結婚式は花嫁の人生最大のお洒落タイム♪
花嫁が主役となる結婚式は「こんなドレスが着たい!」という夢を叶えたい人は多いハズ。
しかし、レンタルドレスだと好みのデザインが見つからないこともしばしば。そんな時は、思い切って「セルドレス(販売ドレス)」にしてみませんか?
今回はセルドレスの人気ブランドをご紹介します。
予算や選び方
レンタルドレスが主流となっている日本ですが、海外では逆にセルドレスが主流で、レンタルドレスの方が珍しいのだそう。
ウェディングドレスは親のものを譲り受け、代々そのドレスを着て結婚するなんてこともあります。
レンタルドレスとは異なるセルドレスの魅力をみてみましょう。
■ウェディングドレスの選び方
ウェディングドレスを選ぶとき、気を付けなくてはいけない項目は大きく3つあります。
1つめは、『セルドレス(販売ドレス)にするか、レンタルドレス(貸衣装)にするか』。
2つめは、『自分の体型に合っているか』。
3つめは、『結婚式場・披露宴会場に合っているか』。
ドレス選びは、さまざまなことに配慮しながら行わないといけないのです!
レンタルにするかセルにするか
セルドレスは会場持ち込み料がかからない代わりに当日まで自己保管であったり、海外挙式に持ち出しやすいなどの特徴があります。
レンタルドレスは全てお任せにできる代わりに事前撮影の場合は金銭的負担が増えたり、気に入ったドレスに先約があり着られないなどという事もあります。
自分の体型に合っているか
ウェディングドレスは憧れの塊みたいなもの。憧れのデザインは、「とりあえず試着」してみましょう。似合うかどうかは、着てみてから判断でOKです。
最も重要なのは、自分自身の体型をカバーしてくれるものであるかどうか、ということ。
「憧れ=似合う」とは限りません。自分を最も美しく見せてくれるデザインを選ぶようにしましょうね♪
結婚式場・披露宴会場に合っているか
たとえば、ガーデンウェディング会場でトレーン(ドレスの後裾が長い)のあるデザインを選んだ場合を考えてみましょう。
自分自身が動くのにはあまり支障はないかもしれません。しかし花嫁を美しく見せるために介助するスタッフの立ち回りが大変だったり、芝生でドレスの裾が汚れやすくなったりすることは容易に想像できますよね。
■ウェディングドレスのスタイルやタイプとは
ドレスは「シルエット(スタイルのタイプ)」と「スリーブ(袖のタイプ)」の組み合わせでできていますので、この2つを確認しておきましょう。
シルエット・・・Aライン、プリンセスライン、マーメイドライン、エンパイアーライン(アンピールライン)、スレンダーライン、ベルライン、セパレート、ミニ、アンクル丈など。
スリーブ・・・ショートスリーブ、ロングスリーブ、フレンチスリーブ、パフスリーブ、パゴダスリーブ、アメリカンスリーブ、オフショルダー、ワンショルダー、ビスチェなど。
■ウェディングドレスの予算
レンタルドレスならだいたい10万円~30万円前後。フルオーダーのセルドレスは30~50万円前後が一般的ですが、100万円を超えるものもあります。
レンタルで何度か使用したドレスを、払下げのような形で「(体型に合わせるなどの)セミオーダードレス」として販売するケースも。こういったドレスの場合は20万円以下で手に入れることが可能な場合もあるのですよ。
ウェディングドレスで人気のブランド10選
ここからは、セルドレスの人気ブランドをご紹介します。
それぞれに特色が際立つウェディングドレスが展開されていますので、それぞれの良さを比べながら、自分が着た場合のイメージもしながらご覧くださいね♪
■キャサリン妃も愛用するドレスブランド「Jenny Pacham(ジェニー・パッカム)」
イギリス王室のキャサリン妃が、と言うだけで人気に火が付いたわけではありませんが、人気&自分が贔屓にしているブランドを有名人も好きだと知ると、なんだか親近感が沸きますよね♪
ウェディングドレスだけでなく服飾全般を手掛けるジェニー・パッカムは、レッドカーペットを歩くセレブリティ達が好んで着るドレスの1つでもあるのです。
スレンダーライン&ショートスリーブは細身さんにオススメ♪
HOPE(2018コレクション)
スレンダーラインとは「身体のラインに沿ったデザイン」のこと。切り替えがなく、ウエスト周辺に目線を集めるリボンやコサージュが付いているデザインが多いですね。
