相手の誕生日は何月？花言葉と一緒に誕生日に合わせた花を贈ろう

誕生日やお祝いによく贈られるお花のギフト。花屋さんに「お任せ」にしていることが多いのではないでしょうか。相手の好みや花言葉なども踏まえ、ちょっとしたサプライズを含めて「あなたらしい」お花の贈り物をしませんか？

もともとは荒野に咲く花のため、色や種類に関係ない共通の花言葉は『孤独』や『寂しさ』というマイナスのものが多く、本来ならプレゼントとしては向かない花です。

しかし！色や品種によって意味が異なるヒースは以下のような花言葉があるので、色と品種を選べば贈り物にふさわしい花になるんです。

白色のヒースもしくは スズランヒース → 幸せな愛
ジャノメヒース → 幸運
紫色のヒース → 閑静

オンシジュームの花言葉は女性向けのものが多いのですが、職場内でのギフトにもオススメです。花言葉は全部で5つあり、『可憐』『清楚』『一緒に踊って』『遊び心』『強調』。1月15日の誕生花でもあります。

黄色い花は気分を明るくする効果があるので、黄色のオンシジュームがあるとお部屋も華やぎますね。

地域にもよりますが、桜より先に咲くので春めいた気候を感じられる花ですね。画像は蝋梅という黄色い梅の花。花びらが蝋細工のような質感で、芳香を放ちます。青空をバックにするとまるで合成のような写真が撮影できますよ。

花言葉は色によって異なります。
白梅 → 気品
紅梅 → 忠実
蝋梅（黄色い梅）→ 温かみ
色に関わらない花言葉は『上品』です。

「スキ、キライ」と花びらを1枚ずつ取っていく花占いに使われていたことで有名な花。それがそのまま花言葉になったものです。

なぜマーガレットが花占いに使われたのか？

実は、マーガレットの花びらは5枚から20枚と幅があり、「枚数が定まっていないため」なのです。ですが奇数枚の花が多いので、占い結果は「好き」になることが多いそうですよ。

色によって花言葉が違うスイートピー。白色の花言葉は『デリケートな喜び』、ピンク色は『繊細』。色に左右されないものとしては『門出』や『離別』『優しい思い出』があげられます。

今にも飛び立つ蝶のように見えることから付いた花言葉が多く、別れを意味するものが多いのが特徴。そのため卒業や離職時の花束によく使用されます。

切り花として贈る場合は「色に注意が必要」です。なぜなら『愛の告白』から『失恋』まで、意味が多岐に渡るからなんです。

色に関わりなく使われる花言葉は『思いやり』と『博愛』ですが色によってこんなにも意味が違ってくるのです。

赤色 → 愛の告白
黄色 → 実らない恋
白色 → 失恋（失恋直後ではなく立ち直る過程の場合は贈っても良いかも）
ピンク → 愛の芽生え・誠実な愛
斑入り → 疑惑の愛

変わったところでは、珍しい「緑色」のチューリップ。

とても地味（！）で目立たないのですが、花言葉は『美しい目』。女性に贈るにはオススメの花言葉です。

日本人は特別な思い入れがあると言われる桜。桜も、種類によって花言葉が違います。

全般に使われるのは『心の美しさ』や『精神美』、『高潔』など。ソメイヨシノは『高貴』という男女とも使える花言葉があります。

陽光桜の『優雅』や鬱金桜の『優れた美人』などの花言葉は贈られた側も悪い気はしませんね。御衣黄桜の花言葉は『永遠』、しだれ桜は『優美』、八重桜は『しとやか』『教養がある』など、女性に贈る花言葉が並ぶのは、桜＝大和なでしこというイメージからでしょうか。

かすみ草は他の花とともに花束になることが多く、相手の花を引き立てることから『切なる喜び』『親切』『ありがとう』という花言葉が生まれています。

実はピンクのかすみ草には『切なる願い』という花言葉があるのですが、白のかすみ草は特定の花言葉を持ちません。ですので白であれ着色されたかすみ草であれ同じ花言葉を使用することになります。

海外では「赤ちゃんの吐息」という名前で呼ばれることがあります。ここから派生して『無邪気（赤ちゃんは無邪気だから）』という花言葉や『清い心』という花言葉も生まれました。

赤いカーネーションの花言葉は『無垢で深い愛』『母への愛』『熱烈な愛』。母親だけでなく恋人などに贈るにもふさわしい花言葉です。

気を付けてほしいのは「黄色のカーネーション」と「複数色のカーネーション」。黄色のカーネーションは『軽蔑』や『嫉妬』、複数色のカーネーションは『私はあなたの奴隷になる』という花言葉があります。

逆にレインボーカラーのカーネーションの花言葉は『感謝』、画像のようなオレンジのカーネーションは『情熱』という花言葉。青いカーネーションには『永遠の幸福』という花言葉があるんです。

すずらんの花言葉は『幸福の再来』または『幸福の訪れ』。他にも『純粋』や『愛らしさ』など、前向きな花言葉が並びます。

他の花のように大きな花束にすることは少ないので、鉢物や一輪挿しで楽しむとより美しさを引き立てることができます。

薔薇の花言葉は色によって変わってきますが、面白いのは「薔薇の葉」には『希望』、「薔薇のつぼみ」には『愛の告白』、「薔薇のトゲ」には『不幸中の幸い』と、花以外にも花言葉があることです。

定番の赤には『愛情』という花言葉が付けられています。画像のような「ブルーローズ」は『神の祝福』と『奇跡』、人工色ですがレインボーローズは『無限の可能性』という花言葉があります。黒薔薇だけは『嫉妬』などマイナスの花言葉ですのでご注意を。

