせておきましょう。
主役の2人も お互いの服装の「格」を合わせよう
主役の2人も、花嫁側がフォーマルワンピースなのに新郎側がカジュアルな服装を着てしまうとちぐはぐな印象になってしまいます。「堅苦しくない食事会にしましょう」と打ち合わせをしたとしても、服装についてはしっかりふたりとも同格の装いになるように事前に決めておくと良いですね。
会場の雰囲気にマッチした服装を!
当日の会場の雰囲気を重視して服装を決めるのも大切なポイントです。例えば、和食料亭での食事会にパーティードレスは不向きですし、フレンチレストランなどであれば着物より洋装がマッチします。ご両親が服装に悩んでいたら、「こんな雰囲気の会場だよ」と写真や紹介サイトを見せてあげると安心してもらえますよ。
カジュアル過ぎる服装はNG
「あまり堅苦しい恰好はせず、普段着で食事しましょう。」とお互いの両親が事前に話していたとしても、顔合わせの場にカジュアルすぎる服装はNGです。例えば、ダメージジーンズやサンダルなどのような恰好は、一般的な顔合わせ食事会をするような会場にはあまりマッチしないことの方が多いでしょう。心配であれば、ふたりで当日の服装を事前に見せ合ってみるのも良いですね。
女性は肌を露出する服装は避けて!
女性側の服装の注意点として、過度な肌の露出を避けるのもマナーです。極端なミニスカートや、肩が大きく開いたトップスなどは顔合わせの場には適しません。結婚生活が始まるのはまだこれからなのですから、相手のご両親に驚かれてしまうような服装は絶対に避けておきましょう。
オススメの結婚の顔合わせの服装はこれだ!
それでは、いったいどんな服装なら顔合わせ食事会に適しているのでしょうか。様々な注意点がありましたが、基本的には”大人として品格のある服装”という観点で合格していれば問題ありません。ここでは具体的な服装例をご紹介します。
■女性は上品なワンピーススタイルがベター♪
主役のふたりのうち、女性側は上品なきれいめワンピースがおすすめです。黒や紺などシックな色合いのワンピースを着ることが多いようですが、会場の雰囲気に合わせて淡いピンクなど少し華やかな印象にしても良いかもしれません。スカートは膝丈を意識して、座った時に短くなり過ぎないように注意しましょう。
■男性はビシッとスーツ姿で!
一方、男性側は黒や紺などのスーツスタイルが最も間違いのない選択肢です。顔合わせはあくまでも主役のふたりがホスト側となって両親をもてなす場です。両家両親が安心して親睦を深められるよう、スーツ姿をビシッと決めててきぱきと進行できれば、当日の食事会の成功は間違いありません!
母親はエレガントなスカートスタイルが◎
母親の服装は、女性らしくエレガントなスカートやワンピーススタイルが◎。会場の雰囲気に合うアクセサリーで華やかさをプラスするのも良いでしょう。「どんな服を着たら良いかしら?!」とお母様が悩んでいたら、一緒に選んであげるのも楽しい時間になりますね。
父親は店の格式に合わせたスーツを!
両家の父親が着る服装は、新郎と同じくスーツが一般的。新郎と同格のスーツにするのが望ましいです。略礼服などの正装をする必要まではありませんが、お店の格式に合わせるなどして選ぶと良いですね。ネクタイはシルバーやグレー、白がおすすめです。
マナーを守った服装で顔合わせを行おう♪
結婚が決まると、次から次へと様々なイベントが待っています。両家が集まる「顔合わせ食事会」はそれらの中でも特に大切な場面。これから始まる結婚生活を前に、お互いの両親がより深く相手や相手家族を知る貴重な機会です。
しっかり準備をしてマナーを守った服装を着て、主役のふたりも両親もみんなにとって良い思い出になる素敵な食事会にしてくださいね。