細身の人ほどよく似合います。レストランやガーデンを会場とする場合はよく映えるデザインです。
ジェニーパッカムらしいデザインの象徴である「V字の胸元」は浅め。
チュールの飾りが非常に美しいウェディングドレスですよ♪
■アトリエで生み出される芸術!「GRANMANIE(グランマニエ)」
銀座と札幌に店舗を持ち、レンタルも販売も手掛けるグランマニエ。オートクチュール(注文により縫製される)のドレスはミリ単位で調整を施されます。
上質なシルクと、チュール(2本の縦糸を網状に絡みあわせた、菱形・六角形(亀甲型)の細かい網目模様をした薄手で透けて見える生地)の組み合わせが美しいブランドです。
アメリカンスリーブ&プリンセスラインでシックな雰囲気を
【オートクチュール】ALLEGRA(アレグラ)
腕や肩まわりを大胆に露出するアメリカンスリーブ。
なで肩など、「肩ひもが落ちて来るのが気になる」方や「ビスチェだと心配!」と言う人にオススメです。
誰でもお姫様になれるプリンセスラインは、ウエストまではほっそりと。
ウエストからスカートは美しく広がるウェディングドレスです。
■日本のウェディングブランドの代表格「桂由美」
「カツラユミ」といえば服飾全般が有名ですが、ウェディングの分野でいえば日本の代表的ブランドと言っても過言ではありませんよね。
日本人の体型に合わせた様々なアイデアは見ているだけでうっとりしてしまいます。
自分が着なくても、誰かが着ているのを見てみたいデザインが豊富です。
ミニとスレンダーの2WAYは使い勝手良し♪
KB-524
ビスチェタイプのトップに、スレンダーともマーメイドとも取れるシルエットのスカート。
リボンボウ(リボンの束)から下のチュールは取り外してミニ丈にもできます。
ミニ丈にした場合のイメージは、下記ページからご確認くださいね♪
■背中のレースが素敵♪「CLAIRE PETTIBONE(クレア・ペティボーン)」
花柄とレースの組み合わせでヴィンテージ風のデザインが人気のブランドです。
モダンクラシカルな雰囲気とガーリーさを表現できるところ、露出多めなのに嫌味な感じではなく美しさに昇華させるデザインは、大人の雰囲気を演出したい花嫁にぴったり♪
後姿を長時間お見せするチャペルウェディングにオススメです。
キャップスリーブ&ソフトマーメイドはロングヴェールと相性バッチリ
CHANTILLY GOWN
高めのヒールを履くとアンクル丈くらいになりそうなウェディングドレスです。
背中は腰のあたりまで露出となり、繊細なギピュールレース(立体感のある浮彫模様)が際立って目を引きます。
キャップスリーブとは、「肩先が少し隠れる程度」の様子が肩にキャップ(帽子)をかぶせたような袖にみえることから。
■オーダもプレタもアリ♪「Croque en Bouche(クロカンブッシュ)」
オーダーメイド・オートクチュール・プレタクチュールのみを扱うクロカンブッシュ。
オーダーメイドとは「自分用のサイズにあつらえること」。
オートクチュールとは「パリ・クチュール組合加盟店で注文により縫製されたオーダーメイド品」、プレタクチュールとは「素材とデザインが決まっているものから選んで縫製するオーダーメイド品」のことです。
レンタルは一切なし、自分のためだけに縫われたウェディングドレスになりますよ♪
エンパイアー&パフスリーブはおめでた花嫁さんにもオススメ
Le Coffret(ル・コフレ) 【Italian georgette】tule & cotton lace empire dress
コチラはデザインと材質が決まっているものから、自分用のサイズに仕立てる「プレタレクチュール」のシリーズです。
パフスリーブは袖のふくらみが大きく、腕の太さに目が行きにくいデザイン。
エンパイアーライン(アンピールライン)は胸下で切り替え。お腹をしめつけないのでオメデタ花嫁さんでも着られるウェディングドレスなのです。
■元モデルがデザイーナの「Prima Vela(プリマヴェーラ)」
デザイナーさんは元モデル。美しく見せるテクニックや、スタイル良く見せるアイデアがちりばめられたウェディングドレスは花嫁の満足度もMAXになること間違いなし。
人生における最も華やかな時期を輝かせるべく、全力を尽くしてくれます。
