ユキヤナギの花言葉
ユキヤナギの基本情報
英名 | Thunbergs spirea |
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学名 | Spiraea thunbergii |
別名 | ユキヤナギ、コゴメバナ、イワヤナギ |
科 | バラ科 |
属 | スビラエア(シモツケ)属 |
季節 | 3~4月 |
花色 | 白 |
ユキヤナギの特徴は?
漢字では雪柳と書きます。日本においても古来より長きにわたって愛され続けてきた、春に咲く花木です。葉の形状がヤナギに似ていること、また花が降り積もる雪のように白くふわりと咲き誇るためにユキヤナギと名付けられたと言われています。他にも、花の様子を米粒に例えてコゴメバナ(小米花)・コゴメヤナギ(小米柳)と呼ばれることもあるそうです。
花が咲く春先~春になると、小さく可憐な花びらが穏やかな風にあおられて舞い散る様子や、歩道などの一面を真っ白に染め上げる様子に春の風情を感じることができます。中国原産という説もあるものの、日本原産という見方が強く、本邦で古来から愛で続けられてきた馴染み深い花であると言えるでしょう。しかし、そのユキヤナギも石川県で絶滅危惧I類への指定を受けるなど、地域的には絶滅が危惧される状況となっています。
ユキヤナギはいつの誕生花?
2/27生まれの有名人
徳永英明
中村うさぎ
ユキヤナギの名前の由来って??
属名であるスピラエアは「花輪、渦巻き」を意味するギリシア語”spiera”に由来するとされ、スピラエア属のある種の植物の枝が花輪の材料とされていたことにちなんでいると言われています。
ユキヤナギの魅力
多数の枝を茂らせ、その枝や株元までも覆い隠すほどの花を一面に咲かせます。放射状の弧を描きながら伸びた枝に、白く可憐な花がつく様子はさながら雪景色を見ているかのようで心が澄んでいきます。花が咲く時期が春であるというのも趣深い点の一つでしょう。
ユキヤナギはとても育てやすいという特徴も魅力です。日当たりと風通しの良い場所に植えさえすれば、後はごく基本的な手入れをするだけで枝がすくすくと伸びていきます。あまりに成長が旺盛なため、見栄えを整えるための剪定が必要になる場合もありますが、少なくともかいがいしく世話をしてあげなくとも毎年のように花を咲かせてくれるというのはユキヤナギの良い点と言えるでしょう。
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ユキヤナギを贈ろう
小ぶりながら白が映える、美しい花を咲かせてくれるユキヤナギは贈り物にするにも適しています。開花する春先はプレゼントをする機会の多い季節であるという意味でも、良い贈り物となってくれるでしょう。ひとたび植えれば、植えっぱなしでも育ってくれることの多いユキヤナギですので、気付けば贈る相手のお庭で春の代名詞となってくれるかもしれません。
花言葉からすれば女性に贈るのに向いているかも知れませんが、そこにこだわり過ぎずとも、美しい花で万人を癒してくれることでしょう。ただ、大きめの花木ということもありますので、苗で贈る際には花屋さんから直接郵送してもらうなどの方法が適していると考えられます。