出産祝いはどう選ぶ?日本橋三越本店マタニティ・ベビーコンシェルジュにギフトマナーやおすすめ商品を聞いてみた

ギフト選びに不慣れな女性が贈り物のマナーを学んだり、センスを磨いたりする連載「ギフトスペシャリストへの道」。第二回目は、日本橋三越本店で出産祝いのギフトについて勉強してきました!今回も“木野山ゆう”さんと一緒にギフトについて学んでいきましょう。


出産祝いのギフトはどう選ぶ?
日本橋三越本店マタニティ・ベビーコンシェルジュに相談してみた

木野山さん※以下(木)「うーん…結婚祝いもだったけど、出産祝いも渡したことないから何を選んだらいいか分からないなぁ」

“出産祝いのギフト”は、贈ったことがないと話す木野山さん。

今回もそんなギフト選び初心者の木野山さんと一緒に、日本橋三越本店マタニティ・ベビーコンシェルジュの方にマナーやおすすめ商品についてお話を伺ってきました!

マタニティ・ベビーコンシェルジュとは

「マタニティ・ベビーコンシェルジュ」とは、三越伊勢丹のスタイリストがもっている資格の一つです。

「マタニティ・ベビーコンシェルジュ」資格取得者は妊婦さんの心理学など、商品知識だけでなく妊娠から子育てについての深い知識を学んでいます。

今回は、そんなマタニティ・ベビーコンシェルジュの“梶さん”※以下(梶)に、出産祝いに関するマナーやおすすめギフトアイテムを伺いました。

ちなみに梶さん自身も子育て中のお母さん。専門的な知識にくわえ、自分の経験を踏まえたあらゆるアドバスをしてくださいました!

基本をおさえておこう!
出産祝いの選び方&渡し方マナー

まずは、出産祝いギフトの選び方や渡し方のマナーを学んでいきましょう!

NGアイテムは特になし!?
出産祝いギフトに向かない“モノ”だけ把握しておこう

出産祝いのギフトでNGな“モノ”は特にないのだそう。

ただ、一般的にお祝いギフトに向かないとされている「刃物(子供用爪切り、フードカッターなど)」は避けたほうがいいといわれています。

また、NGはないとはいっても、出産祝いのギフトとして贈るのは避けた方がいいとされるアイテムがあります。

「授乳ケープ」や「哺乳瓶」、「ファーストシューズ」などです。

(木)「なぜ授乳ケープや哺乳瓶は避けたほうがいいんですか?」

(梶)「体調や仕事復帰の関係によって、アイテム自体を使用しないという方もいらっしゃるので、ギフトに向かないというよりは、贈ってもお使いいただけない場合があるとお伝えしています。

『初めての靴』ファーストシューズは、赤ちゃんの足のサイズに個人差が大きいこと、親御さま祖父母さまからプレゼントされるケースが多いためです。」

渡し方・送り方のマナーはあくまで目安
ギフトは先方の都合を優先して贈ろう!

出産祝いを渡す際のマナーで大切なのは贈る時期、渡す方法です。

一般的には、出産後1週間〜1・2ヶ月以内に贈るのがベターといわれています。

出産後2ヶ月以上、間があく場合の熨斗は「出産祝い」ではなく「お祝い」と入るものがおすすめだそうです。

また、親しい間柄であれば熨斗ではなくリボン包装などで可愛らしくラッピング、お仕事関係やお世話になっている方への出産祝いギフトであれば熨斗をつけるのがおすすめとのこと。

“大安”を指定して送る・渡す方が多いですが、先方の都合にあわせることを優先して“友引”の日に贈る方もいらっしゃると話してくださいました。

産後病院で過ごされる方や実家に帰省される方も多いので、配送でギフトを贈る方が多いそうです。

もちろん、配送に関する手続きや包装についてなどの分からないことは、日本橋三越本店であれば店頭でスタッフの方にその場で聞くことができます。

(梶)「はじめての出産祝いギフト選びで分からないこと、不安なことはぜひ聞いてください!」

(木)「出産祝いを贈ったことがないので、分からないことだらけで…アドバイスもらえるのはとてもありがいたいです。」

出産祝いのギフトをいざ購入
金額の目安は?

