ホオズキの花言葉
ホオズキの基本情報
英名 | Chinese-lantern plant |
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学名 | Physalis alkekengi var. franchetii hort. |
別名 | ホオズキ |
科 | ナス科 |
属 | ホオズキ属 |
季節 | 7~9月 |
花色 | (花)黄、(実)橙 |
ホオズキの特徴は?
「酸漿」と書いてホオズキと読みます。ホオズキは、初夏に花が咲き、花後に赤い実をつけます。この赤い実の袋部分はガクが大きく発達したもの。袋の中に小さな果実ができます。
ホオズキには、食用とされるものと観賞用のものがあります。ヨーロッパでは食用のホオズキがポピュラーな存在で「ストロベリートマト」と呼ばれています。青リンゴを思わせる酸味のある甘味を特徴とするビタミン豊富な果実です。一方、わたしたちがホオズキ市などでよく目にするのは観賞用の赤い園芸種。こちらは食べることができません。
ホオズキはいつの誕生花?
8/12生まれの有名人
姜尚中
貴乃花光司
ホオズキの名前の由来って??
ホオズキの属名「フィサリス」Physalisは、ギリシャ語でふくれたものという意味の「physa」が語源です。ホオズキは、花が咲き終わると提灯のような膨らんだ嚢状の袋に入った果実をつけます。萼(ガク)が大きくなった袋部分は、専門用語で宿存萼と呼ばれます。このふくれた萼の姿にちなんで名づけられました。
ホオズキの魅力
初夏に花が咲き、真夏のお盆の時期にふっくらとした赤い実をつけるホオズキ。夏には各地でホオズキ市が開かれ、日本人にとっては夏の風物詩でもあり、郷愁を誘われるのではないでしょうか。ホオズキは、日本文化と深くかかわっています。すでに平安時代には薬草として珍重され栽培されていました。また、提灯のような赤い実は、使者を導く提灯とされ、お盆に仏花として飾られてきました。
和の雰囲気を持ち、可愛らしさもあるホオズキですが、花言葉は「偽り」「ごまかし」というちょっとありがたくないもの。袋が大きくふくれるので、果実も大きいと期待して開くと実は小さな実で苦くて食べられないことから、偽られ、ごまかされるという花言葉になったと言われています。確かに、ホオズキの真っ赤にふくれた実は、触れてみたり、中を開いて確かめたくなるような、人を惹きつける不思議な魅力がありますね。
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ホオズキを贈ろう
日本の夏の風物詩ともいえるホオズキ。初夏の青い実も、夏の盛りに真っ赤に色づく実も可愛らしく、和風ギフトにホオズキの鉢植えはいかがでしょうか。また、食用のストロベリートマトの苗や栽培セットは、お子様のいる家庭などへのプレゼントとして喜ばれそうです。