結婚式の費用は賢く安く♪
結婚が決まったおふたりにとって、これから始まる結婚生活やそれに向けた準備はわくわくするものですよね。なかでも、家族や友人たちに見守られながら愛を誓う結婚式は人生最大級のイベント!最近は「結婚式はお金がかかるからナシにして、新婚旅行に費用を回そうかな…」なんてカップルも少なくありませんが、しっかり予備知識をもって式場と打ち合わせをすれば結婚式費用は節約可能♡
今回は、あらかじめ把握しておきたい結婚式費用の賢い節約方法や、値下げ交渉のポイントなどをたっぷり伝授いたします!
結婚式費用のあれこれ
ところで、結婚式に係る費用とはどれくらいが相場かご存知ですか?また、実際に自分が支払う費用・予算を計算してみたことはありますか?いずれも実際に式場と契約や打ち合わせをするうえでとても大切な予備知識になりますので、ここでおさらいしておきましょう。
■結婚式費用の平均相場は300万円前後
まず、結婚式にかかる全体費用の平均相場は300万円前後であるというデータがあります。地域によってはご祝儀制・会費制などの違いもありますが、式場に支払いをする全体金額という意味ではこれくらいの金額が一般的のようです。もちろん、ゲストの人数や式場の場所などによっても金額には差がありますので、いくつかの式場で見積もり金額を比較するなどが大切です。
費用分担は夫婦で折半が今の主流
一昔前までは、結婚式費用は新郎側が負担したり多めに支払うことも珍しくはなかったようですが、最近では全体費用を夫婦で折半するというのが主流のようです。花嫁のドレスの追加代金分やどちらかの招待人数の方が多い場合など、どちらがどの程度負担するかは話し合いで決めるしかありません。お互いに不満のないよう、費用面の話し合いはしっかり行いましょう。
■両親からの援助金+予想されるご祝儀金額+貯金額=結婚式の予算
自分たちがどの程度の予算を結婚式に充てられるか、あらかじめ確認しておくことはとても大切です。親にお金の話をするのは少し気が引けるかもしれませんが、お互いの両親から結婚資金の援助があるかどうか把握しておきましょう。次に、招待予定のゲストから頂くご祝儀金額を予測しておきます。そして自分たちの貯金額を、親の援助金やゲストのご祝儀予想金額に足した金額が「結婚式にかける予算」ということになります。
■海外でのリゾート挙式は意外と安い!
「親族や親しい友人だけで、アットホームな結婚式を挙げたいなぁ」と考えているなら、海外のリゾート挙式が断然おすすめ!海外挙式と言うと航空券や宿泊なども伴うので費用が高いイメージがありますが、挙式のついでに新婚旅行としてそのまま観光するカップルがほとんどなので、国内結婚式+海外へ新婚旅行よりも安く済む場合が多いのです。
予算に見合った結婚式のスタイルを!
結婚式後に後悔しないコツは、”予算ありきで式内容を決める”ということです。結婚式を挙げようとすると、多種多様な演出やアイテムがあって目移りしてしまうもの。しかし、「あれもいい!これもいい!」と追加してしまうとあっという間に予算をオーバーしてしまうので、自分たちの予算に見合った挙式・披露宴のスタイルを選択しましょう。
結婚式費用を節約する秘訣とは?
これから結婚式準備を始めるふたりにとって、1番気になるのが費用の節約術ですよね。結婚式に関わるものの値段は単価が大きいものが多く、打ち合わせを進めるうちに「○万円なら安いかも!」なんて金銭感覚が麻痺してきてしまうことも。そうするうち予算オーバーになってしまわないよう、上手に節約できる秘訣をご紹介します。
■見積り書はこまめに出してもらおう!
いざ希望の式場と契約したら、たいていは特定のプランナーさんが担当になって打ち合わせを進めていくことになります。契約時に見積書を提示してもらうのは勿論ですが、打ち合わせ中に変更事項や追加項目が発生したらこまめに見積もりを計算し直してもらいましょう。後々になって「この演出ってこんなに高いの?!」「総額でこんなに値段が上がったの?!」と焦らないよう注意が必要です。
「持ち込み料」の確認は入念に
先輩花嫁や新郎が「ちゃんと確認しておけば良かった!」と後悔することの多い”持ち込み料”の存在。最近では費用節約のために、ウェルカムボードなどのアイテムやプロフィールムービーなどの映像を自作するカップルが増えています。しかし事前にプランナーへ確認しておかないと、「自作のグッズは持ち込み料が〇万円発生します」と言われて結局式場に依頼するより高くついてしまうことも…。
自分たちが取り入れたいオプションのみを選択♪
式場から「最新のプロジェクションマッピングを使った演出はいかがですか?!」など提案があると、どれもこれも魅力的で採用したくなってしまうものですよね。ただ、予算には限りがあることを常に頭に入れておかないと、ゲストの料理代などお金をかけるべき項目を削らなければいけなくなってしまいます。演出や追加オプションは、自分たちがどうしてもこだわりたいものだけに厳選しましょう。
■ゲストの人数が多い方が費用が安くなることも!