出産祝いギフトの購入目安の金額は、贈る側と贈られる側の関係性によって異なるといわれています。

ひとつの目安として、親しい友人へなら5,000円前後、会社関係の方へなら5,000円〜10,000円ほどの方も多いそう。

(梶)「会社関係の方への出産祝いギフトなら、部署やチームの人たちでお金を出し合ってベビーカーやバウンサーを購入されていく方も多いですね。

高額なギフトになるので、相手にどんなものが欲しいか具体的なリクエストを聞いてから購入されるケースが多いですが。」

マタニティ・ベビーコンシェルジュに聞いた
日本橋三越本店で購入できる!おすすめアイテム

最近の出産祝いギフトの傾向について、「プレゼントする相手にリクエストを聞いてから品物を探しにくる方が多い」と話す梶さん。

基本的には、ギフトを贈る側と贈られる側の関係性によって、贈り物の内容は変わってくるのだそう。

何枚あっても困らない!
タオル素材のアイテム

(梶)「比較的お手頃価格で購入でき、いくつあっても困らないタオル生地のアイテムは出産祝いの定番ギフトです。

近年、『内祝い(お返し)を気にしてほしくない』という方も多くいらっしゃる、“タオル”や“スタイ“など、布系の日常品は人気が高いギフトの一つですね。」

サイズの心配無用!一年中使える
ポンチョ型 バスタオル

(梶)「ポンチョ型のバスタオルはサイズや使用季節を気にせず贈れるので、特におすすめです。

ギフトを贈る方の好みをあまり把握していなくてもプレゼントしやすいですし、お子さまが大きくなってからはバスタオルとして使うこともできます。」

お母さんの好みを把握しているなら!
素材・色・柄が豊富なベビー服

(梶)「ベビー服は、お母さまの好みを把握していたり、デザインや色のリクエストを聞いたりしている場合のギフトにおすすめです。

『相手の好みは分からないけれど洋服を贈りたい!』という場合には、家の中で着られるものにするといいかもしれません。

また、すぐに使用するものは、お母さま(貰う側)自身で用意している場合が多いので、半年〜1年後に着られるアイテムをご案内しています。」

お食事タイムの必須アイテム
エプロン&食器セット

(梶)「離乳食を食べるときに使用できる、食器セットやエプロンはどのご家庭でも必須になるアイテム。

必ず使うものだからこそ、出産祝いのギフトとして贈る方が多くいらっしゃいます。」

(木)「小さくてカラフルでかわいい〜!」

(梶)「ベビー食器は、出産祝いのギフトとしても結構人気があるんです。

ミルクから食べ物に食事が切り替わるときの必須アイテムなので、お母さま(貰う側)も嬉しいと思います。」

(木)「なるほど!本物のお母さんからのアドバイスは心強いなぁ」

気になる‼
イマドキの出産祝いギフト事情

(梶)「“出産祝いギフト”というと、ベビー用品を思い浮かべる方が多いと思いますが、最近では出産された方(お母さま)へ向けたギフトを購入する方も多くいらっしゃいます。」

(木)「そうなんですね!ちなみに、梶さん自身の体験談も聞きたいです〜。

自分で使えるモノとベビー用品、どんな出産祝いギフトが嬉しかったですか?」

(梶)「私は、“スキンケア用品”が嬉しかったですね。

出産後は子どものモノを買い揃えなきゃ!準備しなきゃ!と、赤ちゃんのことで頭がいっぱいになりがちで…

自分のために何かをもらえるというのがとても嬉しかったです。」

日本橋三越本店で出産祝いを購入するメリット
マタニティ・ベビーコンシェルジュに気軽に相談を!!

日本橋三越本店で出産祝いギフトを購入するメリットは多々あります!

多数のブランドの中から、プレゼントする相手にあわせてお好みのアイテムを選べる点、常設しているマタニティ・ベビーコンシェルジュにいつでも相談できる点です。

もちろん、ブランドの垣根だけでなく、他ジャンル(フロア)のアイテムをあわせてラッピングしたり、配送することもできるのだそう。※商品よってできないものもあります

百貨店で出産祝いのギフトを購入する際の最大の魅力ですね!

(梶)「“マタニティ・ベビーコンシェルジュ”は三越伊勢丹各店におります。

今回の木野山さんのように、出産祝いのギフトを購入したことがなく、何を選んだらいいのか分からない・贈り方がわかないという場合にはぜひ、コンシェルジュに相談してみてほしいです。」

と優しい笑顔を見せてくださった梶さん!

(木)「今回は、色々とありがとうございました。これで、お友達におめでたいことがあったときに、素敵なギフトが選べそうです!」

日本橋三越本店ベビー子供服売り場が、8月20日(火)にリフレッシュオープン!

日本橋三越本店ベビー子供服売り場は、2019年8月20日(火)に本館7階にてリフレッシュオープンし、より快適にお買い物いただけるサービスが充実いたしました。

プレゼント・ギフト選びはもちろんのこと、出産準備サポート、初めてのお出かけサポート、シューカウンセリング、ご入学サポートをベビーキッズの専門知識を持ったスタイリストがお手伝いいたします。

ぜひお立ち寄りください。

日本橋三越本店

●東京都中央区日本橋室町1-4-1
●03-3241-3311(大代表)
●営業時間:午前10時~午後7時
※本館・新館の地階から1階並びに免税カウンターは午前10時~午後7時30分
※新館9F・10Fレストランは午前11時~午後10時

日本橋三越本店 公式HPはこちら

関連するキーワード


ギフトスペシャリストへの道

関連する投稿


マナー界のカリスマに学ぶ!お歳暮・お中元の基本

マナー界のカリスマに学ぶ!お歳暮・お中元の基本

ギフト選びに不慣れな女性が贈り物のマナーを学んだり、センスを磨いたりする連載「ギフトスペシャリストへの道」。第三回目は、人気マナー講師「西出ひろ子先生(以下:先生)」に、お歳暮やお中元を贈るときのマナーについて教えていただきました!今回も、木野山ゆう(以下:木野山)さんと一緒にギフトについて学んでいきましょう。


