ヤマブキの花言葉
ヤマブキの基本情報
英名 | Japanese rose, Jew's mallow |
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学名 | Kerria japonica |
別名 | オモカゲソウ |
科 | バラ科 |
属 | ケリア属 |
季節 | 4~5月 |
花色 | 黄 |
ヤマブキの特徴は?
漢字での表記は山吹と書きます。鮮やかな花をたわわに育った株一面に咲かせ、晩春を彩ってくれます。明度の高い黄色やオレンジ色の花と表現されたりもしますが、色名帳に山吹色として掲載されるほど個性的・独特でよく目立つ色の花をつけます。過去の貨幣である大判、小判も山吹色と呼称されたりします。
国内でも長くにわたって親しまれてきている花であり、古くは『源氏物語』や『万葉集』などの文化・芸術の世界にも何度も登場しています。
ヤマブキはいつの誕生花?
5/28生まれの有名人
立花隆
中沢新一
ヤマブキの名前の由来って??
ヤマブキの属名であるケリアは英国にあるキュー植物園の園芸家・植物学者であったウィリアム・ケル(カーとも、?~1814年)に由来すると言われています。ヤマブキという名前については諸説ありますが、「山に生えて、蕗(フキ)と似ている美しさを有すること」から、または「山で生育し、風になびいて枝が揺れる(振れる)様子を山振り(ヤマブリ)と称したこと」から、とする説があるようです。
ヤマブキの魅力
ヤマブキがつける山吹色の、特徴的で美しい花は日本でも古くから親しまれていました。そのことは『万葉集』などの例だけでなく、数々の逸話によっても裏付けられています。また、ヤマブキが春の季語となっていることからも、古くから人々の心に根付いた存在であったことがうかがい知れます。
ヤマブキには八重と一重の二種類がありますが、八重は実がつかないことなどから手入れが簡単で、育てやすいとして広く栽培されています。また、枝の剪定や直射日光を避けるなどの配慮こそ必要なものの、ヤマブキ自体が耐寒性が高いなど強健であるために比較的容易に栽培が可能で、かいがいしく世話をせずとも毎年美しい花を見せてくれます。
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ヤマブキを贈ろう
古くから、その美しさを楽しまれてきたヤマブキは贈り物にするのに適しています。毎年、暖かくなってきた頃に可憐な花をつけてくれるので、春の陽気と共に贈った相手へ癒しを届けてくれることでしょう。また、初めに植える場所にさえ気を付ければ、さほど手間をかけずとも順調に根付いてくれるという特徴があるため、贈られた側としても大事にしやすく喜ばれやすいと言えるのではないでしょうか。
花言葉からすれば恩師など敬愛する相手に贈るのがおすすめの花ですが、そこにこだわり過ぎなくても、春に鮮やかな花を咲かせるということで、出会いや別れなど様々なプレゼントの機会のある季節に、贈り物とするにはピッタリの花です。ただし、枝の剪定や実をつけるものもあることから考えると、少し余裕のある庭をお持ちの方にプレゼントするのが最適かも知れません。