結婚式にかかる費用には2種類あり、1つが料理代など人数分や卓数分必要な「変動費用」。もう1つが招待人数には左右されない、会場費などの「固定費用」です。固定費用に関しては、より多くの人数で割った方が結果的に自分たちの費用負担が減る場合もあるので”ゲスト人数が多い=費用が高くなる”と単純に考えず損得を見極めましょう。
■ペーパーアイテムは手作りが断然おすすめ!
結婚式アイテムを手作りすると、費用の節約だけでなく自分たちのオリジナリティを出せるなど様々なメリットがあります。そのなかでもお勧めなのがペーパーアイテムの自作。席札やプロフィールパンフレット、席次表などのアイテムは、パソコンでデータ作成して印刷すれば完成するので比較的簡単です。ふたりで協力しながら作れば、良い思い出にもなりますよ!
必見♪値引き交渉のポイントをご紹介
最終的にひとつの式場に決定して契約する前に、いくつかの式場を見学し比較するのが結婚式場探しの鉄則。「憧れの式場があるから、他の式場は見学しなくても大丈夫!」と思わず、最低でも2つ以上の式場の見積もりを取ることが値引き交渉の必要条件です。よりお得な金額で式場と契約できるよう、値引き交渉のポイントをご紹介します。
■値引き交渉は「契約前」が基本♪
基本的に、式場との値引き交渉は”本契約の前”の段階でしておきましょう。見積もりを了承して契約したのにもかかわらず、その後の打ち合わせの度に値引きをお願いしてしまうとプランナーさんとの信頼関係に影響してしまいます。結婚式の成功可否はプランナーさんとの連携次第とも言えるほど、担当プランナーさんは大切なパートナー。値引きをお願いするなら、最初の段階がベターと心得ておきましょう。
他の式場の見積もりを持っていこう!
式場で見積もりをお願いする時は、他の式場の見積もりも持って行くのがおすすめです。「〇〇さんなら、この内容を××万円でお願いできるみたいなのですが…」と具体的に話すと、プランナーさんによっては値引き交渉やオプションの追加に応じてくれる場合があります。ただし、必ず値引きに応じてくれるというわけでは無いので「もし値下げしてもらえたら嬉しいけれど…」くらいの心づもりで。
「持ち込み料」や「オプションの無料化」もお願いしてみる価値あり
比較的値段交渉に成功しやすい項目が、自作アイテムなどの持ち込み料や、追加オプションの無料化です。あれもこれも無料にしてもらうわけにはいきませんが、「AとBを追加するので、Cをおまけでサービスしてもらえませんか?」などのように、双方にメリットがあるような形でお願いするのが成功のポイントです。
お金をかけたい部分が見えてくる♪結婚式を行う理由を再確認
最後に、挙式や披露宴を行う理由を今一度振り返ってみましょう。結婚式を挙げる目的をはっきりさせることで、節約できる箇所や費用を削りたくないこだわりポイントなど、自分たちにとって必要な情報を整理することができますよ。
■両親への感謝を伝える大切な日
結婚式を挙げる最も大きな理由として、”親に今までの感謝を伝えたいから”というカップルは多いのではないでしょうか。日常生活において感謝の気持ちを伝えるのは少し難しいかもしれませんが、結婚式の花嫁の手紙や花束・記念品贈呈などの場面は両親への感謝を伝える絶好の機会です。
■新たな門出を祝福してもらえる日
お互いの両親以外にも、親族や友人、職場の同僚など多くのゲストが参列する結婚式は、人生の新たな門出をたくさんのゲストに見守られ祝福してもらえる特別な1日です。長い結婚生活において、苦難やトラブルに直面することは当たり前。そんな時に結婚式の祝福を思い出すと、初心に戻って温かい気持ちになることも多いものですよ。
■大切なゲストへの「おもてなし」の場
結婚式は多くのゲストに祝福してもらえるとても幸せなイベントですが、それまでお世話になったゲストへ感謝を伝えるための「おもてなし」の場であることを忘れてはいけません。お料理や装飾などゲストに関わる費用を削ってしまうと大変失礼な印象になってしまうので、「参列して良かった」と思ってもらえるような式にしましょう。
結婚式の費用を今から節約しよう♪
一生のうち最大級のイベントである結婚式。とてもおめでたいことだけれど、婚約、両家顔合わせ、結婚指輪購入、新婚旅行など次々にお金がかかって大変なのも本音ですよね。せっかくの結婚式という晴れ舞台を大切な思い出にするためにも、上手に節約しながら素敵な結婚式を作り上げましょう!