特殊なところでは「つぼみ3本＋開花1本」で『あのことは永遠に秘密』という意味になるんです。

柔らかい花びらが幾重にも重なるトルコキキョウの花言葉は『永遠の愛』。女性に贈る花としては申し分ない花言葉です。

白いトルコキキョウは『変わらぬ美』、ピンクは『優美』、紫には『希望』とそれぞれ花言葉があるので、トルコキキョウだけの花束を作る場合は色の配分に留意すると良いですね。

ユリといえば美人に例えられる花のひとつで、色や品種による花言葉も麗しいものが多いのが特徴です。ユリそのものの花言葉は美しさを象徴する『純潔』と、凛とした佇まいを象徴する『威厳』です。

赤とピンクの花言葉は『虚栄心』ですが、黄色の花言葉『陽気』、オレンジの花言葉『華麗』『愉快』などと組み合わせるなどすれば意味も薄れ、色合いも美しい花束になります。

白の花言葉『無垢』、カサブランカの花言葉『高貴』『祝福』は婚礼などのお祝い事にぴったりです。

ブーゲンビリアの花言葉は『情熱』『熱心』『あなたしか見えない』と熱を帯びたものばかりです。

ブーゲンビリアが太陽の元で咲くこととや鮮やかな花色から連想された花言葉で、気持ちの高ぶりを伝えるのに最適な花といえます。

ブーゲンビリアには品種や色による花言葉の区別はなく、すべてに共通の花言葉となっています。

ひまわり花言葉は愛情に関するものが多いのです。これはギリシャ神話が由来となっているためで、『あなただけ見つめている』『愛慕』『熱愛』など特定の異性への贈答に向いた花言葉が並びます。ヒメヒマワリには『誘惑』という花言葉もありますので贈る相手には気を付けて。

その一方で『崇拝』『憧れ』『光輝』といったようなひまわりの生態に関連して生まれた花言葉もあり、職場で同性に贈る花としておすすめの一面もあります。

アンスリウムはアンセリウムともアンスリュームとも呼ばれます。補色（反対色）に近い葉と花色の組み合わせを持つためか、花言葉は『煩悩』『恋にもだえる心』。なんとも悩ましい花言葉です。

白いアンスリウムは『熱心』、ピンクのアンスリウムは『飾らない美しさ』、赤のアンスリウムは『情熱』と、色によって花言葉に若干の違いがあります。

りんどうは花色による花言葉の区別がないのですべて共通になります。『誠実』『正義』『悲しんでいるあなたが愛おしい』という花言葉なのですが、ここでの「愛おしい」は身内など親しい人以外に使うのは避けたほうが無難です。

りんどうの深い青色は秋色の花と相性がいいので、りんどう単体の花束よりは他の花と組み合わせてカラフルな花束にするほうが色映えが美しくなりますよ。

菊はお盆の供花としての印象が強いですが、意外にも花言葉は『高貴』『高尚』『清浄』など気品に満ちたものが多いです。

黄色には『高潔』『わずかな愛』、白には『誠実』『真実』という花言葉があり、変わったところでは「濃色の菊」は全般に『私を信頼してください』という花言葉があるんです。

卒業シーズンに先輩に渡す花によく取り入れられているガーベラ。花言葉は『常に前進』『チャレンジ』『希望』など、明るい未来を暗示するものが多いためなのでしょう。

ピンクは『崇高な美』『崇高な愛』、黄色は『究極の美』『究極の愛』、オレンジは『我慢強さ』、白は『律儀』などなど極めるイメージが強い花言葉なのは面白いですね。

ダリアの花言葉はいい意味の花言葉と悪い意味の花言葉があるので、注意を払う必要があります。

悪い意味の花言葉は『裏切り』『移り気』。悪い意味の花言葉はナポレオンの妻、ジョゼフィーヌに由来します。逆に、良い意味の花言葉は『感謝』『華麗』『優雅』。こちらはダリアの性質がそのまま花言葉になっていますので、ぜひこちらを使いたいものです。

ダリアを贈るときは、必ず良い意味の花言葉をメッセージとして添えることを強くおすすめします。

ブバリアともブバルディアとも呼ばれるこの花の花言葉は『清楚』『上品』。見た目そのままの花言葉です。ブバリアは品種や色に関係なく花言葉が同じ花でもあります。

女性に贈る花にこの花を入れ、意味を積極的に伝えれば相手の印象は間違いなく良くなるでしょう。

シクラメンは下を向いて咲くことから花言葉は『はにかみ』『内気』『遠慮』などややネガティブなものが多いです。花の色別に見ても、赤は『嫉妬』、ピンクは『憧れ』、白は『清純』と内に秘める花言葉が並びます。

そんな中オススメな花言葉は「絆（きずな）」。これは、寒い冬に家族が集まるリビングに置かれることが多い花であることから来ています。

ポインセチアの花言葉は「花の色」ではなく「葉の色」で変わってきます。定番の赤は『祝福』『聖なる願い』『聖夜』。どれもクリスマスを指す言葉ですね。

ピンクは『思いやり』白は『慕われる人』という花言葉もあります。日照時間を調整するなど丁寧に育てれば、画像のような10年ものの大株になるんですよ。

デンファレの花言葉はカップルや夫婦、上司などにメッセージとして送る花に向いています。

デンファレは「デンドロビウム」という種類のひとつなので、デンファレの『有能』『お似合い』という花言葉のほかに、デンドロビウムの花言葉である『思いやり』『天性の華をもつ』を花言葉として贈ることも可能です。

花言葉は国によって違っていることがよくあります。花自体のイメージも国によってさまざまなので、取り上げてご紹介したのはごくごく一部です。

花言葉だけでなく、「〇〇さんはこんなイメージ」とお花を選んでもらうのも嬉しいものですから、贈るほうももらうほうも、花言葉に神経質にならないようにしたいものですね。