海外やリゾートウェディングにも持ち運びしやすい軽量で、かつシワになりにくく、格安と良いことづくめです。
ハーフスリーブ&Aラインはシックな雰囲気に
ウェディングドレス
商品番号も商品名もないコチラのウェディングドレス。あくまで参考デザインなので特に名称を設けていないようです。
これをベースに、「袖を長く」とか「トレーンを付けたい」などオーダーするシステム。
まずは花嫁の「着てみたいデザイン」を選んでみるところから始めましょう♪
■美しいという言葉に品性を詰め込んで♪「LES FEES(レフェ)」
かわいらしくエレガント、そして美しいドレス。それがレフェのウェディングドレスです。
ウェディングドレスを着るときは、親から独立し、パートナーと新たな人生を歩み出す「自立した女性の象徴」であってほしいという、デザイナーの願いも乗せています。
ビスチェ&マーメイドラインはオトナの雰囲気
La Fata collection#17
マーメイドの由来となっている「人魚」のシルエットを体現したウェディングドレスです。
マーメイドラインは人魚のように体にぴったり沿った(ボディラインの出る)デザインと、ひざ下から尾ひれのように広がるフレアのシルエットから名づけられたもの。
短いながらトレーンもあるので、ショートヴェールやマリアヴェールと合わせるとより美しく♪
■デザイナーの追求するなぜ?を形に。「Ema Rie(エマリーエ)」
デザイナーであるエリ理永(旧名:エリ松居)さんが追求する「美しさとは何?」という哲学的プロセスの過程で生み出されたウェディングドレスは、どれもシンプルだからこそ映える美しさが生きています。
「探求とクリエイト」が生み出す作品群を堪能ください♪
正統派で刺繍などの飾りがないオフショルダー&プリンセスライン
Haute Cuture Collection(オートクチュールコレクション) #7
レースやチュールといった刺繍などの装飾ではなく、生地とドレープで美しさを表現したシンプルかつ重厚なデザインのウェディングドレスです。
背側にはクルミボタンとリボンドレープ、トレーンがあるだけなのですが、決して貧相に見えないのは生地の質と厚みがなせる技ですね。
■レンタルよりも安くアレンジ!「Annie Bridal(エニーブライダル)」
Twitterで”『どうしてこんなに高いの?!』という部分が多いウェディング業界”と問題提起している通り、ウェディングドレスは驚くほど高いのが現状。
少しでも安く提供したいと頑張っているエニーブライダルは、日本にはほとんどないタイプのドレスも扱っていて、選択肢が広がりますよ。
ビスチェ&ティーレングスは動きやすくて◎
Holly (ホリー)
日本には珍しい、ティーレングンス(膝丈)のウェディングドレスです。
裾が短いので足元が良く見え、動くときも普段のスカートと変わらないですね。歩く時も、とにかく動きやすいのが特徴。
お値段のお話をするのはなんですが、コチラのドレス、なんと10万円以下で買えちゃいます♪
■アメリカから直接買い付け!「DEAR DRESS(ディアドレス)」
オリジナルブランドを持たない、と言う意味ではブランドとは呼べないのですが、日本では扱いの無いインポートドレスなども揃っているディアドレス。
直接買い付けしているので価格も抑えられています。
レンタル・セル両方に対応しており、サイズ直しやアレンジも可能、となれば、自分だけの1着が欲しくなると思いますよ♪
フロア丈&パゴダスリーブ=クラシカルの王道!
Floor length 2727
日本では珍しいフロアレングス(床丈)と呼ばれる長さのウェディングドレス。
袖先が広がるデザインのパゴダスリーブはクラシカルな雰囲気で、まるで映画女優になったかのよう。
歩くときに裾が床に触れない丈は、靴先がほんのり見える程度。
ティアラを組み合わせればまさに「お姫様」です♪
至高の1着にたどり着きたい♪
さまざまなデザインのウェディングドレスをご紹介してきましたが、お気に入りのデザインは見つかりましたでしょうか。
今回ご紹介できなかったベルライン(スカート部が釣鐘のように根元から膨らむデザイン)やセパレート(上下別々になっているデザイン)なども魅力的ですので、ぜひセルドレスで探してみてくださいね♪
要件を満たした至高の1着に出会えますように。