Francfrancで!花嫁さんのタイプ別におすすめギフトを聞いてみた

Francfrancで!花嫁さんのタイプ別におすすめギフトを聞いてみた

ギフト選びに不慣れな女性が贈り物のマナーを学んだりセンスを磨いたりする連載特集がスタート!第1回目の今回は、『Francfranc』で結婚祝いのギフト選びについて学びます。人気のトレンドアイテムもご紹介するので、ぜひご覧ください‼


最新の投稿


母の日に贈るブランドギフト!おすすめ雑貨小物・グルメ23選

母の日に贈るブランドギフト!おすすめ雑貨小物・グルメ23選

母の日のプレゼントをブランドから選びたい方必見!誰もが良く知る有名ブランドから、まだあまり知られていない新鋭ブランドまで、幅広いブランドアイテムからお母さんへのプレゼントにおすすめの一品をご紹介します。母の日ギフトに選ばれることが多い雑貨小物・実用アイテムと、食品・スイーツなどのグルメに分けておすすめアイテムをまとめていますので、お母さんの好みに合わせてぴったりのプレゼントを探してみてくださいね。


母の日向けギフト券決定版!感動を贈れる13選&親子で楽しむサービスもご紹介

母の日向けギフト券決定版!感動を贈れる13選&親子で楽しむサービスもご紹介

母の日にお母さん方が欲しいのは実用的なギフト券。お花やブランド品などももちろん嬉しいのですが、好きなものを欲しい時に購入したり、体験に行けるギフト券はやっぱり便利で有難いそうです。そこで今回は、日々忙しいお母さん達に喜ばれる、とっておきのギフト券をご紹介します。とはいっても、昔からあるクレジットカードや百貨店等の商品券だけではありません。最近では、時代の流れを汲んだ個性的なギフトカードやオンラインで使えるものなど、ジャンルも豊富。また、記事後半では番外編として、「親子で一緒に楽しむ」をテーマにしたプランもご提案します。お母さんの趣味や嗜好を考えながら、ぜひ「コレだ!」と思うプレゼントを見つけてみてくださいね。


【年代別】母にプレゼントしたい服!母の日・誕生日に喜ばれるおしゃれな16選

【年代別】母にプレゼントしたい服!母の日・誕生日に喜ばれるおしゃれな16選

お母さんの誕生日や母の日に洋服をプレゼントするなら、どんなアイテムを選べばいいのでしょうか。プレゼント用の服選びは、デザインやサイズ、手持ちの服との相性など、考慮しなければならないポイントがいっぱい。お母さんにぴったりの服を見つけるには、いつも以上にセンスと気配りが問われますよね。そこで本記事はお母さんへのプレゼントに選びたい服を特集。春夏商品を中心にカットソー・ブラウス、カーディガン、パジャマ、パンツを集め、年代別にまとめました。後半には、お母さんをさらにおしゃれに演出するファッションアイテムもピックアップしています。ぜひ参考にしてみてくださいね。


[新生活のプレゼントに]新婚さんや社会人生活スタートの大切な友達に贈りたい15選

[新生活のプレゼントに]新婚さんや社会人生活スタートの大切な友達に贈りたい15選

就職や結婚を気に新生活を始める大切な友達に、新生活が楽しくなるような素敵なプレゼントを贈ってみませんか?新しい土地で始める新しい生活。わくわくする反面、新しい生活に慣れるまでは何かと気疲れが伴います。また、引越しには様々な費用がかかるため、お財布にも響きますよね。そんな友達に新生活で役に立つおしゃれで素敵なアイテムをプレゼントしましょう。毎日使えて見た目もおしゃれなアイテムがあったら、家に帰って来るのが楽しみになるはずです。「こんなの欲しかったの!」なんて声が思わず出てくる、新生活にぴったりの素敵なプレゼントをご紹介します。


母の日に珍しいプレゼント|雑貨&食べ物ジャンル別変わり種ギフト!おすすめ23選

母の日に珍しいプレゼント|雑貨&食べ物ジャンル別変わり種ギフト!おすすめ23選

今年の母の日は、珍しいプレゼントでお母さんを驚かせてみてはいかがですか?一般的に大多数の方がカーネーションなどの定番ギフトを贈るでしょう。けれども「そういえば毎年同じような商品を贈っている?」そんなことに気づいた方もいらっしゃるかもしれません。そこで今年の母の日はちょっぴりいつもと違う、面白いプレゼントを意識して選んでみては?本記事では、見た目の珍しさや使い道、最新家電、希少性など...お母さんにギフトセンスを感じてもらえそうな、とっておきのアイテムをご紹介。もらって嬉しい美味しいグルメギフトや、使うたびに母の日の感動が蘇りそうな雑貨ギフトなど...この記事を読み終える頃には、きっと素敵な贈り物が決まっているかもしれませんよ。